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ebimatsuさんのレビュー一覧

投稿者:ebimatsu

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本塩狩峠

2001/12/18 13:22

なぜ彼は死んだのか

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 当時つきあっていた彼はクリスチャンだった。その彼に薦められた本。ちょうど、「信仰」という彼の核の部分を共有できないことで寂しい思いをしていた頃だった。読んでみて驚いた。クリスチャンの話だと思ったのに物語の3分の2は、主人公はクリスチャンですらなく、それどころかキリスト教に懐疑的ですらある。
 共感できたのは、主人公が自分の母や妹、そして愛する人の信仰に対して踏み込めないでいること。距離を感じていること。それは、そのまま私自身に重なった。大切な人と大切なものを共有できないつらさ。
 後半、信仰を得てから「不可解な死」まで彼は一気に駆け抜けていってしまう。ここまで彼のとまどいに伴走した私を置いて…。なぜ、彼は死んだのか。その意味を知りたくて、私は教会の門を叩いた。

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紙の本いくつもの週末

2001/12/18 21:33

甘い苦行

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 ときには「どうして、こんなに違う人と一緒にいるのだろう」と思い、ときには「その違いこそがいとおしい」とも思う。まわりの夫婦を見ても、どうも自分とは「違う」人を選んでいる。わざわざ、そうしているかのように。「おんなじ」なら、どんなにか楽だろうに。どんなに「似たもの同士」に見える二人にも、当人たちしか知らない、超えられない違いがある。それが、結婚のありふれた現実。

 透明で、一方で激しい、そんな文章を書く江国香織でさえも、「ありふれた」結婚の現実からは逃れられないことを知る。
 彼女は雨を見るのが好き。彼は窓を閉めておいて欲しい。彼は1日中テレビをつけている。彼女はそれを見ずにヘッドフォンでキーボードを弾く。交わりながら離れながらふたつの線は、一緒の時間を歩いていく。ときどきはひとりの時間を恋しく思いながら、それでも、彼女は夫婦でいることを選ぶ。

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