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先月(2017年6月)

ケロリさんのレビュー一覧

投稿者:ケロリ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本眠りの森

2002/04/26 00:58

夢を追いかける切なさに涙

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

東野作品で数少ない同じ人物が登場するシリーズもの、加賀恭一郎シリーズの第2弾。
美貌のバレリーナが男を殺したのは本当に正当防衛だったのか?
正当防衛の是非をめぐる捜査の間に、今度は紛れもない他殺事件が起きる。
華やかな舞台からは想像できないプリマの過酷な舞台裏。
加賀刑事は捜査を進めるうちに、バレリーナのひとり浅岡未緒に惹かれていく。

 殺人事件のトリックや背景は割とありきたり。ミステリとしてよりも、
夢を追う人間たちの内面を描いたところや
加賀刑事のラブストーリーといった面を評価したいです。
 ただひとつの夢を追いかけて生きてきた未緒たちバレリーナ。
体を使うバレエという芸術のために、さまざまなものを犠牲にして、
己に制約を科して彼女たちは切磋琢磨する。
そうしてただ一心に追いかけてきた夢が、ふいにふりかかった災難に
つぶされそうになってしまったら? 夢を思う切なさにあふれていて、
ラストには思わず泣いてしまいました。
 構成がまた見事です。これを最後に持ってくるあたりが心憎い。
全体を漂うやさしい雰囲気や切なさ、ラブストーリーという点で
「秘密」に通じるものがあるかもしれません。
数ある東野作品のなかでも大好きな作品です。

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