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先月(2017年6月)

零時さんのレビュー一覧

投稿者:零時

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本ベツレヘムの星

2004/04/29 14:11

クリスマスにぜひ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

クリスティーによる、クリスマス短編集。聖書が背景にある話で、子供にも読み聞かせられるような平易な文章だけれど、内容は大人向け。幻想的なようでいて、現実的なようでもある。不思議な感じ。

季節外れに読んでしまったのが、ちょっともったいなかったかも。でも、何度でも読み返したくなるので、次はぜひクリスマス・シーズンに読んでみたい。

言葉づかいが普通の小説と違うので、訳者もきっと大変だっただろうと思う。なんてきれいに訳しているんだろう、と感心した。

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おもしろ遺跡発掘記

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 中東での遺跡発掘記なんだけど、専門家ではないクリスティーが堅苦しくなく、むしろ面白おかしくつづっている。

 クリスティーは、考古学者であるマックスと再婚して以来、ほとんど毎年のように発掘旅行に付き添って行ったようだ。それだけに、素人とはいえ、発掘の面白さや大変さがしっかり描かれている。とくに中東では、欧米とは価値観や習慣が全く違うため、それにまつわるトラブルが多い(これは現代にも通じそうだ)。しかしマックスが常に毅然とした態度を見せ、収拾を図る。それについてクリスティーは、決して大げさには書かないものの、実はとても誇らしく思っているのがよく分かる。いってみれば、のろけている訳だ。私の夫はこんなにすごいのよ、と。

 この夫妻を取り巻く人々もまた多彩で、個性的だ。その一人一人が、まるで小説の登場人物のようにキャラクターが立っていて、印象に残る。こういう人物描写のうまさは、小説家クリスティーならでは、だろう。一番印象に残っているのが、ミシェルだ。「エコノミーア」(経済的)であることを優先しているつもりが、いつも「安物買いの銭失い」ばかりしていて、しかもそれを全く反省していない。そのたびにクリスティーが呆れて目を回している様子が目に浮かんで、つい頬が緩む。それで次はいったいどんな「エコノミーア」な買い物をしてくれるんだろう、と期待してしまう。

 出版された当時、私が読者だったら、続編を要望していただろう。それぞれの人々の、その後の様子が知りたい。

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