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レビューアーランキング
先月(2017年2月)

蛍 さんのレビュー一覧

投稿者:蛍 

12 件中 1 件~ 12 件を表示

短歌の心

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巷では短歌がはやっているらしい今日この頃。枡野浩一はその火付け役の一人でしょう。枡野浩一がこんなにも支持されているのは、ご本人が仰っているように「一度読んだだけで意味がすぐわかり、くり返し読んでも面白い、そんな短歌をめざして」居るからだと思うます。
現代短歌とはいえ、やはり短歌は難解です。ましてや、初めて短歌を作ろうと思った人が、著名な人の「短歌の作り方」を読んでも難しすぎて分からない。古今集とか例にだされても…。
これは、本当に分かりやすい。短歌にこういう領域を築いたことは、枡野浩一の大きな業績と思います。

内容にはこんなものが↓
Q&A—歌人になる方法をおしえて
 (どうやって歌人になったの? 「歌集」と「短歌集」のちがいは? 
  なんで短歌の本ってあんまり本屋に売ってないの? ほか)
VIP—漫画家だって、いざとなりゃ短歌くらい詠むわよ
 (枡野浩一の奥様でもある漫画家の夢Q太らが短歌作りに挑戦)
作品集—短歌じゃないかもしれない症候群
 (向井ちはる「OVER DRIVE」 西尾綾「ペットボトル」 天野慶「手紙に咲く花」 ほか)

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紙の本噓をもうひとつだけ

2002/05/24 15:59

まるで恋愛小説みたいなタイトルだ

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バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに1人の刑事がやってきた。彼女に殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。

嘘が嘘を生み、結局は嘘に破滅する。切ないミステリです。
表題作の「嘘をもうひとつだけ」をはじめ、いろいろな「嘘」を加賀さんが見破っていきます。嘘をつく哀しさ、それを見抜いてしまった哀しさ、嘘を指摘しなければならない哀しさ…。でもやむにやまれぬ嘘ばかり。
表紙の感じとマッチしていてなかなかグとくる作品です。

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紙の本朝霧

2002/05/24 15:43

あいかわらずタイトルから素敵

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卒業論文を終え、大学卒業を迎えた「私」。前作「六の宮の姫君」で縁が生じたみさき書房にて編集者としての多忙な日々が、新たな人生模様を織りはじめる。  
…さて、とうとう、卒業しちゃいました。まあ、成卒論に取り組んでたんだから、卒業しなきゃ困るんだけど。でも、なんかもうちょっと学生で居て欲しかったなあと一読者としては勝手に思っています。
正ちゃんは地元で高校の先生に、また江美ちゃんは旦那様と一緒に九州にとそれぞれ、新しい道を歩き始めました。登場人物は真っ直ぐ人達ばかり。素直にこの人格たちを受け入れられるかは個人の判断として、なんだか懐かしい感じがしました。

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紙の本七回死んだ男

2002/05/24 15:29

このタイトル!

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なんちゅうすごいタイトルをつけるのだ…と思いながら読みましたが、まあ、納得と言う感じです。なんでもありですね。ちょっとそれはルールー違反なんじゃ?と思ったところも無きにしもあらずですが、他のミステリー小説には見られない、奇抜なアイディアとも言い換え可。
SFチックな設定だけでも十分に楽しむことができます。見かけ倒しじゃないし、伏線とかもすごく考え抜かれています。結末も見事!

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これは王国のかぎ

2002/05/24 15:26

少女時代を思い出す

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これはおとぎ話だ。しかし、この物語は夢を見せてくれるだけじゃない。これを読んだあとにはこの現実世界が美しく見えてくる。そんな不思議なファンタジー。
落ち込んだり嫌なことがあった時、憧れのおとぎ話の夢を見る。この物語の主人公っもファンタジーもそんな風に始まる。しかも彼女は、その夢を体験してしまうのだ。
「失恋で泣き疲れ眠ったヒロミは、目覚めるとアラビアンナイトの世界にいた。目の前にはターバンの青年がいて……月の砂漠、王宮の陰謀と破天荒に展開する冒険物語」。

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紙の本人格転移の殺人

2002/05/24 15:34

人格移転装置ってなんじゃそりゃ?

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タイトルから想像して、自分の中に殺人者の人格が居てそれに気づかない主人公の話だろう…と思っていたら、違う! 西沢保彦独特なSFタッチな設定は、すでに前の書評に書かれている通り!

舞台はアメリカ。たまたま、その場に居合わせた登場人物たちは、不幸な事故により“人格転移装置”なる国家機密のシステムに巻き込まれてしまう。その名の通り、人物間で人格転移が起こる?!この人格転移は、全員を1つずつ、正確にスライドする形で行われるのだけど、その周期は未解明。数秒でスライドすることもあれば、何日もかかることもある、という訳。 何しろ国家機密なので、7人は政府の手により、世間から隔離されてしまう。
そこで起こるのが、殺人事件。
とにかく、頻繁に人格転移が起こるので、今、殺された人間の中に居たのが誰なのか、誰が何をしようとしているのか、気を抜いて読むとすぐにわからなくなります。
こんな設定でオチは? と思っていたら、オチも最高でした。

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溺れる魚

2002/05/24 16:21

映画より断然面白い

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☆ハチャメチャなあらすじ☆
謹慎中の二人の不良刑事が、罪のもみ消しと引き換えに、監察から公安刑事の内偵を命じられた。その刑事は、ある企業から脅迫事件の犯人割り出しを依頼されていたのだ。脅迫は、幹部社員に珍奇な格好で繁華街を歩かせろという、前代未聞の内容だった。いったい犯人の真意とは? 宍戸錠氏の特別エッセイを収録。
…と、このあらすじは、実は全然内容を反映していません(笑)。実は、「女装マニアと汚職刑事が協力することになった非常識極まりない滑稽な事件。ハチャメチャでオモシロおかしい物語」です。映画もかなりグロかったけれど、原作はさらにグロイ。このキャラの濃さもさながら戸梶圭太にしか書けないなあと思いました。

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紙の本青の炎

2002/05/24 16:17

青の炎、それは熱を伴わないと言うこと?

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これは貴志祐介の代表作だと思う。現代ミステリの中でも名作といえる気がする。やはりこの人は凄い。
☆あらすじ☆
愛する妹と母を救うため義父殺害をもくろむ少年。練りに練った計画は完璧に思えたが…?
なんかもうこの切羽つまっていながらも、かなり頭のいい少年に感服。こういう殺人なら許されてもいいのでは? とすら思ってしまう。なんというか、一般常識や倫理を吹き飛ばす文学的な力を持っている。
愛とは何か、正義とは何か、家族の絆とは…とありがちなのに、ここまで主人公に感情移入したことはありませんでした。
映画は来春公開予定です。その前に読んでみなくては!

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ペルソナ探偵

2002/05/24 16:04

4つの断章

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☆あらすじ☆作家を志す六人の男女が集う「星の海チャットルーム」。星の名前をハンドルネームに同人誌を作る彼らに面識はなく、プライベートは秘すことを約束事にしていた。しかし、そのことが、すべての事件の伏線となり、真の悲劇を招き寄せる。トリックの魔術師が紡ぐ4つの断章は環となって繋がり…。

メフィスト賞作家と言うことでチェックしていました。この人はまだまだかける気がします。本格を目指して欲しいなと思います(個人的に)。
あっとおどろく急展開はないのですが、ストーリーの仕上げ方が丁寧で好感が持てます。

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紙の本麦酒の家の冒険

2002/05/24 15:36

設定が

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匠千暁達が迷い込んだ無人の山荘。家具も内装もない空っぽの室内にあったのは、一台のベッドと、クローゼットに隠された冷蔵庫。何故かその中には、冷えたビールのロング缶96本とジョッキ13個だけが。
一体、誰が何の目的で? 
彼と仲間達はビールを(無断で)飲みながら、推理に推理を重ねる。うーん、ここで推理をはじめるかなあ普通、と後から思うんだけど、読んでる最中はぐいぐい引き込まれて全然気にならない。

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紙の本幻惑密室

2002/05/24 15:47

アリ?

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タイトル通り、密室を舞台にしたミステリー。しかし、著書は西澤保彦、タダの密室な訳がない。超能力を使って作られた密室です。本格ファンはここで引いてしまうかもしれないけれど、このミステリはそこで引いたままにしておくほうがいいかもしれませんね(笑)。 
第一、超能力が使えたら、密室とか意味ないんじゃ…。
でも、そのあたりは最後には納得できます。
それにしても、奇抜なアイディアだなあ…。
超能力者問題秘密対策委員会出張相談員(見習い)、略して<チョーモンイン>なる謎の少女、神麻嗣子が大活躍。彼女が相変わらずややこしい設定を懇切丁寧に説明してくれます。 

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阪神大震災の出来事が見所

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まるで、今までみたことないタッチでこの人は書く。このシリーズが処女作らしいが、三作目ともなると、さすがに作風も洗練されてきている。一コマも一コマが気の利いたポストカードのように可愛らしい。
さて、見所は勿論、阪神大震災の出来事である。単なるドキュメンタリータッチで描かれた阪神大震災の漫画は他にもある。でも、これは、「ひとりひとりの」阪神大震災が丁寧に描かれている。おそらく、作者はこれを書く前に何度も繰り返し繰り返し、地震と人々の心について考えたのではないだろうか。臨場感ある描写などはない(そもそもこの人の描く絵はどちらかというとファンダジックだ)。しかし、人々の心のゆがみが驚くほど上手く描けている。

ところで、この阪神大震災の部分を読むまで私はこの漫画の主人公が嫌いだった。いかにも、いい子ちゃんな感じのキャラで、面白みも何にもない。もうちょっと肉付きのある人格にならないものか、と思っていた。しかし、この性格だからこそ、見えてくるものや、描けることがあるんだなあとしみじみ感じた。

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