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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

たーさんさんのレビュー一覧

投稿者:たーさん

12 件中 1 件~ 12 件を表示

まあ、何も言わず読んでみてください

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書はノンフィクションである。しかし、凡百のフィクションを寄せつけないほどドラマティックである。
 解読不能とされた暗号も、いつしか解読される。数学的に不可能とされたものでさえ、である。完璧ではありえない人間が取り扱う限り、避けられないことなのだ。そこに、ドラマが生まれる。
 暗号の物語は、「作成側」と「解読側」の応酬である。タイトルのとおり、本書のドラマは「解読側」を中心に進められる。ところが、終盤になると突然、「作成側」にドラマが移る。これが意味することは…あとは、まあ、読んでみてください。これ以上言うのは無粋というものです。
 翻訳本であることを感じさせない日本語訳はお見事。暗号の実例説明は難しい部分もあるが、必ずわかりやすい「たとえ」でフォローされているところが心憎い。

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「リッチー」と聞いただけで冷静さを失うんです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 リッチー・ブラックモアをこよなく愛する人たちによって書かれた本であり、それに対する、リッチーにハマった私による書評であるため、いささか公平性を欠くことをご容赦願いたい。
 レインボーは、コージー・パウエルを筆頭にロック界の巨人達が在籍したスーパー・グループであった。その中で、リッチーは常にグループの中心であり、そのギター・フレーズの一つ一つが聞き逃せない。まさに「教祖のお言葉」のようなものだ。
 しかし、リッチーというお方は、バンドのメンバーをいとも簡単に「首切り」した。どのアルバムを取っても、前作と同じメンバーということは全くないのである。普通に考えれば人道にもとる行為であるが、本書は豊富なインタビューを基に、きわめて好意的に解釈する。これでよい。リッチーの魔力に取り憑かれた者にとって、もはや冷静な判断など必要ないのだ。
 日本公演の再現まで盛り込まれた、うれしい内容。10年近く前に出版された本であるが、古さは全然気にならなかった。まだ読んでいないというマニアの方はもちろん、これからリッチーを聞いてみたいという方にも、おすすめしたい。

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紙の本漢字と日本人

2002/01/10 00:21

おすすめの一冊です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 久々によい本に出会った。
 日本人は、独自の文化が未成熟な時期に、中国の成熟した文化を、「漢字」と同時に受け入れてしまった。その受け入れた文化は、漢字と一体不可分のものとならざるを得なかった。これがすべての始まりとなり、以後、明治の西洋文明導入時における大量造語へと続く。本来日本語に合わない漢字であるが、それが文化、概念といったものと既に一体化してしまっている以上、捨てることは不可能である。この結論に向かって、著者はきわめて明解かつ自然に、読者を導いてくれる。
 日本語における漢字の厄介さを認識させてもらったと同時に、自分より優れていると見るやプライドもなく取り入れ、それを日本式に作り変えてしまうあたり、良くも悪くも日本人の特質だと感じた。当用漢字、常用漢字で育った世代にもわかるよう、きわめて丁寧に書かれている。ぜひともご一読を。

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ウンコに学べ!

2002/07/13 11:28

「目からウロコ」でした。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ウンコに対する嫌悪感というのは、人間に自然に備わっているものと思っていた。そんな私にこの本は、強烈なパンチを食らわしてくれた。
 ウンコは古くから優秀な肥料として用いられ(実際に金銭での取り引きまで行われていたという。)、環境における「循環」に人間を極めて健全な形で位置付けていた。その中でウンコに対する信仰めいた感覚まであったという。
 こんなウンコまみれの社会は「不潔」な気がするが、例えば伝染病が流行するのは人間がウンコの処理を誤ることによる病原菌の増殖が原因であって、決してウンコそのもののせいではない。環境の中に適切に位置付けられれば、決して不潔なものでないばかりか、人間に、そして環境に多大な恩恵をもたらすものなのだ。
 トイレの水洗化が進行し、ウンコを目の前からできるだけ早く抹消したいという感覚が当然になってきているわれわれにとって、まさに「目からウロコ」の内容である。
 ただ一つ残念だったのは、最終章の環境教育云々の箇所。著者の持論としてどうしても入れたかったのだろうが、それまでの内容とのつながりがどうも不明瞭である。「郷土芸能を学ぶ子供たち」がなぜ突然に飛び出してくるのか、理解に苦しむ。この章までのところで既に本書は誠に素晴らしい思考材料を提供しており、後は読者が色々と思索をめぐらせばよいと思う。

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紙の本お言葉ですが…

2002/02/18 00:42

存分に「高島節」をお楽しみください

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 近著『漢字と日本人』は、著者の持論を明解な論理で述べきった秀作であった。それに対し本書は、連載コラムの寄せ集めであり、一貫した流れなどありもしないが、その代わり「高島節」を存分に味わえる。
 各コラムの内容は様々であるが、著者の姿勢は一貫している。それは、日本語へのこよない愛着に他ならない。だから、日本語を醜悪に、あるいは非合理的に変える動きには、容赦なく「高島節」が炸裂する。
 本書を「日本語豆知識」的に読むだけでは実にもったいない。ぜひとも、上記の著者の姿勢を読み取ってください。

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無限への挑戦、あざ笑う神

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 前半は何とか理解できた。途中から、理解はできても直観が通用しなくなった。最後のあたりは、理解さえできなかった。高3で数学を断念した私にとっては、こんなところである。
 とはいえ、この本が数学者のみを対象としたものでないことは明らかである。主たる内容は「無限」を追求していった天才数学者たちの足跡であり、数学的内容の理解にかかわらず、私のような一般読者にも十分読み進められるものであった。
 読み終えた今、人間の理解を超えたものの存在を感じざるを得ない。カントールやゲーデルといった天才たちが、これに近づこうと試みた。結果はどうだったか? 近づいたかどうかさえ判断ができない。むしろ、近づこうとするほど相手が遠ざかっていくような感覚さえ覚える。
 神仏とは縁がないと思っていた私が、「神」というものを意識せざるを得なくなった。それも、神仏とは最も縁がなさそうな数学を通して、である。
 

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「数学書」とはちょっと違います。

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 タイトルを見て、「数学再入門」のような内容を期待して読み始めた。ところがいきなり、古代イスラエルの宗教から話が始まる。正直言って面食らってしまった。以後、話題は数学のみならず、形式論理学、自然科学、物理学、経済学等々誠に多彩かつ、神出鬼没。
 こんな風に説明すると何のことやらわからないが、とにかくこの本を貫くテーマは、形式論理学を味方につけ最強の学問となった数学の効用。物事の真偽を本当に100%証明できるのは数学の方法だけであり、他分野においても現に採用され、強力な武器となっているのだ。
 数学教育の質を落とそうとする最近の流れに反対する著者の意見に賛成したい。受験以外に目的を見出せない現状をまず問題とすべきである。数学を学ぶことに大変な価値があることに気づかなければならない。
 なお、多種多様な内容を一気に読ませる著者の力量には感服させられる。時に、ちょっと短絡的ではないかと思わせる箇所もあるが…(限られた紙幅ではいたしかたないか?)。

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プログラミングしようとは思ってませんが…

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 パソコンは一応使えるが、その中身はブラックボックス…そんな一般ユーザーの一人として読ませてもらった。
 これまで、プログラマというのは何となく凄い人たちだと思っていた。いや、その気持ちに変わりはないのだが、それ以上に、パソコンという機械が途方もない作業をしていて、今やプログラマでさえその助けを借りていることを知らされたのである。
 この本自体は、プログラマ向けに書かれたものであり、一般ユーザーには難解だ(もっとも、「圧縮」の仕組みの説明などは面白く、わかりやすかった)。しかし、読破すれば、相変わらずブラックボックスではあっても、パソコンを前にした時の感覚が変わるであろう。

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寄生虫マニアにはちょっと不足

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 私は何ゆえか寄生虫というものに興味がある。それゆえ、タイトルに惹かれて読んでみたというわけである。
 全編が寄生虫の話ではない。「健康豆知識」的な内容であるが、著者の言わんとするところは、最近の行き過ぎた清潔志向への警告である。とはいえ、不潔を勧めるわけではない。これだけは気をつけるべきという事柄をしっかりと押さえている。
 一般的にお薦めしたい本ではある。しかし、寄生虫への興味を満足させるには少々不足であった。
 それと、ちょくちょく出てくる駄洒落は何とかならないものか。最初のうちは我慢できたが、最後はうんざりであった。

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紙の本大正時代の身の上相談

2002/04/07 23:48

人間って進歩してないんですねえ。

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 大正時代の新聞に掲載されたお悩み相談である。同情させられるものあり、こいつ一発蹴りを入れてやろうかというものもありで、結構楽しませてもらった。
 現在との時代のギャップ的な部分で笑えるのだろうと思っていたらそうでもなかった。基本的な感覚的としては、現在の我々とほとんど変わりないのである。変わったのは周囲の生活様式だけであって、根本的な部分は、もしかしたら太古の昔からそのままなのでは…と思ったり。
 それぞれのお悩みに付けられた編者のコメントは全体にスパイスの効いたいいものであるが、終盤、的外れなものが続く部分があるのが残念(この部分だけ書いた人が違うのかな?)。

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「わかりやすい」というのは…

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 嘱託登記の一通りの事項・事例について列記した内容であり、決して初心者に「わかりやすい」書き方ではないと思う。各項目を掘り下げて解説しているわけでもなく、どちらかと言えば「ハンドブック」と称するのがふさわしい。問題に直面した時に、取っ掛かりとして使うにはよいだろう。
 ただ、いかにも研修配布資料をそのまま流用したような、奇妙な表現の部分があること、また、申請書記載方法の説明で、全く同文の注釈が何度も繰り返される点が残念。

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文系人間にはちょっとキツイかな…

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 スリーブバルブ、航空ディーゼルという2つのエンジンに対し、技術者達が将来を担う技術として真剣に挑み、(一部の成功はあったものの)ことごとく敗れ去って行った物語である。
 ここまでの文章でもし読んでみようと思った方、しばらく思いとどまってほしい。著者はできるだけわかりやすいように心掛けたそうだが、本当に技術屋さんのための本である。エンジンのイロハもわからない私には、本書の内容の1割も理解できたかどうか…。
 著者の言わんとするところは、これら2つのエンジンにまつわる失敗を教訓とした、技術者のあり方である。極度に情報化が進行した現在、これらのような失敗はますます許容されにくくなっている。これは、エンジン業界に限られたことではない。
 資料収集、取材等大変な年月がかかったであろう、非常に熱意の感じられる著書である。書評の1つ星は批判ではなく、私の理解度そのものである。

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