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レビューアーランキング
先月(2017年1月)

violinさんのレビュー一覧

投稿者:violin

8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本天山の巫女ソニン 4 夢の白鷺

2009/01/25 16:33

いろんな世代に読んでもらいたい…引き込まれます

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 天山の巫女だったソニンが「見込み違い」だったと家に帰されたところから、この物語は始まります。
 一巻では、その国の口のきけない末の王子と触れることで意思疎通ができることがわかり、王宮へ行くことになり話が動き始めます。
 『三つの国を舞台に、運命に翻弄されつつも明るく誠実に生きる、落ちこぼれ巫女ソニンの物語』という紹介文が本に載っています。まさにそのとおりなのですが、ソニンの成長物語と一言で片づけてしまえない魅力があるのです。
 二巻、三巻と他の二国へも訪れ、王子や王女とも関わりあうようになります。それぞれの国の特徴や事情、三国間でのそれぞれの立場や、自国においても、末子であり、口のきけない王子の微妙な立場など、よく書けていて引き込まれます。
 ソニンも、ただ一生懸命なだけの主人公ではなく、いろんなことを常に考えています。見る人により「ぼぉっとしているだけのただの娘」にしかみなかったりしますが。考えるのは、選ぶのは苦手と本人の自覚はあまりありませんが、とにかく様々なことを見て、考えています。切れ者というわけでも純粋というわけでもないけれども、いつしか王子や王女たちは少しづつ影響を受けていきます。
 この四巻ではついに三国の王子、王女たちが会うことになり、三国の行く末も絡み合ってきて、今後彼らはどうなるのか?国の行く末は?ととても気になる展開になってきました。
 登場人物がなかなかに人間くさく興味がわきます。そのなかでも、一巻の「黒幕」であり、「美女」で「悪女」である以前天山の巫女だった女性がすごいです。一巻で野望の果てに死んでしまったのにもかかわらず、不思議な魅力を発揮し、これまで登場人物にちょっとしたかかわりをもたせ、なによりもソニンの心の中にことあるごとに思い出され指標になることもある彼女は何とも魅力的です。
 文体が「ですます調」なので、「ものがたり」という感じで児童書という第一印象かもしれませんが、いろいろな世代に読んでもらいたい作品だと思います。ということでいつもと違う「ですます調」で書評をかいてみました。

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『エルデスト』の意味!!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 『エラゴン』の続き、やっとでました。待ってました!!
 今回も分厚い、そのうえ上下巻。しかしやはり表紙のドラゴンに魅了される。
内容の方も、相変わらず長さを感じさせず、あっという間にひきこまれた。今回は、エラゴン側と従兄弟のローラン側の話しが交互 に展開される。エラゴン側だけの…ドラゴン・エルフなどの話しだけだとそれなりに面白いで片付いてしまいそうだが、ローランという純粋(?)な人間側の話しが入ることにより、より共感でき、入り込めた気がする。正直ローランがこれほどの位置付けとは思ってなかったので、新鮮さもあったかもしれない。
 そして『エルデスト』の意味!
 この一件に関しては(?)予想できたことではあったが、これが題だったとは!私は今度こそ、上下巻いずれかのドラゴンの名前だと思っていたので…おっとそうきたかと予想を裏切られたことへの満足もある。
次巻が楽しみ。そしてできるなら映画がこの世界をそこなわないできあがりであることを願う。

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紙の本冬の龍

2006/11/12 10:09

ちょっとわくわく…

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 久し振りに夢中になった。読みごたえがあったなと感じた。
 まずはじめに、数ページ読んで ちょっと違うなと感じた。
最近の児童文学にしては、例えば街の様子など表現が細かいということだ。(こどもだったら読むの面倒くさいな と感じてしまうのだろうか)なんだか はじめからそれで引き込まれてしまった。
主人公の少年と、それを取り巻く人々。それぞれのちょっとした
エピソードも書かれていて 割と現実味を帯びている。
 ケヤキの化身だと名乗る青年が出てきて<雷の玉>をさがすのだが、それさえも妙なうそっぽさを感じさせない。
 3人のこどもたちが、図書館へ行ったり、人に尋ねたりと探して行く
様子に引き込まれる。古本屋のことや、その経過がやはり細かいというか詳しい。ちょっとしたミステリーのようにその先をと思ってしまう。
 さすがにファンタジーっぽく締めくくってあるが、読んでちょっと
満足の1冊だった。

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紙の本ホームタウン

2005/11/11 22:10

爽やかな読後感

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 主人公と妹には、家族に関して重い過去がある。
ある日、結婚を間近に控えた妹が居なくなる。何かの事故か?
それとも自分からか?なぜこの時期に?
捜しはじめる主人公。すると妹の婚約者の方とも連絡がとれない。

 主人公は、あるデパートの『特別室』所属。特殊な仕事についている。主人公を手助けする回りの人々も 何らかのいわくつき。
婚約者の方は事件性を含んでおり、行方を追う過程もテンポよく読める。ミステリーな婚約者とは反対に、妹の方は…
 登場人物たちは、それぞれに欠けた「家族」に対する思いをもつ人たちでもある。そして、それを補うような形で話しはおさまっている。それなりの人たちだけれど、なぜかみんな「いい人」で、あまりにまるくおさまりすぎていると思わないでもない。
 しかし、「物語」なのだからほっとできる終わりがあってよいだろう。私はちょっとドキドキして、少しジーンときて、ほ〜っとできる
爽やかさが好きだ。

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ほっこり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「八百万の神」 なんとなくこの言葉が好きだ。 
 身近に神を感じていた昔。神と言っても、今や精霊とか妖怪に近いものに分類されたりするのだろうか。あらゆるところに宿り、身近に生活の一部として自然を感じ、尊んでいたのだろう(これはあくまで私のイメージだが)
 さて、主人公棗は高校生の女の子だ。中学生になって神様が見えるようになった。何ができるわけでもないが、見えて感じるというのはすごいことだ。神様の愚痴を聞き、世間話をし、力になろうとしたりとほのぼのと話は進み、絵もほのぼの。
 ああ…なんだかいいな、と。
 高校生がこんな日本の行事とか詳しいものか!?と思いつつ、それは
不思議地歴部ということなのだろう。
 はじめ、ネットで知ったときには、興味があれど「絵がなぁ~」と思っていた。しかし、読んでみるとこの絵がはまる。ほっこり。

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紙の本キサトア

2006/08/11 10:27

静かな気持ちになれる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 『キサトア』という題名のひびきが、なんとなく不思議でひきつけ
られる。普通だけどやはり(?)少し不思議な世界。
 色がわからなくなる病気だけれど、誰よりも色を感じ、わかること
ができる、物づくりの得意なアーチ。
 彼の双子の妹達も少しかわった状況。いろんな面で鍵を握っている
のかもしれない。
 そして彼らの父親<風のエキスパート>のフウガさん。
 この家族と海辺の街の人たちとの話しである。
 アーチ少年の物作りの才とか、大変と周囲が考える状況にも、
いろいろな風が吹いていて、それを受けて進む船の帆のようだと自分
のことを考える彼。「風が強いほど、エネルギーになってどんどん
進める」という彼の感覚が素敵だ。
 しかし、それ以上に<エキスパート>という人たちに魅力を感じる。自然を感じ、友として「バランスと繋がり」を感じ取れる彼ら。
「自分の周りしか考えないと、繋がりとバランスをこわしてしまう」
というフウガさん。なんだか彼に言われると、妙に素直にその言葉
が心に入ってくる気がする。
<エキスパート>にとてもあこがれてしまう。もっと知りたいと思う。

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紙の本百万の手

2004/05/09 22:34

ミステリーってこと忘れてたよ!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。


 主人公は14歳の男の子。
   放火で焼死した親友。その彼の携帯電話に 宿ったかのように画面に現れ
   話しかけてくる彼。主人公 夏貴は、その彼と(携帯と)一緒に真相を
   探りはじめるという内容だ。

   「しゃばけ」の作者の現代物である。
    やっぱり ファンタジーだったんだ と、思ってしまった。
    夏貴と彼と事件の中心かと思われた女の子まじえ、3人で真相を…?
    主人公と 母親との関係…う〜ん…YA物語だったのか?
    (これも 伏線だったとはあとで また う〜ん…だったが…) 
    
   と、思いながら読んでいるうちに いつのまにか話しに引き込まれ、
   「これってミステリーだったんだ!忘れてた!!」
   という展開になる。
   内容が ありそうで なさそうな話。重く書くと とてつもなく重く
   なりそうな内容であるが、なんとなくそれなりにホッとする結末。

   主人公いい子すぎ とか 前半と後半とで随分違うようなとか
   「百万の手」というタイトルが とてもわかるような でもちょっと
   わからないような とか いろいろ考えてしまうところもあるけれど。

   けれども作者コメントの 『心地良き時間』を過ごせた。
   読んだぁ…なんとなくいいよね。他の人にも読んでもらいたい。
   と、素直に思えるこの感覚を大切にしたい。
   そしてそんな本でした。

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紙の本終焉の詩

2007/06/16 06:36

そのひたむきさに嫉妬したのかも

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 正直、第一巻にあたる『孤狼と月』を読んだ時も、それ以降ここまで六冊読んだ時もそれほどひきつけられる物語とは思わなかった。出版されるたびに、図書館で借りるので前巻との間がありよくわからなくなったというのも一因だが…
 この七巻目を読んで、ふと前のも読み返してみようかと思い、まとめて読んでみた。なかなか面白いかもしれない。
 主人公の少女の成長物語なのだが、とにかくいろいろな成り立ちのいろいろな国がでてくる。いろいろな人が出てくる。それぞれの国、人の立場があり、思いがからむ。
その中で少女は悩みつつ、無謀なほど自分の思いのまま突き進んでいるようにみえる。彼女の行動によりいつの間にか変わっていく周囲の人々。「いつ自分の何が誰にふれていたのだろう」「誰も耳を貸さないで届いた手応えなど感じなかった」と彼女が戸惑うなか。
 理想と現実の差に苦しみながら、なんとか自分の信じるものを模索し進んで行こうとする少女。そしてそれは、「人の間で人を横に繋げて行く」。
 はじめは主人公にいまひとつ魅力を感じなかったのだが、この悩みようや必死さに対して自分にないものへの憧れを感じ、なんだかついていかなくてはという周囲のキャラクターの思いと同じように気にかかってしまったというところか。
 一応完結を迎えたが、これからも続くようだ。少女の行くところに出現し気まぐれに手伝っていく青年や、こちらもなぜか少女の行く先に出現する謎の医師と助手コンビ。いろいろ謎の人物はいるが、特に彼らがこれからどうかかわっていくのか楽しみだ。

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