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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

古琳斗さんのレビュー一覧

投稿者:古琳斗

16 件中 1 件~ 15 件を表示

この本によって初めて本当の投資の意味が理解できます

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これまで投資に関する本をいろいろ読んできましたが、これほど理路整然と説明してくれる本は初めてです。投資に興味がある人なら聞きなれた分散投資や長期投資の「真の意味」が、この本によって理解できるでしょう。

たとえば分散投資について「すべての卵を1つのカゴに入れてはいけない」という比喩をよく耳にします。私たちはこれで分散投資のことを理解したつもりになっていますが、この本を読むと、それがいかに表面的な理解に過ぎなかったかという事を痛感させられます。

ブラックマンデーやバブル崩壊、超円高の期間を含めて投資した場合のリターンにも言及するなど、理論と豊富な実績に基づいた超おすすめ本です。

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きょうも一日シンプルに

2002/03/04 20:35

シンプルライフのエッセンスを詩にした本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 今やシンプルライフ系の本は氾濫気味であり,話題も出尽くしてきた感があります。そんな時期に,また新たにシンプルライフの本を発刊する意味があるのかと,問う人がいるかも知れません。しかし,この本を開いてみると,そういった心配は不要であったことに気づくでしょう。

 本書を形容して言うならば,ヨーロッパ南部の田舎道に咲いた,清楚でかつ,可愛らしい花と言ったところでしょうか。シンプルライフのエッセンスが,美しい詩のような形で綴ってあるのです。

 たとえば「電話から遠ざかるほど,より自由に,やすらかに,より幸せになるでしょう」という言葉は,携帯中毒に対する反省になるでしょう。「せっかくの楽しみまで抜きにして,暮らしをシンプルにするなんて,いいこととは思えません」という忠告は,ストイックになりすぎたあなたを,本来の位置まで優しく押し戻します。

 春のそよ風のような小さな本。プレゼントにも,おすすめです。

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紙の本気品のルール

2002/02/28 22:14

シンプルだけど芯のある本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 加藤ゑみ子の著作には,『お嬢さまことば速修講座』や『お嬢さま生活復習講座』といった,ややパロディー的なタイトルを持った本が多い。しかし,彼女は一貫して真面目に執筆しており,本書も例外ではない。

 今,日本は閉塞感につつまれており,自信をなくしている。その一方で,不況とは言いながらも,物質的には,それほど不自由のない生活をしている。そのような時代に,何に対して価値観を置き,どのような生き方をすべきなのか悩む人も多いと思う。

 本書は,「気品」という,今の時代が忘れかけているものを取り上げている。もっとも,このことは,ずっと以前から加藤ゑみ子氏が考えていたことではあるのだが,これまでは,「話し言葉」や「ライフスタイル」という「形」の面での言及であった。しかし本書は,「気品」という,目には直接見えないものを取り上げている。つまり,加藤ゑみ子氏は,ついに本題に入ったわけだ。

 このような「時代」と「テーマ」の取り上げ方は,バブル崩壊後の中野孝次氏の『清貧の思想』に共通するところがある。しかし,本書がそれと異なるのは,古きよき時代を振り返るのではなく,実践的,かつ,現代的に語っている所であると言えよう。また,本書の後半では,「気品が試されるとき」という形で,10パターンの試練を挙げている。一例を紹介すると,「いままでの境遇ではなくなってしまったとき」,「思い通りにならないとき」などである。こういった話題を取り上げる所などは,単に「お高く止まる」ためだけのハウツー本と,決定的に異なる部分であると言えよう。

 本書は,若い女性だけでなく,老若男女を問わず,幅広く読んでいただきたい本である。

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お金を通して人生を考える本

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これは,小説風の投資・資産運用講座のような本です。主人公は女子大生のアイちゃん。「情報社会論2」の講義の中で,先生から「みなさんが欲しいものはなんですか?」と真正面から聞かれ,「え? 何だろう」と考え込むところから始まります。改めて値段を気にせず欲しいものと聞かれると,ちょっと考えてしまいます。でも,その質問は,自分なりの人生の目的に近いものであったりするはず。

私たちの人生には限りがあり,当然のことながら,お金を貯める期間にも限りがあります。アイちゃんは先生から,今後40年間,つまり定年までの期間に,お金がいくらかかるかという観点からプランを組みなさいと言われます。アイちゃんはお金を通して,人生の目的や資産運用,投資といったことを学んでいきます。

タッチはやわらかいけれど,とても内容の濃い本です。

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紙の本恋火

2002/11/04 09:57

私たちが見失ったものを探す旅

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松久淳+田中渉による「天国の本屋」シリーズの3作目である。例によって、主人公は、書店店長のヤマキによって天国につれて来られ、書店でアルバイトをすることになる。天国側の主人公はリストラされたピアニストの町山健太。対する、実世界側の主人公は、ちょっとお転婆な長瀬香夏子。この二人が、生き別れとなったピアニストの桧山翔子と花火師の瀧本莞爾の恋を成就させようというストーリーだ。もちろん、物語の間には、朗読という通奏低音が流れている。

著者は、このシリーズで何を言いたいのだろう。私は1作目の『天国の本屋』を読んで、「これは大人のための児童文学だ」と思った。『うつしいろのゆめ』を含めた3つの作品を読んでみて、確かにそれは、的を射た解釈であったと思う。この点について、もう少し述べてみたい。

子供の中には、おとなしい、心の深い問題をかかえた子がいる。たとえば、それを描いた名作の一つにロビンソンの『思い出のマーニー』(岩波少年文庫)がある。喘息治療のために転地して来たアンナが、マーニーと出逢い、彼女との交流を続けていくうちに、病んだ心が徐々に癒されていく。しかし、アンナが出会った少女マーニーは、実はアンナの祖母であったという物語だ。

このように、児童文学には心の問題とファンタジーを合わせた素晴らしい作品がある。松久淳+田中渉による「天国の本屋」シリーズは、この大人版と言えるのではないだろうか。

今、日本は難しい時代にさしかかっている。物質的な豊かさは、本物の豊かさではないことに、我々は気づいている。しかし、この先、何をどうやって行けばよいのか分からず、道に迷っているというのが現状だ。しかし、その解は、徐々に出てきている。今という時代に、この本が注目を浴びるようになったのも、偶然ではないように思う。

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紙の本天国の本屋

2002/10/20 01:30

大人のためのピュアな恋のファンタジー

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「どうして、この本はこんなに素敵なのか?」読み終えて、そう感じた人が多いのではないでしょうか。この本が私たちの心を揺さぶる理由。それは、この本が小説ではなく児童文学だからだと思います。

小説と児童文学との違い。それは「たましい」を直接、扱っているかどうか。物語がファンタジーであるかどうか。どちらも「日常生活」という世界にどっぷりつかって生きている大人たちに(最近は子供たちにも)縁のない世界。だから、不思議な新鮮さと感動を覚えるのだと思います。

ほとんど小説を読まない私の目に留まった、魂の本…。

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紙の本知的のルール

2002/09/22 09:00

知的なリファレンス

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加藤ゑみ子氏の著作が出るたびに、「もう、しばらくは出ないだろうな」と思ってしまうのだが、そんなタイミングで出版されたのが本書である。しかも、内容は従来の焼き直しではなく、新たな書き起こしである。

本書は80のルールから構成されており、1つのルールは1ページに軽く収まる程度である。しかし、各々のルールの説明には含蓄があり、深い内容になっている。普通の著者であれば、内容を膨らませて、1つのルールで2〜3ページは稼げそうだ。

「知的」と言うと、「ツンとすました」というイメージがあるかも知れないが、本書で述べている「知的」とは、美を意識した生活哲学と言えるものである。話題は、食事、収納、会話、視点、思考と、多岐にわたる。

最後の章のタイトルは「非知的スタイル」である。これは、序破離の「離」を思い起こさせる。知的に「見える」という事を超えて知的であるところに、価値があると著者は述べたかったのだろう。

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紙の本あなたは絶対!守られている

2002/07/21 19:32

この本を読んで,元気を取り戻そう

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『あなたは絶対!運がいい』の続編です。前作は「精神レベルを上げると,運がよいことが起きるようになる」という内容でした。今回は「そういった運の良さも,守護神・守護霊に守られているから」ということを,著者は伝えようとしています。「守護神・守護霊」という言葉に抵抗を覚える方がいるかも知れませんが,それは著者も同じで,他に適切な言葉がないため,この言葉を使っているようです。

彼女の主張に共通して言えることは,いろんな問題や,身の回りに起こる出来事,そして,それがうまく行くといった流れを,高い水準で捉えていることです。たとえて言えば,4次元の世界から神さまが見ながら,私たちにアドバイスしている感じです。

最近,元気がなくなっている日本人。この本を読んで,明るく前向きな気持ちを取り戻して欲しいと思います。

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お嬢さま生活復習講座

2002/03/07 23:35

人とモノと空間を結びつける「生活行為」について考える本

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 タイトルからすると,お金持ちのご令嬢の生活を連想するかも知れません。しかし,本書で語られているのは,シンプルで良質な生活哲学といったものです。もちろん,お嬢さまは,良質のモノを選んで所有しています。必然的に,やや高価なものになるでしょう。ただし,お嬢さまは,それをきちんとメンテナンスし,長く使います。第10章のタイトルにあるように,「お嬢さまは,倹約家」なのですね。

 本物のお嬢さまの生活は,一見,優雅で美しく見えるけれど,その裏には,細くとも堅い「芯」のようなものがある。この本は,そんな印象を与えてくれます。最近は,部屋をシンプルにするための本がたくさん出版されています。でも,その部屋に住む人の「行為」が伴なっていなければ,再び,雑然とした生活に戻ってしまいます。

 本書を読んで,人とモノと空間を結びつける「生活行為」について,ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。

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紙の本SQ魂の知能指数

2002/03/01 00:21

人類の英知を結集したような内容

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 一言で言って,本書の内容は大変素晴らしい。類を見ない充実度と言ってよい。それでは「万人向きか?」と言われると,残念ながら,そうではない。何故なら,大変に高い教養を要求する本だからである。本書が,日本でベストセラーになりきれていない理由もそこにある。

 本書の帯に,「子を持つ親や教師たちにとっての最良の手引き」と推薦の言葉があった。確かに「そうだ」と思ったが,推薦者は誰だろうと見てみると,ハーバード大学の教授だった。そう。確かに,彼らくらいの知的水準であれば,迷わず推薦するはずだ。

 購入を真面目に検討する方のために,もう少し情報を提供すると,ダニエル・ゴールマンの『EQこころの知能指数』とは似て非なるものである。本書は,哲学書であるからだ。明らかに,一般読者向けに書かれてはいるものの,脳神経学,物理学,心理学,宗教学,哲学などの話題についていけなければ,少し厳しい。ただし,前にも述べたように,内容は大変素晴らしいので,挑戦してみる価値は,十分にあるはずだ。

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楽しく読める,本当の哲学書

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 「哲学の入門書を1冊だけ推薦してくれませんか?」と言われたら,迷わずこの本を推薦します。理由は,次の3つです。
1) 子供から大人まで,誰でも読める。
2) 「自分の頭で考える」という哲学の基本を実践できる。
3) 身近で親しみやすい問題を扱っている。
 哲学の本と言うと,「「哲学」学」の本になりがちです。つまり,過去の有名な哲学者の考えを学ぶ本という訳です。でも,哲学者は沢山います。過去の蓄積を読むことは参考にはなるけれど,最終結論ではありません。最終結論を出せた哲学者がいるのであれば,哲学はそこで滅んでいるはずです。でも,哲学者は,いつの時代にも生まれている。今は最新だと思っている考えも,何十年か後には,哲学の系統図の中の,一つの丸とか四角とかに過ぎないでしょう。

 哲学は,受験勉強のためにするのではなく,自分の頭で考えて楽しむためのもの。それで,ちょっぴり生活の役に立ったり,自分の頭の中が整理できたらラッキー。自分の頭で考える。その基本をやさしく解説したのが,この本です。

 登場人物は,中学生のぼくと,ペネトレという変なネコ。2人(と言うよりは1人と1匹?)が,楽しく対話しながら,哲学の世界へいざないます。

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庶民向けの積極資産管理法

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円安論者で有名なフジマキ氏による、資産管理&投資法の本。いつもの開けっぴろげな「フジマキ節」で語られており、『一ドル二〇〇円で日本経済の夜は明ける』の続編的な内容になっている。

この本は、「要は、何を買えばよいか」をズバリ述べた本ではなく、大きなトレンドの見方を述べている本である。そういう意味では、戦術ではなく戦略、あるいは方法論を述べた本であると言える。それでも、為替、不動産の今後の大局的な流れは示されており、参考になった。

木村剛氏の『投資戦略の発想法』が、若干インテリ向けの本だとすれば、本書はフジマキ氏による庶民向け積極資産管理法だと言えよう。

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紙の本あなたは絶対!運がいい

2002/07/14 11:29

あなたは絶対!運がいい

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「二十四歳の若造が,こんなえらそうな題材で本を書くことが許されるなんて,本当によい時代になりました…(笑)」。あとがきにある彼女の言葉です。この本のテーマは「生き方」。年配の方にしてみれば,「この年で今更,二十四歳の女の子に生き方を学ぶこともない」と思われるでしょう。でも,読み進めて行くうちに「フムフム」が「なるほど」になり,「そうかぁ」が「私もやってみようかな」になって来ます。

彼女が主張したいことは,「心の持ち方で,思ったような人生が歩めるようになる」「自分の精神レベルに応じて,周りの出来事がおこる」「誰でも運のいい人になれる」といったことです。表面的には,「ポジティブ・シンキング」や「マーフィーの成功法則」に共通した内容の本に見えますが,哲学的,宗教的な部分も含めて,彼女なりに幅広く勉強しており,バランスのよい本になっています。また,とても平易な言葉で説明されていますので,誰でも気楽に読むことができます。彼女自身が書いたイラストは,理解の助けにになると同時に気分転換にもなり,楽しいものになっています。

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思ったより少し深い内容

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 『世界がもし100人の村だったら』の2匹目のドジョウを狙ったようなタイトルに見えるし,体裁面では,確かにそういった部分もある。しかし,読み進めていくと徐々に分かってくるが,この本は,色々な側面を持っている。

 まず気づくのは,この本が,ちょっと皮肉が混じった調子で語られていることだ。たとえば,コンビニのおにぎりの賞味期限が1秒でも過ぎたら捨てるとか,ハンバーガーショップで100個のハンバーガーを買っても「店内でお召し上がりになりますか?」と尋ねられるといった点だ。しかし,一見,皮肉に見えるこれらの内容も,現実にそうしている人たちがいることに気づき,私たちはそこで,少し考え込むことになる。

 また,本書では,日本人に蔓延している漠然とした不安も指摘している。お金があっても,長寿国であっても,いや,そうであるからこそ,さらに資産や健康に対して,漠然とした不安を抱いてしまうのだ。そういう意味では,ほんの入り口程度ではあるが,病んだ日本人に対するカウンセリング的な意味合いも持っている。

 巻末には,本書の情報源となった統計情報や参考文献が紹介されており,好感が持てる。最後に,浜美登里さんの,ほのぼのとした心暖まるイラストで,本書が飾られている点にも触れておきたい。

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モノ主義から,時間,機能主義へ

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 中谷氏の著作には,「気楽に読め,ちょっぴり元気がもらえる本」が少なくない。本書も例外ではなく,「中谷トーン」の本となっている。細かな内容については,bk1からの紹介に詳細な目次があるので,そちらを参照されたい。

 ところで,中谷氏が,どのようなきっかけで,今の時期に,このようなテーマを選んだのか,ちょっと気になるところである。と言うのは,今,時代は「モノの所有から,機能の所有,時間の所有へ」と移ろうとしているからだ。

 たとえば,10分間で\1,000の理容室は,単に価格を下げたというだけでなく,「時間の節約」という付加価値を売っている。時間単価で見れば,10分で\1,000は,決して安くはないのだ。また,企業はできるだけ人材を抱えず,機能のみを買いたいと思うようになって来た。たとえば,情報システム部門の要員をできるだけ持たず,極力アウトソージングしようという傾向が出てきている。これは,「組織を所有するためにコストをかける」よりも,「機能を利用することにコストをかけたい」という考えにシフトしてきていることを意味する。

 このような時代の流れを知った上で本書を読むと,彼が主張する「都会に住んで,元気になろう」という考えは,私たち,個人にとっての「モノ至上主義からの脱却」であると言える。本書は,読みやすく,オシャレな話がちりばめてあるだけではなく,実は,21世紀の大きな流れとなる重要な考え方を提示しているのだ。

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