サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. みっちーさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年1月)

みっちーさんのレビュー一覧

投稿者:みっちー

10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本たまには、時事ネタ

2007/01/20 13:24

小泉政権とは何だったのか

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

文芸評論家としておもしろいものを出してきている斎藤美奈子。今回はいつもとちょっと違って時事ネタ。「婦人公論」の連載コラム「女のニュース」を2001年から2006年までの分をまとめたもの。ちょうど小泉政権と重なり、かの政権は何だったのかを振り返ることができる。国民がマスメディアで小泉劇場を楽しんでいる間に、日本は着実に「戦争のできる国」への道を進んできたのではないかと斉藤は語る。「婦人公論」連載だけあって対象としているのはおば様方なのでしょう、とてもわかりやすく丁寧に斎藤独自の視点での思いがつづられている。こんなおもしろい本であるにもかかわらず、時事ネタを題材にしているだけに、内容がすぐに旧聞に属するものになってしまうのはもったいない限りだ。読みたい人は今すぐ読んだ方が実感として斎藤の言いたいことがわかると思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本虹の家のアリス

2006/12/10 20:55

中年探偵とうら若き乙女助手によるご近所ミステリー

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本作「虹の家のアリス」は「螺旋階段のアリス」の続編。先に「螺旋階段〜」を読んでおくと入りやすい。早期退職制度を利用して探偵業を始めた仁木と、その助手をつとめるうら若き少女のごとき安梨砂(ありさ)が手がけるご近所ミステリー事件の解決。前作では完全に安梨砂がリードを取って最後には仁木に花を持たせるという話が多かったが、今作では探偵業も一年ともなり、仁木も表だって活躍できるようになってきた。嬰児誘拐、連続ネコ殺し、ストーカー、花泥棒などの難事件の真相は!!死体も血しぶきもない心暖まるミステリーであるのが加納ミステリーの醍醐味である。今作では「鏡の家のアリス」がすばらしい。もちろん今作も「不思議の国のアリス」にちなんだアイテムが随所にちりばめられていて楽しい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

すべてのインフラはローマに通ず

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

インフラストラクチャーを「人間が人間らしい生活を送るためには必要な大事業」と考えていたローマ人。この巻ではローマのインフラから、ハード面では「街道」と「水道」を、ソフト面では「医療」と「教育」をとりあげる。「すべての道はローマに通ず」が単に街道だけでなく、あらゆるインフラに、そしてローマ人の精神に見て取れる様を筆述する。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本月曜日の水玉模様

2006/12/27 23:44

丸の内OLが活躍する日常ミステリー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今現在日常ミステリーを書かせれば加納をおいて他にいるだろうか?この「1週間」を題材にした連作ミステリーの不思議な魅力。丸の内のOL陶子が遭遇するどこかしら違和感のある出来事をミステリーに仕上げてある。1週間のそれぞれの曜日が連作になっているけれども、今回は最後に何ら関係がないと思われた短篇が最後にまとめられるという構成はとっていないが、どの話も相互に緩い結合を持ち合わせていておもしろい。丸の内OLである主人公陶子の頭の回転はちょっと冴えまくりっていう気はするけれども、身近な人生の悲喜こもごもを描く加納ミステリーは相変わらずおもしろい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

ものがたり風土記

2006/12/23 00:58

物語の成立に関する異色紀行文

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一応紀行文の体裁を取っているんだけれども、訪れた観光地の紹介はあまり詳しく述べられていない。むしろ行く先々でその地に伝わるエピソードを元に、伝説、おとぎ話、ひいては小説とは何か?を様々な文献を引いて考察し、物語の成立の仕方を語るちょっと変わった紀行文。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

じてんしゃ日記

2006/12/09 22:14

自転車に乗りたい、楽しみたい

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自転車って本気になったらものすごくお金のかかるスポーツなんだねぇ。とにかくママチャリでない本当の自転車にはまるとおもしろくもおかしい日常が展開される様がわかりやすく描かれています。はい、そういうわけでこれマンガですので非常に読みやすいです。自分も自転車に乗って健康になりたいです。読後にはママチャリでない本当の自転車に乗りたくなること必至です。またこの本にも自転車は車道を走るものであること、自転車に対するデタラメな交通規則が日本ではまかり通っていることにも言及されています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

ローマ初めての属州出身皇帝に対する塩野のまなざし

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この巻では初めての属州出身の皇帝トライアヌスに関して述べられている。治世中にローマの版図は最大となる。そして評判の良かった皇帝に塩野は「あなたはなぜ、あゝもがんばったのですか」と問いかけ、その答えを推測する。「属州出身者としてははじめてのローマ皇帝だからと思って、人並み以上にがんばったのですね」と。歴史家でもなく考古学者でもない、物書きとしての塩野の人物を観るまなざしを感じることが出来る。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

最大版図となったローマ帝国を隈無く視察した皇帝

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いわゆる五賢帝の3人目に当たるハドリアヌスをとりあげた巻。皇帝は最大版図となったローマ帝国を隈無く視察する。ローマ帝国の実情、有様を自身の目で確認することで、帝国を維持しようとした皇帝。人間的性格には問題があったのだろうが、それでも5賢帝の一人としてあげられるのは、この視察によってローマ帝国の実情を自身で把握していたことに夜のだと思われる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

現代のパレスチナ問題もローマ時代から続いていたのか

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

気むずかしいハドリアヌスの後半から「ピウス」(慈悲深い)と呼ばれる皇帝に引き継がれたローマ帝国。帝国のパクスは平穏な秩序の上に成り立つのであった。ユダヤ問題の叙述は現代のパレスチナ問題にも通じるもので必読ではないかと思われる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

スウィフトや「ガリバー旅行記」に関する記述より阿刀田氏の語りがおもしろい。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

文学史としてはスウィフトという名前と代表作である「ガリバー旅行記」、そしてこれが当時の諷刺文学であるということは知っているけれども、果たしてこの物語のストーリーを知っているかと問われれば……自分の場合は「否」である。童話に編集された小人の国での冒険を断片的に知っているような気がするだけなのだ。ガリバーは4回に渡る冒険旅行をして小人の国、巨人の国、空飛ぶ島(ラピュータ)、馬の国なんかに行ってるそうだ。それどころか、日本にも来ているなんて知ってた?それぞれの国や島の奇想天外な住人(人じゃない国もあるが)を描くことで当時の社会をスウィフトが諷刺している様を阿刀田流に解説してくれる便利本。いや、ホントに「あなたの知らないガリバー旅行記」だったよ。それはともかく、本文中で妙に賞賛されている日本戦後文学史最大の奇書「家畜人ヤプー」、これはおもしろそうだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

10 件中 1 件~ 10 件を表示