fujisakiさんのレビュー一覧
投稿者:fujisaki
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紙の本ランド・オブ・ザ・ギルティ ブレイド・オブ・アルカナ エキスパンション
2002/02/03 22:14
幻想譚への誘い
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本書は、『ブレイド・オブ・アルカナ』のサプリメントですが、同書の改訂版である『ブレイド・オブ・アルカナ The 2nd edition』でも、ほとんど問題なく使用できます(ロード・オブ・グローリー2ndがあれば、完璧です)。
このランド・オブ・ザ・ギルティには、ブレイド・オブ・アルカナの背景世界であるハイデルラントの伝説・寓話・伝承が100以上も収められています。
さすがに質に多少のばらつきはあるものの、総じてクオリティは高く、読んでいるだけでも非常に楽しいですし、その物語をゲームで実際に使うためのシナリオフックも大量にあります。
ブレイド・オブ・アルカナをプレイしていればもちろん、そうでなくとも、本書は「買い」だと思います。
紙の本とらいあんぐるハートビジュアルファンブック
2002/02/03 21:43
ファン必携の書
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本書は、人気PCゲーム「とらいあんぐるハートシリーズ」の内、とらいあんぐるハート1&2と、ラブラブおもちゃ箱のビジュアルが収録されています。
原画集ではないためゲーム内のビジュアルと同一の物ですが、原作者である都築さんが各キャラクターにコメントを寄せており、これを読むだけでも本書を買う価値があると思います。
他にも、ゲーム本編の攻略や都築さんのロングインタビュー(唯子役の岩城由奈さんが乱入するシーンも)あり、ファンなら持っておいて損はありません。
紙の本天羅万象・零
2002/02/06 21:29
零の領域へ
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本書は、かつてホビージャパン社から発売されていたオリエンタルファンタジーRPG、天羅万象の改訂版です。『因縁』に従って、ロールプレイ(演技)を行うことで、ヒーロポイントである『業』を得られるという、ロールプレイを推奨するシステムは健在です。
この改訂版ではさらに、『宿命』や『幕』の概念が取り入れられ、単発シナリオでありながらキャンペーンシナリオ的な展開が可能となっています。これは、完全にチューンナップされた新しい天羅万象です。完全に乗りこなせたならば、RPGの新しい地平、零の領域を、きっと体感できるはずです。
2002/02/03 21:08
鮮やかな逆転
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著者が建築学部の助教授だけあって、それらしい(と感じさせる)海峡大橋を支える巨大なコンクリート塊アンカレイジが物語の舞台となる。
≪数奇な運命≫を持った「双子」たち。核シェルターとしての機能も有するアンカレイジの中で次々と起こる密室殺人。
クリスティの「そして誰もいなくなった」を連想させるタイトル。そこに、どの様な「逆転」を読者に提示してくるか。是非本書を読んで、著者の深謀に驚愕してもらいたい。
2002/02/03 20:48
ファンタジーのみならず、すべてのRPGの源流
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映画化を期に再評価が高まっている指輪物語ですが、SF/ファンタジーの分野のみならず、RPGにも大きな影響を与えています。世界最初のRPGであるD&Dは当然、その直接の影響の元に生まれたドラクエなども、指輪物語の子孫といえるでしょう。
このように大きな影響力を持つ作品がつまらないはずがありません。かつて、「映画化は不可能」とまで言われたのも、原作の偉大さ故です。
また、指輪物語は、単純に冒険譚としても傑作です。先に原作を読んでその世界に浸るのも、悪くないかもしれません。
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