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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

絃 さんのレビュー一覧

投稿者:絃 

9 件中 1 件~ 9 件を表示

悪童の心の中には…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 アクション活劇です。クロとシロという悪がきがコンビを組んで架空の町・宝町で活躍します。ちなみに彼らはヒトですが「飛び」ます!

 見所は何といっても、クロ・シロの絶妙な関係でしょう。クロは喧嘩も強くて、シロのお守役でもあります。一見お兄さんぶっていますが、そこには、実はシロに依存している面が垣間見えます。ここがツボ。1コ目のストーリーで、シロを傷つけた奴の仕返しをするシーンがあるのですが、そこから二人の関係、二人の深い絆が感じられます。
 一方シロは、まだまだ子供という感じの可愛い少年。いつも変な帽子をかぶっているのがかわいらしいし、喧嘩で負かした相手から奪った腕時計をコレクションしているみたいです。細かい設定もニクイ!! 一見、なんにも考えていないようですが、クロのストッパーであり、和ませ役でもあり、なんだか不思議な力もあるようです。純真な心とはこういう子供のことを言うのではないか、と思います。

 他にも味のある登場人物はいますが、クロとシロは誰が読んでも一番好きになってしまうキャラではないかと思います。服とかせりふとか、細かいところまで気配りが行き届いていて、どんどん愛着が湧いてきちゃうのです。それから個人的に、ランドセルのエピソードがすごい好きです。クロがシロにランドセルを渡すところなんか、なんともいえない淋しさと暖かさに包まれています。

 ところで、この漫画のテーマは紛れもなく「暴力」です。クロ・シロが大暴れするところは見ているぶんには面白いし、かっこいいなあと思います。グロテスクなはずなのに、決してグロテスクにはならないのはまさに松本大洋氏の画風のおかげでしょう。しかし、ただ暴力を描いただけではないのです。暴力を生活の手段として生きるこのクロとシロに対し、大人たちは否定的な意見で彼らを諭そうとします。だから、決して反道徳的な漫画ではないのです。しかし、「俺たちは誰にも尻尾を振らないのさ」と言い切る二人と暴力はどういったバランスを保っていくのか、そのあたりも重要です。

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ツインクル

2002/04/05 08:59

一言で言うと、グラフィックっぽい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 冬野さほ氏は漫画家・松本大洋氏の奥様だそうです。松本氏の『GOGOモンスター』にも協力者として名前が記載されています。なぜ、こんなことを書いたかと言うと、冬野さほ氏の絵には、松本大洋を髣髴とさせるところがあるからです。どこが、どう、というのではなく、全体の雰囲気がよく似ています。

 ところで冬野さほ氏についてですが、彼女は、始め、マーガレットという少女漫画誌で連載をなさっていたそうです。集英社から3冊のコミックスが発売されていますが、そのうちに「HELLO HELLO」と「うそつきサマー」は既に絶版で、ネット上のオークションなどで信じられない高値で売られているのをよく見かけます。残りの「ポケットの中の君」は今もまだ購入可です。現在は「スプーン」という雑誌に絵本のようなものを連載中です。

 冬野さほ氏のデフォルメされたスタイリッシュな絵はとてもかっこいいのですが、どこかに懐かしさを感じます。子供の頃の何かを思い出すような気がします。

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One piece 23

2002/04/06 14:06

待ってました〜。ビビ編完結!!!

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 どうしてこの漫画にはこんなに泣かされてしまうのでしょうか。少年ジャンプに連載中のこのコミックの読者がもはや少年だけにとどまっていないのは周知のこと。この23巻でも、多くの日本国民が泣かされることはま違いありません。

 泣ける漫画なの〜? と、もし読んだことがない人が聞いたらちょっと引いてしまうかも知れませんが、この漫画には泣くことを肯定してしまうような強さがあります。それは、なんというか日本古来の男の美学というようなものに少し似ているんですが、女性も共感できる…という感じで…読んでもらえばその辺はすぐにわかってもらえるはずです。

 一番いいのは最後の章で、ビビのスピーチと、ビビがルフィー海賊団に呼びかけるところ。もう、全身鳥肌たってしまいました。ビビ編が完結し、このあと、どんなキャラクターが登場するのか、ジャンプ本誌をリアルタイムで読んでいる人はこのあとの意外な展開をもう知っているはずですが…次巻も期待です!

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最終話まで含めた完全版

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 原作であるアニメの「アリス」とは、登場人物もストーリー展開もまったく違う。木崎ひろすけ氏はアニメの「アリス」でキャラクター設定を手がけたらしいが、私はコミックの「アリス」のほうが完成度が高いと思う。アニメが見る側を限定している感があるのに比べ、コミックは自由な想像力で、読者を限定していない。

 美しい絵に加えて、魅力的なキャラクター。コミックオリジナルのロボット(アニメではナイスバディのお姉さんだがここではスプーンのような形の愛嬌のあるお茶目な奴)などには、愛着を感じてしまう。

 あとがきに、木崎ひろすけ氏のお兄さんが言葉を寄せている。そこを是非読んで欲しい。お兄さんは木崎氏の『グランドゼロ』という作品を、自分の弟が書いているとは知らずに読んでいたらしい。そして、それを見ながら「弟にもこんな漫画か書けたらいいのに」と思ったという。このエピソードにはジーンと来てしまった。このあとがきは絶対に読んで欲しい。

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夭折した無垢な魂

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 この「グランドゼロ」(「GOG-GUN世郎<グランドギア>を改題)は間違いなく、木崎ひろすけ氏の最高傑作である。35歳という若さで夭折したこの天才は、寡作である上に、未完の作品が多い。この長編も残念ながら未完で終わっている。もしこの作品が完結していたら、木崎ひろすけ氏の知名度は今よりずっと上がっていたかもしれない…などとファンである私は考えてしまう。

 美しい絵、というのは画面の白い部分が美しく見えるものだ。トーンを一切使わない、ペンだけで書かれたこだわりのある木崎氏の作品は、白いところが本当に美しく見える。緻密に描き込んである部分と真っ白な部分とのギャップが非常に美しいのである。

 ストーリーが未完なのは本当に残念だ。これから、という肝心なところで終わってしまっている。しかしキャラクターは魅力的だし、未完でも十分楽しむことが出来る。主人公の世郎を始め、その容姿や喋り方、服装など細かいところにまで気配りが行き届いていて、ここにも木崎氏のこだわりが感じられる。

 巻末に、グランドゼロの設定資料があるが、見ていると鳥肌が立つほどの感動を引き起こす。たったひとつのカットでこれほど人の心を揺さぶることの出来る漫画家はそう多くはない。

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小気味良いラスト。そこに在る理想。開放。

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 ついに完結である。離れ離れになってお互いに精神に異常をきたすクロとシロ。見ているとすごく痛い。1&2巻で感情移入していたら、していただけ痛みも増す。つまり、ここではっきりと明かされるのだが、クロとシロは、陰と陽とが表裏一体のこの社会の象徴でもあるのだ。光あるところに影あり、ということだ。

 1&2巻での細かいエピソードなどが、伏線になっていたのか…と感心させられる構成力は完璧だ。小物の演出がびっくりするほど効果的で上手い!

 この漫画の一番素晴らしい点は、クロの開放である。クロの開放が、シロによって行われることである。ここに人間関係の素晴らしさを見ることが出来るし、人間関係のなかでのみ、人は生きる意味や意義を見つけ出すのだ、と感じることができる。あの秩序のない宝町から、ふたりの子供はやっと開放され、心を取り戻す。

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どんどん加速する

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 すごいスピード感だ。終着点は見えていて、そこへ向かってひたすら全力疾走、そんな感じだ。物語は新たな人物の登場でさらに混乱してくる。秩序のなかった宝町は更に暴力的になる。

 シトとクロの関係も更に突っ込まれて描かれる。ここに来て、シロとクロという名前の由来にもやっと気付く。いつも一緒にいるが対称的な性質を持った二人。そして一見したところ、クロがシロを守っているように見えるが、実は逆だったのだ、と…。

 ここで見えてくるのは、クロの中の闇である。それは彼自身の孤独の闇でもあるし、またこの社会の暗部が投影された闇であるとも言える。とにかくクロはもがく。それを悩みだけではなく、痛快なアクションシーンで表現しているところが松本市の素晴らしいところだ。

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紙の本こどものころにみた空は

2002/04/05 17:33

子供の頃に見た空は、今も同じように頭上に在る

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 母親・工藤直子&息子・松本大洋のコラボレーションということが、話題を読んでいるらしい。しかし、このふたりのコンビネーションのすごさは、親子だから、で片付けられるような代物ではない。ふたりとも天才的な(という言葉を躊躇なく使える)アーティストであることは間違いない。そういうふたりだからこそ、このコンビネーションが生まれたのだろうと思う。

 スプーンという雑誌で、松本大洋氏は母・工藤直子のことを「人に関心がない」と語っている。深い言葉であるが、よくわかる気がする。一方、そんな大洋氏を工藤氏は「無口でおとなしい」と語る。それもまたわかる気がする。ふたりとも、自分の興味を芸術的な方向に集中させているからだろうなあ、と想像する。

 子供というのは大抵が孤独である。それは優れた多くの書物で取り上げられてきたテーマでもある。孤独というのが言いすぎならば、この詩と絵の中には「淋しげな」かんじがただよっていると言える。
 子供のときは言葉でそれをあらわすことが出来なかったが、みんなが知っているあの気持ち。それを言葉にしたものが、大洋氏のイラストという最高級のアクセサリーを伴ってここに在る。

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ムーミン辞典

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 ムーミン誕生のエピソードやムーミンの生い立ちが、イラストや北欧の美しい風景写真と共に紹介されてます。文字絵を飛ばして、イラストと写真を見ているだけでも楽しい(笑)。和む一冊。ムーミンファンには垂涎モノです。もう一度、ムーミンシリーズを読みたくなるかも。

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