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レビューアーランキング
先月(2017年2月)

yuukoさんのレビュー一覧

投稿者:yuuko

16 件中 1 件~ 15 件を表示

ある愛の詩

2002/06/25 00:00

久美ちゃんの愛の詩。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

久美ちゃんと布袋さんの離婚にはかなりの衝撃を受けた。
二人は私にとって憧れそのものの夫婦であり、私たち夫婦共通の、大いに影響を受けたミュージシャンだからである。
離婚に至るまで、どんな形であれ久美ちゃんは布袋さんをずっと愛していたわけで、久美ちゃんの苦悩と心の葛藤、そして「彼女」のこと。知りたかった事がここにたくさん散りばめられていた。

彼女は久美ちゃんのコンサートに堂々と花輪を送っていたっけ。
コンサートの会場でよく見かけたものだ。
このコンサートで久美ちゃんはずっとずっと身に着けていたダイヤのピアスはしていたけど、マリッジリングははずしていたっけ…。

楽しいだけの生活じゃなかった。苦しい事のほうが多かった。
だけど心を占めていたのは憎しみではなく、泉のように湧くことの尽きない布袋さんへの愛情だった。よく「嫌いになれたらどんなにか良かったのに」と言う言葉がある。
久美ちゃんは「憎めたらどんなに良かったのに」と言っている。
愛する事はこういう気持ちを持って生きていくと言う事だと思った。
傷ついて、傷つけて、でも心から愛している。こんな愛もあると感じた一冊だった。同時にミュージシャンでもどろどろとつらい気持ちを引きずっていながら生活し、ファンの希望になっていこうとする努力をしている事を知る事ができた。

吹っ切れた今、久美ちゃんに心残りの微塵もない事が「彼女」について語る文章でわかる。

二人の天使を愛し、またこれだけ傷ついてもなお愛せる心。「彼女」を恨まず新しい一歩を堂々と歩き出した山下久美子。
これが久美ちゃんにとっての「ある愛の詩」なのでしょう。

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紙の本都の子

2003/05/02 23:45

五感を研ぎ澄まして。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人には「五感」と言う物があって、どんな人にもそれは備わっていると思うけど、江国さんには人より特別な能力が備わっているのではないかと思う。
彼女の作品はいつも彼女独特の感性と、世界で綴られていると思うが、
その原点は彼女のこういう生活感や、感覚の成せる業であると言う事がよく解る。私にこういう感覚があったなら、どういう生活を送るんだろう?

このエッセイは江国さんの子供の頃や、今でも大切にしている感覚や、生活の仕方について、季節や天気による自分の気持ちについて、人にわかり易い文章で書いてある。それらを読む事で自分にもこういう気持ちを、感覚を持ったと言う記憶が戻ってくる。

雪の日の楽しみ方
初秋の長袖を着たときの安心感と肌の感じ
紅茶の綺麗な紅い色
台風の日のワクワク感
知らない町での朝の散歩の新鮮な空気
かえるが手に乗ったときの温度の伝わり方
着慣れたセーターのぬくもり
雨の日の折り紙の少しだけ湿った感じ
ココアとホットチョコレートの違い
などなど

こういう感覚を心にとどめるか否かで、生活と言う物を大切にするかしないかが変わってくるのかもしれないと感じた。
こういう感覚を持ち続けて生きている事は幸福であると思う。

生活がマンネリだと思っている人に、感覚が鈍ってしまったと嘆く人にお勧めの一冊です。

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紙の本父の詫び状

2003/02/13 12:36

澄んだ空気と。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私が向田さんを知ったのは、彼女がなくなったというニュースを聞いたそのときからだった。寺内貫太郎一家を書いたその人は、どんな作品を残したのだろうという思いから、読み始めた。

向田さんの幼い頃の生活と、父親の事が、昨日の事のように鮮明に書かれている。
ちょっと前の、お行儀の良い、女性が良妻賢母を模とした頃の日常が、手に取るように伝わってくる。そんな文章だ。
これは江国香織さんにも言えることだが、幼い頃の思いや感情、感じた事、臭い、風景に至るまで、何故文章力のある人は、こうも美しく、そして興味深く書く事が出来るのだろう? その文章に、吸い込まれるように読みいってしまった。

彼女の文章はとても馴染みやすく、気安い感じであるが、彼女の生き方を反映するような「凛」とした何かがそこには同居している感じがする。
そこに心引かれる。

物事に敏感に、そして生活を大切にしていこうと思わせる一冊。

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実りを待つ季節

2003/01/27 22:42

家族。

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いつもは、着ることに関してのエッセイの多い光野さん。今回スランプサーフィンを読んで知ったのだが、実りを待つ季節を機にエッセイではなく小説に転向しようと考えていたそうだ。それだけにテーマが違ったのだろう。

どの章にも、すれ違ってしまったまま別れてしまったお父さんについての痛いほどの気持ちが綴られている。それを軸に自分を現在取り巻く家族に関して書いてある。

最終章の 掌。
これを読んで、私は涙が止まらず、何度中断した事か。
思春期の難しい頃、父の気持ちを思いやる術も知らず、そんな事を思いつきもせず、自分中心に何もかもが廻っていた時期が私にはあった。父の思いも知らず、その口から発せられた言葉にだけ敏感になって、その真意を知ろうともせず、ただ傷ついて、父を訝しく思った。
早く束縛から逃れたいと、一人前になれば認めてもらえると、そのことばかりにとらわれて、父と疎遠になった時期がある。自分は期待に添えないので父に嫌われているとばかり思っていた。
感情を上手に表せず、愛していると伝える事がどうすればいいのかわからず、時には軌道修正するために、厳しくあった父。でも思い起こすと、どんなときも私の成長を喜んでいてくれた。節目節目にきちんと立ち会ってくれたのも父だった。
結婚式でカチコチになって、バージンロードを歩いたとき、夫に「よろしく頼みます」といって、私の腕を離したとき、父はどんな気持ちだったのだろう。

病床にあるお父様の介護をしている光野さんの頭をそっと掌で優しくなでるお父様の気持ちは、いったいどんな物だったのだろう。
愛しているのに伝わらないもどかしさは、きっと家族だからこその感情なのかも知れない。

子供の頃、絶対的に庇護されている感覚を持っていたのは、そんな父の愛情だったんだと今は少しわかり始めている。だからこそ 掌 は、泣けて仕方なかった。

お父さんと上手くいっていない、嫌悪感が先走っている。そんな若い子に読んでもらえたらと思う一冊です。

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結婚願望

2003/01/24 03:43

私の願望。

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私にもこの作者のようにいくつで結婚し、いくつで出産し、良い妻、良い母となるっていう強い思いがあった。そして、それは自分に絶対出来ると信じ込んでいて、きっと良い家庭人になると思っていた。あの頃はこういう願望を持っていた。
時は流れ、結婚しますというとき、私の願望はすっかり変わってしまっていた。
自分にも妻が欲しい、一緒に生きていくパートナーが欲しい、私も尽くされ癒されたい、子供は無くってもいい。こんな具合。

結局心は不確かで、そのときそのときで一番の願望を大切にしていこうという思いになった。

結婚できないけど、結婚の望みは捨てず、でも結婚しないときのために老後のたくわえをしていく。もし結婚したならそのたくわえをあたらしい生活に、結婚という物に有効利用すればいい。
子供を持たないなら、子供にかかる分を自分たちの楽しみに蓄え、子供が出来たら
子供のために使えばいい。
固い頭で考えないで、望みと願望は捨てず、最後のジョーカーとして持っておく事も自分の選択であると教えられ、ずいぶんスッキリし、心が軽くなった。

決め付けずに柔軟に願望をかなえていく事の楽しみをおそわった。そんな一冊でした。

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スランプ・サーフィン

2003/01/07 22:57

少女の尻尾を切り捨てて。

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スランプと言う程では無いけれど、なんとなく日々悶々として過ごしている。
本当になりたかった仕事につき、結婚もして、望んだ物は一応手にしたはずなのに、なんとなく焦燥感に駆られる。
何かしなくちゃと思うんだけど、それが具体的ではなく、生活に彩を添える余裕も無い。こうしたいけど、実行できずにいて、体が疲れて言うことを利かない。
そんな時、光野さんのこの本に出会った。

タイトルにした「少女の尻尾を切り捨てて」だが、これは読んでいてハットする事が多かった。
自分の感情と、少し前までの自分とそっくりだからだった。心の中が成熟していないのに、身体は成熟してしまう。そんな心と身体のアンバランスさと精神年齢の未熟さのもたらす、困った状況を「少女の尻尾を切り捨てて」対応していくと言う回答を出した光野さん。
まったくだと、心底思った。

今バランスを崩してる妹にこの本を薦めようと思う。

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紙の本フランス歩けば…

2002/06/26 22:43

自分の足で。その2

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イタリア歩けば…のフランス版。
今回も文化や歴史を著者の視点でじっくり見せます。
ブランドやおしゃれなイメージの強いフランス。
でもじっくり歩いて、隙間を覗くと、こんなにもユーモアあふれる
建築物や町の造りにたどり着けます。

今回も、ガイドブックのフランスに飽きたあなたに
長い歴史と文化の違いを見せ付けてくれるでしょう。

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紙の本ハネムーン

2002/01/26 21:20

純粋さ。

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 日々に流され、こういう物だと思いながら生活し、相手のことを理解しているつもりでも、知らない感情があったりする。自分の生活の中に身近に無い物事に関して、相手を通じて知ることは結構あるもんだと思った。けれどそのことで、相手の心の痛みや、束縛され、臆病になっている感情に関してまで、思いを巡らせることができるかと言うと、難しい問題だ。

 自分の中にこの主人公と同じ感情を抱いたことがある。「この人と一緒にいると、他の同世代の女の子たちと同じような、はしゃいだり、デートと称して旅行に行ったり、楽しい思い出を作っていくことはできないんじゃないか…」。こう思ったときに単に不満でなく、彼を思いやることができたらきっと悲しませずに済んだと思う。もっと若い頃に読むとよかったなぁ…。

 相手の不安、想い、死と言うものの捕らえ方、一人になる恐怖。そういうことをちょっと考えてしまう本です。

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紙の本流しのしたの骨

2002/01/21 23:46

家族。

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 江国さんはきっとこうやって自分という人格をきちんと尊重してくれる人たちに囲まれて、生きてきているんだと思う。
 常識とちょっとだけかけ離れた考え方をするのは、危険とされることが多いけれど、この家族にいたってはまったく関係なく、自分たちの価値観でものを見ている。思いやり方も、自分が本当に感じている優しさから来るものだから、心底ありがたいものになる。
 本当は私自身もこんな風に事柄を感じたり、よい事悪いことの判断をしたいものであるが、「常識」の枠から抜け出せない。この本を読むと、自分自身の考え、ものの感じ方、そんなものをもっと大切にして生きて行こうと思わされる。

 「流しのしたの骨」という題はそんな見つかりにくくない所に何かあるってことなのかな? と思いました。大切な感情など、興味をそそられて探してみたいと思うものは、こうゆうところにあるんだよ…と。

 19歳のこの主人公の穏やかで優しいゆったりとした感情や、生活。そして若々しい恋愛など、うらやましいと思いながら読み進めていった。この本に出てくるみんなにそんな感情を持ってしまう。

 私はこんな風に物を感じ、人を想い、丁寧にゆったりと暮らして生きたいと思った。そんな本でした。

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紙の本三面記事で読むイタリア

2003/06/06 00:26

お国柄。

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三面記事は、私のお気に入りの一つである。
新聞は一面から重要な事が書いてある物であるが、読んでいても自分にピンとこないし、知っていなければいけない内容とわかっているものの、何となくとっつきにくい物である。しかし三面記事は違う。
自分に似通った人たちが起こす、日常の中の事件である。同情したり、憤りを感じたり、感激したり、もらい泣きしてしまったり、ハットさせられたり、びっくりしたりと、感情移入しやすく、自分の日常にはこっちのほうがしっくり来る感覚がある。
そういう面で、三面記事的なイタリアはどんな日常を過ごしているのかと興味津々で読み勧める。

ユーロで起こる社会現象
騙されやすいイタリア人
女性蔑視に一石を投じた NO と言う勇気
働かないシチリア国会議員
パラサイトシングルの増加と世界一の幼稚園
イタリアサッカーの危機とコッリーナさんの魅力
などなど。
イタリアという国の、進んでいるようで進んでない、まとまっているようでまとまっていない、かっこいいようでかっこ悪い。そんな矛盾を著者が上手くまとめている。
そここそがイタリアを魅力的にしている原点であると感じる事が出来る。

型にはまっていなければならないと思い込み、人と違う事を極端に恐れる私には、「個性は個性。矛盾も結構」と思わせてくれた一冊です。

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紙の本ホリー・ガーデン

2003/01/27 21:58

二人の女と、生活と。

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果歩と静江。一見違うタイプの女性の恋愛と生活のお話。果歩はおっとりして、ふくふくしたイメージの甘い感じ。静江はシャープで率直な硬い鉱石のようなイメージ。この二人は、嫌悪とも、思いやりとも似つかない感情をもって親友を続けている。訝しく思うなら離れればいいものをと思うが、ここが女性の変なところで、良い所も悪いところも知ってる関係って、結構あるような気がする。

果歩の5年前の失恋は、愚にも付かない恋愛と静江は思っている。だけど、そんなしっかり物の静江はいったいどんな男と付き合ってるかと言うと、これまた芸術家で、妻のいる男性。私にしてみれば、結婚しなくても一緒にいるだけで幸せ。良い関係だと思って、刹那の恋を楽しむ静江より、結婚を望んで、一緒に歩いて欲しいと望んで、壊れかけた果歩のほうが好きだ(果歩も不倫だったのだけど)。
壊れ方が尋常ではないが、私はこういうタイプの恋愛に好感を持つ。自分に正直な気がするからだ。
離れられないのは、そんな共有の感情を持っているからなのかも知れないと思った。

二人の生活の描写も面白い。特に果歩の生活にはため息が出る。
ご飯をきちんと作り、美味しいお茶を飲み、休みの日にはお弁当を持って外出する。きちんと生活しようとする事で日常を現実の物とするように生活する感じだ。
ご飯のレシピも、読んでるだけで美味しそうと、思わず身を乗り出す感じ。
静江の生活はもっとスタイリッシュで、無駄を省き良い音楽を聴き、ジムに通って良い女になって、愛する人に合う至福の時を待つ。

読んでいてイメージが湧き、頭の中が「ホリーガーデン」になる。
江国さんの品らしい一冊。

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31歳って。

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ファースト・プライオリティーとは、自分の最優先事項のこと。
特にここには31才のいろいろな人間のファースト・プライオリティーについての短編が記されている。
さて、私の31歳とは、どんな時代だったんだろう? 自分の最優先事項って?
誰しもが思い悩むことであったり、ちょっと飛びすぎな事もあったり、身につまされることであったり、山本さん特有のちょこっと毒の有る文章で、さらりと表現されている。短編で物足りないと思う向きの方もあると思うが、私にはちょうど良かった。

私のお気に入りの短編は、31歳の独身女性が週末小旅行を一人で行い、行った先で自分宛に葉書をしたため、投函するという話。
そんななんとなく寂しい気分の時が、私にもあったからだ。
そこでこの小説の主人公が何をファースト・プライオリティーとしたかは、読んでみてのお楽しみ。

遠慮の無い毒が私には気持ちのいい作品でした。

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紙の本神様のボート

2002/09/09 00:59

一途さって。

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江国さんも自分で評している通り、常識ではあまり起こらないお話のような気がします。
桃井先生という心を満たす夫がいながら、情熱的な恋をする。
女の人って心の安定や、経済的な安定を望む反面、身も心も焦がすような刹那的な恋愛にもあこがれる面があって、もう見事にこの作品では表現しています。
自分の心のままに恋をして、子供を生んで、彼を待って、引越しを繰り返して、子供にさえ彼を投影して見てしまう。
自分の心のままに行動し、彼だけが生きがいになってしまっている。
ちょっと重い感じがして苦しかったのだけど、読み終わったときに心がほっとするのは、きっと最後にこの主人公が、本当は現実をきちんと解っている上での狂気だったからなのでしょう。
恋をして一番いい頃のままにとどまっていたいという気持ちが充分にわかるからこそ、この本に感情移入するのでしょう。
自由に好きな人のことを信じ、心の全てを好きな事だけにとらわれ、馴染む事によって生じるわずらわしさから逃れながら生きていく事は、人によっては寂しいと感じるのでしょうが、私にはうらやましい限りの行為です。
江国さんは自由な人だと思います。
自由だからこそ、人が変わってると評する事をさらりと書いてのけるのだと思います。平等な心を持っておられるんだと思います。

狂気でも何でも、こういう人の愛し方ができる事に共感する事ができます。
ちょっと自分勝手だけどね。

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本当はカップチーノなのね。

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イタリアは思い出の国。
訪れたあの日から、私は「紀行文」をむさぼるように読みはじめました。
良くある観光名所、ブランド紹介などは無く、「イタリアの生活」         
について興味を引き出す一冊だと思います。
内田さん自身が生活している事もあって、いいところ、悪いところがきちんと
整理されて書かれています。
文化や気質の違いにほとほと疲れて、日本の秩序正しい面やきちんとしたところ
にありがたさや懐かしさを時折覗かせますが、それでもなおイタリアに惹かれる
心が、この文章を読むととてもよく伝わってきます。

カプチーノではなくカップチーノと呼ぶ事を学ぶように、イタリアに単に憧れる
だけではなく、「こんな面もあるんです。愛すべきイタリアは」
と話しかけてくれる一冊です。

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おしゃれってものは。

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 光野さんの書く文章はいつもキリッとしている。そのキリッとは、生活や仕事にも通じている気がする。自分をきちんと見つめ、自分の一番欲して止まない、いとおしい物をきちんと選んで大切にし、自分のものとして完成させていく姿が私にもあったらなぁと思わせる。

 頭の中に自分のぼんやりしたイメージや、ほしいものがあるんだけど、どうやって自分らしく、そしてオリジナリティ−を持たせていこうかしら? と悩んでいる方にお勧めの一冊です。この本を手にした人なら、きっとそういう感情を心にいつも燻らせている人だと思うから。そして光野さんから、きっぱりとした自分を持つ事はどういうことかを感じ取っていけると思います。皆の真似をしてないと不安なの、と言う方。自分の選んだものが誰のためでなく、自分のためと言う事に気付く事と思います。

 いいものは心を豊かします。この本は特別じゃなくても、自分が簡単にその一歩を踏み出せるんじゃないかと思わせてくれますよ。

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