サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. いちさんのレビュー一覧

いちさんのレビュー一覧

投稿者:いち

1 件中 1 件~ 1 件を表示

闇の操人形

2002/01/22 22:40

悪意の染み

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 物語は、同じマンションに住む3人の女を時間を追って描いている。マンションの中で絡み合う人間関係。徐々に広がる染みのように、ひとたび宿ったら離れない悪意。追い詰められた主婦が爆発するまでがひたひたとつづられている。
 マンションの上階に、どうしても好きになれないタイプの女が引っ越してきたらどうなるか? 最初の命題はとてもありがちだが、たしかに、先に住んでいる住人は越してくる回りの住人を選ぶ事ができない。ましてや外に出る事がほとんどない専業主婦の那美子にとって、常識のない、子供が子供を産むような妊婦が引っ越してきた事は、巨大なストレスの種となる。なぜなら、彼女には子供がいなかったから。こうして、彼女は悪意を抱き始めるが、その悪意は何物かに操られ「抱かされた」物だった。
 初めてこの作者の作品を読んだのだが、「しゃべくり探偵」のイメージがつよくて、コミカルな作風なのだと思っていたが、大間違い。背筋に忍び寄って、読了するまで離れない、重い話であった。
 今まで、特別好きな好きな作品と言うわけでもないのに(失礼!)どうしても読むことがやめられなかった本には、宮部みゆきの「理由」とか小野不由美の「屍鬼」とかだったが、それに似た感じ? ちょっと、比べるところが違っているかも知れないが。の作品です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示