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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

やすみつさんのレビュー一覧

投稿者:やすみつ

61 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本ターン

2002/07/31 23:43

SFとしては破綻しているが、楽しく読めた

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ある時刻で1日前に戻り同じ1日を繰り返す世界に一人取り残された主人公。
そもそもどうしてこんなことが起こったのかということだけではなく、最後まで解けない謎がいくつも残るのだけど、前作と同様作者はそんなことには頓着しないらしい。
あとがきで言い訳している「時間の重なり」の問題も、時間SFとしては致命的な欠点(全く破綻している)だが、それも強引に通してくるのだね。冒頭から登場している「声」についても、何だかその処理が中途半端だと思う。
しかし結局私は本作は素直に読んで十分満足できた。とんでもない目に遭っている主人公の行動、というのが本作の焦点だと思うし、その点でよくできていると思うのだ。
同じ北村薫の「覆面作家は二人いる」では主人公が全く好きになれなかったのだが、「スキップ」では一点を除き共感できた。本作では主人公に大いに感情移入し、応援できたのが何よりである。

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紙の本株主代表訴訟

2002/07/31 23:29

「監査役」の本来の活躍はカッコいいものなのだ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前作「株主総会」に続き、楽しめた。
「監査役」は飾りだけではない、商法で規定され期待されている本来の活躍はこのようなものだという、爽快な一冊。「法は権利の上に眠る者を守らず」というようなカッコいいセリフが、法律の世界にはあるのだなあ。

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リプレイ

2002/07/31 23:58

主人公がバカでないところがよい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公は心臓発作で48歳に死んだ。と思ったら23歳の自分の中に蘇った。記憶はそのままで人生をやり直すことができる。さあ、何をすべきか。

凡百の物語にあるような、無能だったり欲深だったり迂闊だったりして状況に正しく対処できないような情けない主人公ではない。
十分な理性と知性を持った我々がするであろうことを、主人公はする。
例えば自分の知っている‘未来の知識’を元に(競馬や野球賭博や株式で)資産を増やす。当然のことだ。十分注意深ければうまくやっていけるはずだし、実際その通りになる。
しかし‥‥。

欲を出したらひどいしっぺ返しがありましたというような、中国の故事みたいな単純な教訓話ではむろん終わらない。次々に起こる「新しい展開」が不自然ではなく、物語をうまく引っ張っていく。
この点、展開のための展開というような、ジェットコースター・ノベルのシドニイ・シェルダンとは違う。ジェットコースターに比べ、まっとうなドライブの楽しさか。その展開の中でも最善と思われる行動を取ることで、やはり主人公に違和感無く共感していける。それでもやっぱり翻弄されてしまうのだ。

知らなかったが、名作と言われているそうだ。もっと広く知られてよい小説だと思う。

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「もし完璧な嘘発見器があったら」という素朴なテーマの、できのよいSF

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

内容は、天才主人公の、100%の嘘発見器「トゥルース・マシン」開発をめぐる物語。
21世紀前半と設定されている時代は、20世紀の続き以外のナニモノでもない。1990年代の実際の事件に続けて2000年代、2010年代の事件の記録を書かれると、なかなかリアリティがある。と言うか、「1995年東京でアサハラ・ショーコーが地下鉄に毒ガスを撒いた」という事件記述も妙にフィクションの臭いになってしまう。

その中で本来最もリアリティの無い「天才」主人公と「トゥルース・マシン」を上手に組み込んでいるのが上手さだろう。
一例を挙げると、優秀な技術者を「マイクロソフト社から」ヘッドハンティングしている。20年後の世界ならさもあらん、そりゃそうだろうと思わせる内容だ。でもこれまでのSFではこんな記述は見た覚えがない。

ストーリーは、政治と経済をかなり意識した内容となっている。天才は、自分の興した会社を守るために、経済小説もどきの陰謀に巻き込まれる。敵の罠にみすみす落ちていくのを読むのが苦痛で、本の半ばで一時中断したりした。

後半、天才にとっての障害は自分自身になり、それがストーリーの中核となるが、ここでは省略。

小説全体を通して見ると「もし完璧な嘘発見器があったら」という素朴なテーマの、できのよいSFとなる。恋愛は、商取引は、政治は、社会はどうなるか。考えさせられるところ大である。
社会として、プライバシーを守る権利を放棄し、新たな人間関係を元にしてよりよい社会を作っていこう、末は世界政府だ、というのは作者の本気の理想であるらしい。半分だけ賛成しておく。

1050円は高くなかった。

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紙の本そして誰もいなくなった

2002/07/31 23:53

ネタを知っていても、読むべき。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

初読である。あらすじは知っている。犯人というかメイントリックもおよそわかっているつもりであった。そんな状況で読んで楽しめるだろうかと危ぶみながら読んだが、結果としては、十分楽しめた。犯人、わからなかったし。(笑)
名作である由、改めて賛意を示す。
ところで原題は「Ten Little Niggers」ということだが、この邦題はすばらしい。

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猿の証言

2002/07/31 23:51

ウンチクが楽しかった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

猿と人間との境界や、猿にとっての言語というあたりの蘊蓄が満載で、猿の‘証言’は信用できるかというタイトルにつながる話。ミステリとして蘊蓄がうるさいという指摘は当たっているだろう。しかし、私自身の興味はストーリーより上記の蘊蓄に向いてしまったので、結果オーライ。
NHKブックスの「言語という本能」を思い起こしたが、案の定、参考文献の最初に載っていた。

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プラスティック

2002/07/31 23:48

予想した展開もあるが、結局予想を超える

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

登場人物が代わる代わる証言する、その証言だけで組み立てられている。読んでいくこちらは、こいつの言うことは額面通りに受け取れないなと思ったり、やがてこいつとこいつはもしかして‥‥と思ったりもするが、文章の作成者は読者のそれらの想像も承知した上で組み立てており、最終的な真相は‥‥というもの。
結論を言ってしまえば、某超有名作家の某超有名作品がネタと言うか、それで全てなわけだが、元ネタを知らずに本作を読むと衝撃的、かも。
読み終わると、アイディアを徹底したところに感心する。

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知的な人間でありたいと思う人間は、読むべき。耳が痛いが。

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大学に入る前、あるいはせいぜい教養部にいた頃に読むべき本。高いレベルの知識欲を刺激される。
勉強しなさいというお説教は、しんどいのだけど。

曰く、高校までで学ぶ科学知識は、ほとんど19世紀までのもの。現代人が知っておくべき重要度としてはその後の時代の科学の方がそれまでの科学の何倍も重要。したがって高校科学までの知識の人はその後の科学を自力で勉強しなければならない。例えば高校で物理を選択しなかった、生物を選択しなかったという人は中学レベルであるのだから、言わずもがなである。
曰く、理系の人間にとって例えば熱力学の第2法則を知っているかというのは、文系の人間にとってシェイクスピアを読んだことがあるかというのに等しい。わかりづらい例えだが、要するに基本の基本ということらしい。お互いに相手の世界の知識は全く無いのが現状という話。
はばかりながら、私は理学部卒業ということになっているが、大学では学問以外のことに労力を費やしていたので、立花の言う理系の人間の常識という内容が非常にあやしい。ええ、ええ、高校レベルですとも。
曰く、大学の講義というものは、高校までの授業や学習塾のように教えてもらって当然のものではない、学ぶ側が講師からつかみ取るものだ。勘違いするな。はい。私は勘違いしていました。講義、つまんねーと思いながら、サボっていました。

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紙の本新刊めったくたガイド大全

2002/07/31 23:31

こんな書評が書きたい

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「本の雑誌」の新刊ガイドコラムをまとめたもの。
1970年代から90年代まで、当時の「新刊」を巡る状況が楽しい。
毎年出るディック・フランシスの新刊に一喜一憂している。有望な新人作家として、岡嶋二人が出て、大沢在昌が出て、東野圭吾が出てくる。楽しくなる。やっと出てきた、宮部みゆき。
当時の評価を現時点で振り返ることにより、北上次郎が評価されるのだ。怖くないのだろうか。もっとも、評価は良くも悪くも筆者の趣味丸出しであるので、構わないのだろう。
良い理由も悪い理由もはっきりしていているので、同じ超オススメでもこちらがさらに選択できる余地がある。
こんな書評が書きたい。好き嫌いという物差しですら、自分でわからなくなってしまうことがあるのだ。

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紙の本私は臓器を提供しない

2002/07/31 23:23

無邪気な善意だけでは見逃す現実があるようだ

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脳死に至った場合に臓器を提供するドナーカードだが、「臓器を提供しない」それぞれ個人的な理由を述べている。自分の臓器を提供すると言う人にどうこう言う筋合いは無いのだが、提供しないと言う人の意見もそれぞれの根拠があり、重い。
少なくとも、無邪気な善意で臓器提供を思っている人にもう一度考えさせる説得力はある。

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紙の本あかピンク 3

2002/07/31 22:52

元気で前向きな、女性達のリアルな現在。

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短編集。ハッピーエンドだったり、別れたり。死別をテーマに重かったり。現代女性の恋愛ってことで、リアルな内容なのではないかなあと思う。元気で前向きな主人公達は、いつも好感を持てる。オーソドックスだが現代的。このようなストーリーって、小説も含めてあんまり他で読めないような気がするのだが、入江作品に近いものがあれば、知りたいものだ。

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明るい学園コメディ。設定はオカルトチックだが。

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この作者、霊とか神様とか明るく扱うのが大得意。今回も蛇神さまが現れる学園コメディと、藤子不二雄テイストにあふれる内容。
わりと話が二転三転するので、月刊連載ペースで読むのがベストなのかもしれない。何か、途中でテーマが変わっちゃったりとかしかねないのが、ちょっと残念。
せっかく気に入ったキャラクター達も、これも作者の癖なのか、せいぜい1、2巻の長さであっさり終わってしまうのがちょっと残念。

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狼には気をつけて 3

2002/07/31 20:36

作者らしい作品。楽しめる。

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「ヘヴン」の重さを思い出す部分もあるが、笑える内容がメインでホッとする。
作者は、最近は、作品中にくさいメッセージとか入れたくなっているのかな。短編「星の大王様」はくだらなさにシフトしていて、心に残る作品にはならないが、より楽しめると感じた。

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教師の授業力、という視点

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学級崩壊と言われるが、教師の授業する力が低いのが大きな原因である、という主張。
例えば、とび箱をとべない子供を3分でとばせることは誰でもできると言い、教える手順を知ってさえいればいいのにそのような情報はどこにもなく、結果として日本中でとび箱で苦労している教師と生徒がたくさんいるということになる。
ノウハウのドキュメント化は、教育技術に限らず、うちの会社でも言われているけど、難しいよね。
タイトルからは想像しなかった内容であった。

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面白い。ただし科学的かどうかは疑問。

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1年以上前のベストセラー。あまりにも今さらだが、読んだ。ベストセラーの後追いをするのがシャクで、ずっと我慢していたのだが、内容が面白いことは立ち読みでわかっていた。
男の脳と女の脳は作りが違うのだから、性質も違う。違うことを理解しよう、という内容。男は一度にひとつのことしかできないから、新聞を読んでいるときに話しかけても聞くことができない。女は空間把握能力が弱いから、自分の向いている方向に地図をくるくる回さないと読めない。非常に面白かった。オススメできる。
ただし、科学的な立場のふりをしているが、よく読むとまともな根拠を示しているわけではない。内容は楽しめたが、あまり鵜呑みにすべきではない点、要注意。

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