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先月(2017年8月)

だりさんのレビュー一覧

投稿者:だり

1 件中 1 件~ 1 件を表示

数学論の決定版!

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 「数学原論」といっても、数学の教科書ではなく、小室ワールドそのものだ。
 小室直樹氏は、まさに「大先生」と呼ぶにふさわしい人物だ。経済学と社会学を中心に、あらゆる分野に精通している。ソ連の崩壊を早くから予測したことで知られている。日本人ばなれした論理的思考の人であり、「『自分が知らないこと』を知らない」というほどの人だ。しかし、氏の中核をなす分野は、やはり「歴史」だろう。特に最初の数十ページでは、数学の話はめったに出てこない。「数学は神の論理である」というテーマで、古代イスラエルでの論理、中国での論理などを、歴史を中心に延々と語り続けるという、小室ワールドが展開する。
 そして、読んでいるうちに目からウロコが落ちた気持になる。「数学嫌いな人のための数学」というとおり、数学になじめない人、というより論理的思考が苦手な人を啓蒙する本だ。なぜならば、日本の精神的な土壌の中に、「神の論理」というほどの絶対的なロジカル・シンキングは、やはり乏しいからだ。憂国の士である著者は、日本人を啓蒙したいという情熱に燃えている。だから、この本は、とことんわかりやすく書かれている。わかりやすさを徹底的に追求している。もちろん、それでも理解できないヒトもいるかもしれないが(笑)。
 それはともかく、できるだけ多くのヒトが読んで、数学(つまり論理)に強くなってほしいとおもう。ロジカル・シンキングに強くなれば、日本がさらに先進的な国になるのはまちがいない。


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