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あきなさんのレビュー一覧

投稿者:あきな

2 件中 1 件~ 2 件を表示

必ず何かを感じられる本

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たくさんの驚きが隠されている。
実体験を元にした説得力のある内容は、実践的な示唆に富んでいいる。変化は勝手に起きるものではなく、十分な計画を元に引き起こすものであることを痛切に感じさせられた。

「実践的な本」というと、やたらと小難しい方法論の羅列があり、無理に一般化された決め付けの場合が多い。しかし、この本は実在する企業で実際に起こったケースを元にしていることで、書かれていることをそのまま鵜呑みにするのではなく、それぞれなりに噛み砕いた上で消化するというプロセスを読み手に強いることになる。他社の経験を追体験し、自らに当てはめなおす。著者の重要な主張である「自分のこととして考える」マインドが読み手の中に芽生えてきてしまうのである。

文章も平易で読みやすい。ただ、一つ残念なのは、どの企業で実際に起きたことなのかを明らかにしないための曖昧な表現のせいで、やや色褪せた印象を禁じ得なかった。
その点では、同じドラマ仕立の企業変革についての本では、エリヤフ・ゴールドラットのザ・ゴールのほうが、より強いインパクトをもたらすかもしれない。

もっとも、それを差し引いたところで、本書がもっとも身近で、勇気付けられる書物であることには変わりない。

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紙の本冷静と情熱のあいだ Rosso

2002/06/18 20:28

やわらかくつつみこむようなめまい

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やわらかく、めまいに包みこまれてしまって、抜け出せない。
ふつう、おとこならそんな感じかたはしないのかもしれない。

この人の文章は、ココロだけを書いてるような錯覚に陥ってしまいます。セックスのカラダの描写でさえ、ココロを描ききってる感じ。そういう具象の描写が、内面を吐露するためだけに使われてる感じ。だから、文章を目で追うというよりも、それこそページの裏側から情感が湧き出るような感覚なんですよね。不思議な文だなって思います。

一日で江国氏の「Rosso」だけで終わらずにそのまま辻氏の「Blu」まで読破できてよかった。そうでなかったら、わたしはあおいのままでした。Bluの淡々とした事実描写が「Rosso」と違って、安心して読めるのね。ずばっと断定しちゃうところが、「男っぽい」から。

この違いが明確に出たのが、ラストシーン。江国氏の文章は、結局、どうしちゃったのよ!って叫びたくなる。その叫びたくなる感情が、多分作中人物のそのまんまの感情なんでしょう。辻氏の文章は、事の顛末を「誰にでも想像できる程度に」しっかりと説明している。おかげで、「あぁ、そういうことなんだね!」というやっと現実に戻れました。

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