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ひろぐうさんのレビュー一覧

投稿者:ひろぐう

122 件中 1 件~ 15 件を表示

ポストモダン的寓話と19世紀的物語の絶妙な融合

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 『ガープの世界』と『サイダーハウス・ルール』のあいだに位置する本作は、出世作である前者のヴォネガット的寓話世界を一層ソフィスティケートさせ、後者の19世紀ディケンズ的「物語」のリニアで明快な小説世界へとつながる好編だと思います。スタイルの模索による橋渡し的作品という意味ではなく、両者の良いところを取ったような感じです。ちなみに、これら三作はいずれも映画化されています。
 『ガープの世界』同様、この作品も「こんなヤツいない。そんなことあるわけない」のに、現実以上にリアルで生き生きとしています。レイプ、近親相姦、同性愛、暴力、死、といったグロテスクで過激なテーマやエピソードにもかかわらず、独特のやさしさ・ユーモア・哀しみが横溢していて、ギラついた生々しさが感じられないというアーヴィング特有の寓話的世界が展開されるのも同様です。
 まず、主人公一家のキャラの個性が強烈です。夢にしか生きられない父親、ホモの長男、互いに恋する姉と弟の主人公、小人症の次女と難聴の三男、そして、死んでから剥製となって存在感を増していくペットの犬。脇役もまた強烈で、ひとりとして「まとも」な人間はいないといってもいいくらいです。しかし、それがレイプ犯であろうと大量殺人を計画するテロリストであろうと、だれひとり憎めない。人間や生き物に対する哀しくも愛しいという、この作者の優しい視線を感じ取ることができるからです。
 本作がよりソフィスティケートされたという印象は、前作にはなかった静かな諦観のようなものが流れているように感じたからでしょうか。加えて、意味が掴めそうで掴めない寓意・アレゴリーに充ちていて、ある意味では難解な部分もあるのですが、全体のストーリーとしては平易・明快で、リーダビリティが増しているということもあるのかもしれません。とにかく、「いい小説を読んだ」という豊かな充足感を与えてくれる一編でした。(→ホームページ)

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紙の本ガープの世界 上巻

2002/05/28 12:28

奇妙だが不思議にリアルな小説世界

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昔読んだ『ガープの世界』を、どんな話だったっけとパラパラとめくってたら、やめられなくなってしまった。確か映画を(レンタルビデオで)観て、それから原作を読んだと思うんだけど、それほど強い印象は受けなかったように思う。しかし、いま読み返してみると、この本の凄さ・尋常でなさがよくわかる。現代の『カラマーゾフの兄弟』、と言うと「ぜんぜん違うよ」と叱られそうだし、文学的・思想的な深遠さは比ぶべくもないかもしれないけど、「こんなやついない。そんなことあるわけない」というユニークな登場人物やエピソードなのに、現実の人や出来事よりもリアルで真実味があるという点では共通するものがあるように思う。メインストーリー自体は通俗的ともいえる古典的な「物語」であるところも共通している(注意深く読むとミステリ並の精緻な伏線が張られているのがわかる)。よくもこれほどと思うくらいにぎっしりと詰め込まれた数々のエピソードは、過激なくらいの暴力やセックスや社会批判に満ちているのだけれど、不思議なやさしさ・哀しさ・おかし味が流れていて、まったくギラついた感じがしない。リアルとユーモアとのバランス感覚(洗練されすぎて上っすべりしていないのがいい)が絶妙で、いつまでもガープの世界、彼の言う「笑いが私にとっての宗教なのです」という小説世界に居続けたいと思ってしまう。とにかく、奇妙だけれど現実の人間以上に魅力的で忘れがたい「生きている」登場人物に出会うだけでも、この本を読む価値がある。

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紙の本幻の女

2002/02/06 18:00

徹夜必至のジェットコースターサスペンス

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 妻とのちょっとした口喧嘩がもとで、ひとり夜の街にさまよい出た主人公。彼はたまたま立ち寄った酒場で、ひとりの見ず知らずの女と出遭う。ふたりは一夜限りの友人として食事をし、ショウを見物するという取り決めで、行動をともにする。女と別れ、自宅に戻った彼を待ち構えていたのは、無惨に殺害された妻の死体と、彼に疑いの目を向ける刑事たちだった…。
 主人公のアリバイを証明するのは、あの見ず知らずの女性だけ。しかし、いくら捜しても彼女の姿は見つからない。しかも、ふたりを目撃しているはずのバーテン、タクシー運転手、ボーイ、劇場の支配人など、ことごとくの人間が、その女の存在を否定するのだ。「いいえ、お客さんはおひとりで、お連れの方はいらっしゃいませんでした」。
 “幻の女”の謎をめぐる強烈なサスペンス。“夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった” という有名な書き出しに象徴されるような濃密なムード。チクタクと音が聞こえてきそうな、迫り来るタイムリミットの緊迫感。読み始めたらやめられないジェットコースター小説の古典的傑作といえるだろう。
 ただ、謎の不可能性を高めるために、解決の論理性やリアリティをかなり犠牲にせざるを得なかった部分もある。しかしまあ、これだけハラハラドキドキ楽しませてくれたんだから文句は言えないだろう。

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紙の本サイダーハウス・ルール 上

2002/05/28 12:36

「物語」世界の心地良さ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『ガープの世界』を読んだ後では、「まとも」なお話という印象を受けるかもしれない。『ガープの世界』も、小説的には古典的ともいえる物語性を有していたけれど、本作はそれをより一層明確に打ち出した作品といえるだろう。登場人物も前者を読んだ後では、驚くほど「普通」の人たちに思える。主人公が孤児院の出身という類似性や、作中にもたびたび引用されることでわかるように、作者が範とするディケンズ的な「物語」を現代小説の中に蘇らせようとした意欲作といえるかもしれない。テーマ(ここでは「堕胎」)も明解で、ストーリーも主人公が生まれてから年を取るまでのリニアな展開になっていて、ディケンズやデュマのような「物語」が大好きな僕にはピッタリとくる小説だった。登場人物も相変わらず超魅力的で、重いテーマにもかかわらず、抑制の効いたユーモアと、独特のやわらかな光に満ちた世界観が、これまたいつまでもこの小説世界に居続けたいと思わせる心地よい時間を与えてくれる。

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紙の本利腕

2002/02/08 19:08

シリーズ白眉の傑作

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 こんなにラストがスッキリとした話は久しぶりだ。ストーリーそのものが、それほど飛び抜けて素晴らしいというわけではないが、『大穴』の続編として、随所でソフィスティケート&パワーアップされている。たとえば悪役。そのどぎつさは相変わらずだが、リアリティがあって漫画的な印象は少ない(えげつない行為はプロに任せることにしたことが奏効)。
 それに、サブストーリーの詐欺事件での元妻との葛藤をからませる手際や、気球レースへの飛び入りで追跡を逃れる場面での、絵画的なイマジネーションを喚起させて忘れられない印象を植え付けるテクニックなど、心憎いばかりの技量だ。
 特に主人公のシッド・ハーレーのくっきりとした人物造型が素晴らしい。現実的には彼ほどの自尊心や克己心を持つことは裏腹で、一歩間違えれば不寛容で思い上がった人間になる危険もあるのだが、(冒険)物語のヒーローとしては、これくらい輪郭の太い人物を描いてほしいと思う。

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紙の本死者の書

2002/02/07 15:09

キャロルの基本はやはりこれ!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 これまで読んだキャロル作品の中で一番のお気に入りは、この次の『我らが影の声』だけど、キャロル未体験の人にどれか1冊を勧めるなら、このデビュー作を強く推したい。
 この人の作品は、できれば発表された順番に読んでほしい。前の話に出てきたキャラやエピソードが、後の話にも登場したりするという理由もあるけど、この処女作にはキャロル独自のスタイルとか、読者を驚かせる彼の手法の典型のようなものがすでに確立されていて、「あ、これはいつものキャロルの手だな…うっ、でもやられた〜!」みたいな楽しみ方ができるからだ。
 何より素晴らしいのは、この処女作が、これまでに誰も書かなかった(書けなかった)ようなユニークな作品だということ。いや、それより一行一行の文章や会話が洒落ていて、小説を読む楽しさをこころゆくまで味わえるだろう。

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紙の本警察署長 上

2002/02/06 17:35

ジャンルを超えた傑作エンターテイメント

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 1981年のMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀処女長編賞を受賞していることもあり、ミステリとして紹介され読まれているが、これはジャンルを超えた歴史的な傑作ともいえる作品だろう。
 くっきりと描き分けられたリアルな登場人物。メインストーリーとサブストーリーがみごとに融け合った緻密ながら明快なプロット。壮大な人間ドラマと歴史ドラマが半世紀の長きにわたって繰り広げられる大河小説のような大口マンだ。その密度の濃さと、処女作とはとても信じられない完成度の高さには驚嘆するほかない。いったん巻を開けば、ページを繰る手ももどかしくストーリーの流れの中に没入して、しばし時を忘れさせてくれる。
 単なるエンタテイメントとしてだけではなく、「アメリカ」というものをこれほど象徴的に描いた作品は文学作品にもそう多くはないはずだ。アメリカ南部の縮図のようなデラノというスモールタウン。その三代の警察署長が織り成す人種的葛藤。アメリカンドリームの頂点ともいえる大統領への道を歩む男と、アメリカの悪夢ともいえる大量殺人犯のサイコ。世界中どこにもない、まさにアメリカの現実そのものが見事にドラマとして描き出されている。
 まあ、話に都合が良すぎる所があったり、通俗的だったりと、不満がないわけではない。しかし、そんな瑕など問題にならないほどの充足感を与えてくれるイチオシ作品だ。

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紙の本偽のデュー警部

2002/02/06 17:07

ユーモアと意外性に富んだ第一級のエンターテイメント

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 時代設定は1920年代だが、単なるノスタルジーのためではなく、それがプロットの重要な仕掛けにもなっている。ストーリーはイギリスで実際に起きたクリッペン事件や、チャップリンなどの実在の人物を巧妙に配して、ユーモアとサスペンスたっぷりに語られる。
 デュー警部はクリッペン事件を解決した実在の人物。船上で主人公が彼の名を騙ったところ、思わぬ殺人事件の捜査に駆り出されるのだが…。
 偽のデュー警部が事件を解決(?)していく過程の筋の運びが、ユーモアと意外性に富んでいてすばらしい。しかも、最後にあっと驚くような仕掛けも用意されていて、本当の意味ではひとりも探偵が登場しないのに、優れた本格物を読んだような充足感をおぼえる。読後感もさわやかな逸品。

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紙の本モンテ・クリスト伯 1

2002/02/06 16:41

「物語」の原初的な魅力

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 長大なお話で、読み始めるのにかなりの決心が要るが、いったん読み出すと面白くてやめられなくなる。
 主人公のエドモン・ダンテスは、同僚らの陰謀によって婚約披露宴の席で逮捕され、無実の罪で牢獄へ送られる。お話は、彼が苦心の末に牢から脱獄し、自分を陥れた人々に復讐を果たすまでの波瀾万丈の大ロマンだ。
 この話を読んでいると、現代の洗練された小説を読み慣れた私たちが忘れていた、「物語」のもつ原初的な魅力を思い出させてくれる。次にこの話はどんな風に展開するのだろう、窮地に陥った主人公がどうやって危機を脱出するのだろうと、手に汗にぎりハラハラドキドキするようなあの楽しさだ。

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早く第5巻が読みたい!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 結論から先に言えば、今回も期待を裏切らない素晴らしい作品でした。ちょっと値段は高かったけど、キッチリ元を取って、まだおつりがくるほどの満足感が得られました。このシリーズのスゴいところは、物語世界の設定やストーリーだけでなく、毎回新たに魅力的なガジェット(小道具)や魔法、キャラクタやイベントがふんだんに登場することです。ストーリーがどうなるのかということと共に、今度はどんなものが登場するのかということも大きな楽しみになっています。
 さて、お話の方はクィディッチ・ワールドカップや魔法対抗試合という大イベントを柱に華々しくスタートしますが、ストーリー展開はゆったりとした印象で、途中に少々もどかしく感じて「もう少し短くできたのでは?」と思ったりもしました。しかし、後半のヴォルデモードの復活という大クライマックスに至って、「いや、この長さだからこそ、これだけ盛り上がれたんだ」と納得しました。ラストには例のごとく、巧妙に配置された伏線の解決と大どんでん返し! そして次作の展開が待ち遠しくなるような余韻を残して終わります。
 ハリーのラブストーリー云々というのがほとんどなかったのは残念でしたが、この巻ではハリーとロンの仲たがいなど、主役トリオのあいだに思春期ならではの人間関係の葛藤が展開したります。マスコミや役人に対する痛烈な諷刺をはじめ、子供向けの本にしては暗く重いエピソードが多いとの声もありますが、「たいていの場合、真実は嘘に勝る」というダンブルドアの言葉は、そのまま作者ローリングの信念でもあるのでしょう。

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紙の本風と共に去りぬ 1

2002/11/25 21:40

キャラの魅力も、お話の面白さも最高!

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 はい、すいません、未読でした…と思わず謝りたくなるほど。いやー、面白かったです。文庫で5巻の長大な物語ですが、『モンテ=クリスト伯』同様、読み始めたらその物語世界に没入して、思わず我を忘れてしまうほどの強力なものでした。
 まず、なんといってもキャラクタの魅力! 個性の強烈さでは、スカーレットに及ぶヒロインはいないでしょう。そのヒロインに真っ向から勝負?を挑む、彼女に負けず劣らず強烈なレット・バトラー。そして、善良で知的でナイーブなアシュレとメラニー。この4人の主人公を中心に、血と肉をそなえた個性的でリアルな登場人物たちが複雑に絡み合いながら、ラブストーリーを縦軸に、南北戦争という激動の歴史を横軸に、壮大な物語が展開します。
 読む者は登場人物たちを愛し、憎み、共感し、反発しながら、共に泣き、笑い、怒り、激動の時代を生き、タラやアトランタの空気を呼吸しているような気持ちになります。南部人の視点から書かれているので、多少は斟酌しないといけないでしょうが、南北戦争や奴隷解放といった歴史に関しても、これまでの認識を大いに改めさせられました。文学的な浅さを批判されることもあるようですが、逆に余計な文学的・哲学的考察がないからこそ、純粋にストーリーで読ませ、感銘させるだけの強さがあるのだと思います。
 原作を読了したあと映画も観ましたが、仕方がないこととはいえ、やはりかなりストーリーが端折られ、脚色されていて、印象的なキャラクタも割愛されていたのが残念でした。映画は映画として、またひとつの素晴らしい作品だと思いますが、まだ原作を読んでいない方はぜひ読まれることをお勧めします(→ホームページ)。

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物語も佳境で、いよいよ面白い

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シリーズ三作目の本作は物語も佳境に入り、ストーリーも小説世界も作者の筆も一段と成熟したという印象です。第ニ作ではハリーのスーパーマン的要素が減り、より等身大のキャラに近づいた感じでしたが、ここではさらに弱みや失敗、悩み苦しみなどをさらけ出します。そしてそれと戦って成長していく姿が描かれます。ハリーは13歳になり、彼自身の思春期の葛藤と、はじめて詳しく描かれる父親とその友人たちの学園時代のエピソード(スネイプ先生がハリーを憎む理由も明かされる)が交差して、より深い物語が紡ぎ出されています。今回は前ニ作にあったような宿敵との対決による派手なラストの活劇はなく、完全なハッピーエンドとは言えない解決のしかたで終わります。しかしそのあたりも、次作以降の展開と、より一層成長したハリーの姿を期待させてくれます。かなり長い話で、一見地味な印象を受けますが、ストーリーの芳醇さ、小説としての完成度はこれまででは一番といえるかもしれません。

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紙の本火車

2002/06/02 22:28

退屈させない面白さ

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純粋に面白かったです。巻措くあたわざるというか、謎やサスペンスが魅力的で出し方がうまいので、長い話だけど退屈することはありませんでした。ローン地獄がテーマの社会派サスペンスですが、キャラクタが“柔らか”でチャーミングなこともあって、それほど重くは感じませんでした。本格物のつもりで読むとラストに不満が残るかもしれませんが、アンチ本格派の僕としてはOKでした。ただ、キャラクタにリアリティが欠ける部分があって、ときおり後ろで操っている作者が見えてしまうようなところがあるのと、少々説教くさい部分が鼻についたりしますが、伏線の張り方など良く練られているストーリーが面白いので、ほとんど気になりませんでした。

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紙の本ハリー・ポッターと賢者の石

2002/06/02 22:11

読書する楽しさを再認識

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

全世界で空前のベストセラーになるのも頷ける、とてもいい本でした。ハッピーエンドで一応完結していながら、続巻を読みたくなるようなストーリー。細部まで丁寧に作りこまれた魅力的な物語世界。生き生きと命を吹きこまれた個性的なキャラクタたち。初心に返って、読書する楽しさをあらためて思い出させてくれました。

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紙の本嵐が丘 改訳 改版

2002/05/31 12:31

こんなお話ほかにはな〜い!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

確か中学生くらいの時に図書館で読んだような気がするけど、いや〜しかしこんな話だったっけ? 読み始めたときは「なんじゃこりゃ」という感じだったのが、読み終えてみるとしばし茫然…、やはり唯一無比の名編であると納得した。もうほとんど「恋した女と結ばれなかった男の怨み」というだけのお話なのだけど、その狂気にも近い凄まじい迫力の情念の世界は、ラスト近くではゴーストストーリーやファンタジーよりもはるかにスピリチュアルな霊的世界を現出させている。とにかく、こんなお話ほかにはな〜い! というだけでも読む価値があります。

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