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ねこネコさんのレビュー一覧

投稿者:ねこネコ

16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本エロイカより愛をこめて 1

2002/12/26 04:57

あまりに偉大すぎる作品

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今までだれも書評を書かなかった、いや書けなかったのには訳がある。
そう、あまりに偉大すぎて、何を書いても言葉足らずになるのが、書き始める前から、もう火を見るより明らかだからなのだ。
 まだ十代になったばかりの頃、青池先生の『イブの息子たち』を読んでカルチャーショックを受けたと言う世代の話を聞いたことがあるが、私にとってはこの『エロイカより愛をこめて』がそうだ。少女誌に掲載されていたのに少女は登場せず(はじめの頃は形ばかりいたのはいたが…)、登場するのは十代の少女にとってはおじさんという年代の男性(少年ですらない)がもっぱら、よくて青年というところか。だが、この漫画のエポックメイキングなところはストーリーにある。いや、もちろんキャラクターあってのストーリーだが…。いわゆる小説界ではハードボイルド物やスパイ物にジャンル分けされていた辺りの話を、キャラクターの魅力を生かして、少女が楽しめるエンターテイメントとして完成させてしまったのだ。何という力量!! これ以降の少女漫画がどれだけ影響されたことか。
 この作品の主人公は二人(あえて二人と言おう。異論のある人はいないと思う)。一人目は、タイトルにもなっているが、こよなく美術品(と美少年)を愛する怪盗エロイカこと、ドリアン・レッド・グローリア伯爵(イギリスの貧乏貴族の爵位を持っている)。もう一人は、NATO(北大西洋条約機構)の情報部の万年少佐、クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ(通称、少佐。あるいは、鉄のクラウス)。この二人の住む、まったく異なる世界がどう交わるのか、そして伯爵と少佐がどのように絡んでいくのかが毎回の見所。話の縦軸をその時々のエピソードとするならば、横軸は主人公二人の関係の変遷か。決して二人のベクトルが一致することはないと読者は分かっていながらも期待せずにはいられない。作者の好みからか自然の流れか、話の中心が少佐の任務にシフトすればするほど、読者は伯爵の切ない(!?)恋心にエールを送らずにはいられないだろう。そう、美少年好きの伯爵は堅物の情報部少佐を愛して(!)いるのだ。
ここ十数年の世界情勢の激動で、一度は制作が中止されていた本作も、近年再開された。ファンとしては嬉しい限りだが、少佐の宿敵、かつてのソ連邦情報局KGB(現ロシア首相プーチン氏もOBですね(^o^)の大物、コードネーム“仔熊のミーシャ”との正面切って(?)の対決がもはや見ることができないのが残念。時間とは残酷ですね。しかし、昨今の混乱を極めるリアルタイムの世界情勢を背景に物語を作ろうという青池先生の気概には感服いたします。
さて、ここまで読んだ方に、一つ忠告を。『エロイカ』の第一巻を読んで、“ねこネコの書評とは話が違うじゃん”と早合点しないように(^^)『エロイカ』の本領はここからです。「イン・シャー・アッラー」「ハレルヤ・エクスプレス」を読む頃にはもう、あなたも伯爵と少佐の虜でしょう(^_-)
この作品にはその他、数えられないほど素敵な脇役たちが登場します。毎回それも楽しみの一つ。主人公以外にもお気に入りキャラが山ほどいるので、ねこネコは毎回絵の隅々まで見てしまいます。そういうファン心理を青池先生も分かっていて、細かいところまで描いていてくれるのでしょう。“あ、こんなところに部下Eが!”なんて具合に…。
個人的には、たぶん青池先生もノリノリだったと思われる、「アラスカ最前線」から「9月の7日間」にかけての作品がお気に入りですが、それを堪能するためにも、『エロイカ』はちゃんと一巻目から読みましょう。そして、この作品を読んで青池先生の魅力にはまった方は、ぜひ『七つの海・七つの空』『エル・アルコン —鷹—などの帆船物(?)も読んでくださいね(^_^)v

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紙の本7つの黄金郷 1

2003/03/21 02:50

まさに未完の大作!!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 “未完”、この言葉を聞いて『7つの黄金郷(エルドラド)』を思い起こす漫画ファンが一体どれほどいることか。そしてこの十数年、『7つのエルドラド』の制作が再開するという噂に何度一喜一憂させられたことか…(T_T)
 そう、この作品は未だ完結していないし、完結する見込みもない。いや、作者自身は何度となく挑戦しているらしいが、体調面などの問題もあって、未だ果たされていない。このことは今回の文庫化にあたって作者自身によっても語られている。
 なのになぜ今文庫化されるのか。ひとえにこの作品のすばらしさ故であろう。たとえストーリー半ばで制作が途切れていても、読む価値が十二分にあるのである。

 作品の舞台は歴史上でも華やかな大航海時代の欧州、英国。そして、エルドラドとくれば、もうそれだけで、「おおお!」という感じではなかろうか。ねこネコの歴史好きを決定づけた一作でもある(*^_^*)
 これ以上言うことは何もない。ページをめくれば、そこには麗しい(*^_^*)美男美女と、主人公たちの心躍る活躍、そして胸の締め付けられるような人間ドラマ。瞬く間に夢中になっている自分にあなたも気づくはず。
 登場人物は敵味方含め魅力的(^O^)あなたも山本鈴美香先生の華麗なる作画に酔いしれること間違いなし(^_^)/
 
 ああ、鈴美香先生、是非今度こそ続きを書いて下さいね。あなた以外の人が描く『エルドラド』など考えられないのですから…。

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紙の本ふらいぱんじいさん

2003/02/20 04:20

二十数年ぶりに知った結末

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ねこネコの記憶にある中で一番古く、そして印象に残っている絵本がこの「ふらいぱんじいさん」。フライパンを持っているおじいさんの話ではない。古くなったフライパン、つまりフライパンのおじいさんの話だ。しかも大冒険なのである。
 小さい頃、何度も何度も我が家の本棚から出して眺めたその絵本には、しかし結末がなかった。最後の数ページが破られていたのだ。
 元々その絵本の持ち主であったねこネコの兄曰く『俺の大切な絵本をおまえが破った』。
 そうなのだ、まだ赤ん坊だった私自身が破ってしまっていたのだった。そしてそのページは行方知れずのまま。
 そんな風に時々兄妹の間で語られていたその結末のない絵本は、我が家では私の幼い頃の悪行の逸話の一つになり、最近ではもう思い出されることもなくなっていた。

 そんな懐かしい絵本と再会したのは、すっかり甥や姪の叔母さんと化したねこネコが、ある日絵本のコーナーで甥っ子へのプレゼントを物色していた時のこと。
 不意に『そういえば「フライパンじいさん(すでに大人になっているねこネコの頭の中ではふらいぱん→フライパンになっていたのですね)」ていう絵本あったな…』と、あいうえお順に並べられた絵本の背に走らせる目を、‘は’行に向けた途端“ふらいぱん”の文字が目に飛び込んできた。
「フライパンじいさん」
 まだあったのだ。
 思わず手にとって表紙を見つめた。『こんなだったっけ?』しかし幼い頃の記憶には表紙の図柄はなかった。
 表紙をめくった。『あ!』
 表紙の内側には、記憶にある色の付いていない台所の絵。
 後は夢中で最後までその場で読み通した。と言っても、子供向けの絵本、ほんの数分のことだが。
 子供の頃なぜか一番のお気に入りだった津波の顔(子供の頃津波津波と思っていたので津波と書きましたが、津波は地震によってしか発生しない物。高波が正しいのでしょうね)。タコの勇ましい顔。そしてフライパンじいさん。子供の頃のわくわくした気持ちがよみがえってくるよう。
 この絵本に登場する物はすべて、フライパンですら顔を持っていて、生きている。なんて魅力的!←この言い方がすでに大人な発言だが…。
 この本によって、物の大切さや命の尊さ、人生の哀愁を学んだ、などと大袈裟なことを言うつもりはないが、子供心にフライパンじいさんの冒険は、わくわくとハラハラ、そしてホッコリとおなかの辺りが暖まる感じを、確かに幼い私に感じさせてくれたのだと思う。だから、兄世代から考えると三十年以上の月日を超えてなお出版され続けているのでしょう。

 さて、幼い私が破ってしまったページ。最後の最後、大団円を迎えると言う部分だけで、フライパンじいさんの本質的なところはちゃんと残された部分で小ねこネコには伝えられていたわけですね。

 今、“新しくて古い”「ふらいぱんじいさん」は甥っ子の本棚で手に取られるのを待っているのです。

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ワールドカップを経験した今だからこそ、味わい倍増!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 早いものでワールドカップが終わって半年。それからなんとたくさん(昔を思えば…)の日本選手が世界に羽ばたいていったことか。  
 この漫画が書かれたのはまだ日本にプロリーグができるなんて夢にも思わなかった時代。一般人が世界レベルのサッカーを見られるのは年に一度のトヨタ・カップと四年に一度のワールドカップ(NHKで深夜、しかも録画放映…(>_<)。みんな飢えたオオカミのように画面にかじりついていたものでした(ねこネコも例外ではなかった)。今のようにセリエAに始まり、リーガエスパニョーラまで、世界のクラブチームの試合がリアルタイムで見られるなんて夢のまた夢。むろん日本ではまだ社会人リーグの時代。それが今では海外なみに二部リーグ制。今期Jリーグの創生期を支えたチームの一つサンフレッチェ広島(元マツダ)がJ2落ち…。そして、Jリーグ開始から十年。相次ぐドーハ組の引退。それが一般の新聞にも掲載される。こんなことが十年前、いや、五年前に考えられただろうか。それだけ日本のサッカー界、そして一般人の認識はこの十数年で変わったのです。
 そして、そういうサッカーの話が日常生活の中に気軽に登場するようになった今だからこそ、ぜひこの作品を読んで欲しいのです。

 作者は、とにかくサッカーはおもしろいんだと言うことを伝えたくて伝えたくて仕方がなかったのだと思う。作品の端々にその情熱がかいま見られる。当時の少女漫画誌掲載という規制上、あまりにサーカーのゲームそのものを描くのには限界があったらしく(作者自身のあとがきによる)、主にキャラクターのからみで話は進んでいくが、そこが良かったのだと思う。雑誌掲載当時、サッカーなんて見たことないよ、という友人どもにこの漫画を勧めたねこネコ自身、どれほど『この漫画、おもしろい!! 続きも貸してね!』と喜ばれたことか。サッカー自体に興味がなかった人ほど、この漫画に登場するキャラクターの魅力に引きつけられて、『サッカーっておもしろいかも…』と興味を持ったように記憶している。作者のもくろみが成功したわけですね(^-^)
 当時の少女漫画のアベレージを超えた登場人物の年齢の高さ(かろうじて主人公だけは十代の少年だが)と、作品全体に満ちる男臭さ(^o^)。絵柄はもしかすると好みの分かれるところかも知れないが、骨太い感じがまたストーリーに合っていて良いと思う。また効果的に登場する数少ない女性陣も味がある。
 今、読み返すほどにねこネコはあの頃のわくわくした気持ちを思いだしてくる。はっきり言って『こんなわけあるかよー!』という秘技(なにかは読んでのお楽しみと言うことで(^_^)が試合の中で出てきても、それでいいのだ。おもしろければ。『大の大人がこんなことするかよ!』とあきれても(きっとあなたはほほえましく思うはず)、それでいいのだ。おもしろければ。
 この漫画にはたくさんの“おもしろい”がつまっている。そして男のかっこよさも。もともとギャグマンガを中心に、シリアスなストーリーでも魅せてくれるかわみ作品の本領発揮!というところでしょうか。プロのアスリートの厳しさ、切なさ、そして喜びもこの作品は教えてくれるのです(それが何かはネタばらしになるといけないので敢えて言いませんが…)。

  『本当の男って、自分の真に求めるもののためなら、ここまで格好悪くなれるのか…! でもそれって、めちゃめちゃ格好いい!!!』
 あなたもそんな格好いい男たちに出会えるのです。
 

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例のシーンが…(*^_^*)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

安彦センセのガンダムも三冊目。十代の間ずっと、ほとんどすべてのアニメへの情熱をガンダムに捧げてしまったという初代ガンダム・ジェネレーションの期待を裏切らない内容、すばらしいです。シーンごとにアニメで使用されていた曲が頭の中で鳴ってしまうのは、私だけではないはず(特に巻頭のカラーページあたり)。

アムロがまだ自分の秘められた才能に気づかぬまま(ここまでにはまだニュータイプの定義すら語られていない)、本能に目覚めることを恐れるように、心が、体が拒否しながらも、ガンダムに乗らざるを得なくなっていく…(この辺りを少年からの脱皮というふうに言う人たちも多いですが)、そんなシーンを丁寧に、しかもアニメ本編でも忘れられることのなかったユーモアさ(フラウ、ハロー、子供たちなどなど)を交えながら物語は進んでいきます。

ところで、ガルマ編といえば、例の“なぜシャワーシーンが必要なの??”の場面でしょうか。このせいでどれだけのうら若き乙女たちが道を踏み外して(^_-)行ったことか…。本巻でもTV以上に堪能させていただけます。でもシャアさま、お少し豊満すぎでは?←て、ここが安彦センセの良さなのかしら。
それから、すでに我々読者はその理由を知っているからとはいえ、シャアのガルマに対する当てこすりもちょっと過多に感じてしまうような…。
考えてみれば、子供から見れば大人に見えたシャアさまも当時は二十歳そこそこ、それが当然といえば当然なのでしょう。
『これが若さというものか…』←分かる人だけ笑ってください(^-^)

ところで、今のアニメ技術で元祖ガンダムを作り直せるとしたら、見たいような見たくないような…。たぶんあの、安彦センセのペンタッチにも似た荒削りのようでいて計算された感じが一番、アムロやシャア、ブライトたちの、戦争の中ですら輝いた青春を描くのに相応しいのかもしれませんね。

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大人の女性が安心して読めるボーイズラブ(笑)

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ここ十年来の止まることを知らないボーイズラブの一般化の波。それに伴いただの恋愛もののいちジャンルとなりつつあるボーイズものに疑問を持っているという方、また、年齢を重ねてなおボーイズから離れられないけれど“なかなか中身のある話に巡り会えない…!”とボーイズ流浪を続けている二十代後半以降の方(あぁ、年がばれるな(^^;)にも安心してお勧めできる作品。
『イロコイ』に限らずここ数年の新田サンの作品は、なぜ男なのに愛してしまうのか、その理由はわからないけれど(というか、この人でなければだめだという究極的な欲求か)、性別を超えて出会ってしまった唯一の人をいかに愛していくかという、元来ボーイズラブ(昔で言うところのジュネ物ですね…)が描こうとしていた根元的なテーマのひとつが扱われていて(最近の多くの作品は同性愛という関係をもう承諾済みの既成事実として扱っていて、そのあたりの精神的葛藤を度外視している物が多く、かなり物足りないねこネコなのです)、読後に充実感があるのですね。まあ、登場する人物は『イロコイ』のホストであったり、『春を抱いていた』の俳優であったりして、いわゆるふつうの一般人の話ではありませんが、まあその分いい男たちが出てくるということで(笑)。
それにしても巻末に書いてあった3巻は2003年末刊行って、本当でしょうか(う゛ーん…〉。待ち遠しくて本屋さんで雑誌の立ち読みがしたくなること請け合い! ←bk1に対する挑戦ではありません、念のため(*^_^*)

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これであなたもベラベラ?(^_-)

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 ねこネコは実は前世でヨーロッパ人(敢えて国名は限定しませんが)だったのではないかと言うくらい、実はヨーロッパが好きです。EnglishもAmericanではなくてBritishを学ぶくらい。あの、ブレア首相に代表されるような発音が好きなのですね(*^_^*) 
 旅行に行く、と言えば、まずヨーロッパが選択肢に浮かび、他に行きたい国があるのに(たとえばエジプトとかペルーとか…)なんだかんだで、結局いつもヨーロッパ、特にフランス・イギリス・イタリアに行く始末。
 そんなねこネコも、学生時代にフランス語を選択しなかったため、社会人になってから自分で外国語を一から学ぼうとした時、初心者向けの語学入門書を色々と手にしました。本屋さんで矯めつ眇めつ、実際購入した物も多々…。中には会話中心と歌い一見簡単そうに見えながら、その実文法的説明はほとんどなく丸暗記を求める物。あるいは、文法的な物ばかりを取り上げ、実際には本当の初心者には読み通すのがつらい物。はたまた、最初に発音関係ばかり説明し、その先のページに進む気を萎えさせる物、などなど。そんな語学入門書遍歴を送ってきたねこネコが、フランス語と言えば、ボンジュールか、メルシー、もしかしてジュテーム(^^)しか知らないような、超初心者に本当にお勧めできるのが本書。
 辞書なしで学べるは嘘ではありません。ともかく一度最後まで読み通してみましょう。何となくフランス語の感じがつかめるはずです。そしてもう一度読んでみましょう。本文の簡単な文章ならもう日本語の注釈を見なくても読解できるようになっているはず。後は度胸と単語力(^-^)で、多少の会話ならできるはず! 実際ねこネコはフランス語で買い物したりできました。
 所詮日常会話止まりなので(フランス語は独学でやるには奥が深すぎる…(^^;)、本書程度の文法を身につければ何とかなる、と言うのがパリで二週間ホームステイしたねこネコの実感。
 
 ねこネコが本書を購入したのはかなり前で、今はCD付きになっているようですね。以前は別売り、しかもカセット!!でした(ああ、時代が偲ばれる…(^_^;)
 今現在の情勢ではヨーロッパへの旅行を控える方も多いとは思いますが、またいつかフランスへ、パリへ行って観光、あるいは買い物をしたい、と思っている方も多いでしょう。その時にカタコトでもフランス語ができれば、あなたの旅行はもっと楽しくなるはず(^-^)。
 ホントのことを言えば、パリでも英語でだいたいの用は足せるけど、少しのフランス語が嬉しいサービス(あるいは親切)を相手から引き出すと言う経験をねこネコはたくさんしました。決して完璧なフランス語でなくても良いのです。完璧な日本語を話す一般外国人が少ないように、外国語を完璧に操れる一般日本人だって少なくて当然。失敗を恐れずに話すのが語学上達のこつ!!ですよね(^_^)v もちろん、失敗した時は素直に誤りを正しましょうネ(^_-)
 そんなわけで、語学初心者のみならず、旅行の時にちょっとした会話を楽しみたい、なんて思っている方も、必要はその時のために、本書をまず旅行ガイドとともに一読されてはいかがでしょう? そうすると、よく旅行ガイドブックの後ろなどの載っている旅行会話なんかが理解でき、もっと役に立ってくるはずです。

 さて、この本を読んだ後、次なるステップへの参考書がなかなか見つからない…。なんだか急に初心者には難しい物ばかりになってくる。そして、さらにねこネコの語学書遍歴は続く…のだが、この最初歩シリーズ、続編が出るといいのになー、と思わずにはいられないねこネコなのだった。

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二十世紀の少女漫画、というか、漫画界の傑作!!

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 文庫版のところで熱く語ってしまったので、もうここでいうべきことも無いような気もするが、一気読みコーナーに『エロイカ』が加えられたのを知り、一筆とって祝さずにはいられないねこネコなのだった(*^_^*)
 数ある名作漫画の中でもひときわ異彩を放つ本書。少女漫画というカテゴリーに入ってはいるが、大人の男性でも十二分に楽しんで頂けること請け合い! 第一巻から最新刊まで、まさに一気に読んでしまうでしょう(^-^)
 現在もシリーズが続いていることを神、じゃなかった、青池先生に感謝致します。なんせ一度は「もう二度と伯爵と少佐に会えないのか…(;_;)」と思う時期があったので。つまり、制作が中断されていた時期があったのですね。当時は連載が終了してしまった(T_T)のだ、「もう一生新しい話を読めないんだ…!!」と思い、悲しみに暮れたものです。
 ストーリーの性格上、その背景に世界情勢が描かれていて、十うん年前(^_-)中学生だったねこネコは世界情勢に興味を持って少々勉強したものでした。そういえば、英語は言うに及ばず、ドイツ語もちょっとかじったなぁ〜。『九月の七日間』を読んだ時には世界地図を広げたりもしたっけ…(^^)う゛ーん、若者に自発的勉強を促す『エロイカ』(^o^)←学習書ではありません(念のため(^_-)
 ハリウッドがオールスターキャストで映画化してくれないかなー、などと夢のようなことは言いませんが、ますます混迷を深める現代(今にもイラクで戦争が始まりそうな今日この頃ですが…)にも、雄々しく生きる二人の活躍を、今後も楽しみ続けたいものです。
 青池先生、これからもよろしくお願いしますね←勝手に読者代表(*^_^*)ねこネコより

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ただの少女向け漫画ではない少女マンガ

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 “きらら16”と言うコミックスのネーミングがどういうところのモノを意識しているのかはねこネコには分からないが、この「9番目のムサシ」の読者ターゲットを指しているのだとしたら、そしてそれによって読者層が狭められているのだとしたら、それはもったいないことだとねこネコは思う。むしろ二十代・三十代でなお少女マンガに愛着を持っている人たちに是非読んで欲しいと思うのだ。この場合の少女マンガは少女が主人公という狭いカテゴリーの少女マンガでは決してない。少女のように胸躍る、の少女マンガだ。

 高橋美由紀に‘特別な関係の二人’を描かせたら、それが同性同士の友情であろうと異性同士の恋愛であろうと、右に出る者はいないかも知れない。魂の引き合う唯一無二の相手、それを見つけたら人はどこまで己を犠牲にできるのか、あるいは強くなれるのか、高橋美由紀が漫画家人生を通じて描こうとしているのは、そんな窮極の関係なのかも知れない。これは「天を見つめて地の底で」や「悪魔の黙示録」などを読んでいただければさらに納得できることと思うのだが。
 本作でもそのメインテーマを根底に据えつつ、しかしストーリーはUBという世界をも動かす影(闇ではない。なんせ、正義の味方なのだから)の組織の最精鋭コマンド、ナンバー・ナイン(NO.9。この組織で一桁のナンバーを名乗れるのは最高のメンバーのみ、と言う設定になっている)コードネーム・ムサシの活躍が描かれる。ここではムサシの詳細については述べないが、読者への心地よい裏切りが待っている、とでも言っておこうか。
 毎度のことなのだが、新刊が出るたびに早く次が読みたくなる。主人公二人の関係が気になってしようがないのだ。胃が痛くなるようなところで続いたり(>__<)

 ところで書店でコミックスにビニールがかけられるようになって幾星霜(^^)、表紙と裏表紙のあらすじを頼りに冒険買いをされている方も多いと思いますが、ねこネコもその一人。特にマンガ雑誌をほとんど買わないここ十年ばかりは冒険の連続。そんな中で、この作品に出会えたのは藁の山の中から針を見つけたも同然。本当にアタリ!!の一言。
 コミックスの表紙にだまされて、と言うか(笑)惹きつけられてこのマンガを買って、読後、ムサシって…(自主規制)と思った人、ねこネコ以外にもいっぱいいると思うんだけどなー。

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本田三兄弟の魅力全開(*^_^*)

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 “ドア”シリーズ(?)の第二巻です。『最後のドアを閉めろ!』で大活躍(^_^)した本田家三男・賢三の兄たち(長男・正一、次男・俊二)のお話。

 本作の主人公である正一の性格故、ストーリーはちょっと耽美指向(あ、いえ、ユギまんにしては、というか…)。でも相変わらずギャグ炸裂(^_^)vでユギ節健在。どこにでもいそうな仲良し三兄弟がそれぞれ大人になってみると…、いるはずないだろうけど、ユギまん読んでると、こんな家族いるのかなと思えてしまうのは、やはりユギ・マジックか(^-^)
 ねこネコ的にはおまけ漫画でついに(!?)永井サン(『最後のドア』参照)と本田兄弟が対面するシーンがおすすめ(^o^)。本田三兄弟の日常、仲の良さっぷりがかいま見えてGOODです。その後、俊二の永井さんって“結構いい男(いやホント、永井さん登場のコマ…色男です)”発言で正一が…。何を書いてもネタばらしになりそうで(^^;)、ぜひご一読を!
 そして相変わらずの名(迷?)脇役の描きっぷり。本田父・母をはじめ、意外と活躍させてもらえなかった正一の同僚も良い味出してます。
 
 それから、シリーズ以外に一編収録(全然違うよみきり←作者談)。こちらはユギまんには珍しく浪漫派(笑)で、大正・昭和初期が時代設定のような…?味のある一編です。
  
 本作を読んだ人なら思わず心配してしまう本田家存続問題。俊二・賢三あたりが真の愛にたどり着くまで(笑)に色々なところで活躍(^^)していたようなので、意外と問題なかったりして(*^_^*)

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SFの原体験でしょう(^-^)

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 星五つ!と胸を張って言いたいのですが、まあ、かなり私情が入っているかも。
しかし、SFと言えば『スターウォーズ』の前にこの『宇宙大作戦(いわゆる、スタートレック オリジナル・シリーズですか)』という方は多いはず!!て、世代によるか(^^;) ねこネコは幼稚園とか小学校の低学年の頃にこのテレビ・シリーズの再放送にかじりついて見ていた記憶が最初。そして中学の時に映画の方で再会(?)し、後はもうビデオと小説でトレッキー(スタートレックのいわゆるマニアを指す)街道まっしぐら…(オリジナル・シリーズに限ってですが)。
 で、この小説は、当時の脚本を元に、アメリカのテレビドラマなのになぜか英国人の作家がノベライズした物。たぶんそこがよかったのでしょう。今にして思えば鼻につく、アメリカ至上主義的勧善懲悪さ加減が小説では作者の腕でうまいこと緩和されているように思います。とはいえ、当時の情勢を考えれば、番組の制作者たちはグローバル、というか、ユニバースな視点に立って、人物造形をしていたのでしょうね。主要キャラクターには一応当時はまだまだ社会的にはマイノリティーだった黒人もいるし(しかも女性)、またアメリカの天敵だったロシア人、そして、ここが公開当時の日本人にとって肝心な所だったかも知れないが、東洋人もいる! 惜しむらくは、地球人以外の主要人物が一人しかいないこと。当然敵は宇宙人ですが…。それでも当時はいっぱいいっぱいだったのでしょう(現在もこの話の流れを継ぐテレビドラマが作られていますが、この辺りは色々な惑星の人々という形で、現代的に解釈されていますね)。
 ドラマ一本一時間足らずの都合上、どうしてもストーリーを追うことをメインにせざるを得ない部分もあったようですが(それでも登場人物の魅力は楽しめますが)、小説ではその背後にある人間関係をより堪能することができます。トレッキーを増やした功績はこのノベライゼーションにもあるとねこネコは思うのですが…。
 ともかく、ドラマを見ていない方にもお勧め! 映画を見て、なんであんな年寄り(>_過去から来た息子』の後あたりに映画のノベライゼーションを読んでもらうと、よりスタトレの世界を楽しんで頂けることでしょう。

それでは、Live long & prosper!

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闇の奥へ 上

2003/01/09 03:44

現場のスパイは007ではない

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 かの偉大なスパイ娯楽映画の功罪か、スパイの代名詞がジェームズ・ボンドのように思われている方もいるかもしれないが、現場のスパイは実に地味である。そもそも自分の存在が他者に広く知れてしまうのは命取り以外の何物でもないのだから、後は知るべし。仮に自分の働きで世界が救われるようなことがあったとしても、そのこと自体を他者に決して知られてはならないし、秘密兵器もなければ、美女が出てきて助けてくれもしない。そもそも美女がきれいに手入れした爪を傷つけたり、百万はするようなドレスを汚したりすることなど現実にはあり得ないのだから。足手まといになることは多いにしても…。
 ねこネコが中学生の頃読んだ『スパイのためのハンドブック』と言う本に、細かい内容はもう忘れてしまったが、スパイは目立ってはいけない、人に自分を印象づけてはいけないというようなことが書いてあったように思う。この作品の主人公はそんなスパイの活躍を描く。
 この作品では、主人公はいわゆるスパイであるが、スパイという呼ばれ方をしない。“工作員”である。上司の命令を忠実に実行する現場工作員。極端なことを言えば、考えるのは工作員を管理する上司たち、工作員はそれを実現するために体を使う、と言う感じだ。現場でアクシデントが発生しないよう、用意周到に準備するのも上司の手腕(まあ、それを実行するのもまた工作員であるが)。しかし、いつも予定通りに物事が運ぶとは限らない。また、国益(それ以外のことも多々あるが)のためならば、上司が現場を切ることをも辞さないことを工作員は常に頭の隅に置いていて、いざとなれば自分の身は自分で助けるしかないことも分かっている。その時、工作員たちは気力を尽くして戦わざるを得なくなる。頭と体をフルに使って、自分で考え、行動する。
 主人公は小柄で地味な男だ。同じ男から見ればひ弱に見えるほどに。しかし、危機に瀕した時、この工作員は全身全霊をかけて生き抜こうとする。
 ページをめくるや、読者は主人公の心臓になるだろう。主人公の命の危機に、自分の心臓が痛くなり、息を詰めている自分に気づくだろう。あるいは、足下から這い上がってくるような不安に、主人公の足になっているかも知れない。時には安堵のあまりみぞおちの辺りがきゅっとなるような…。
 この作品を読み終えた時、あなたはきっと心地よい疲労感にひたっているでしょう。


 本作の主人公はこれ以前の作品にも登場しています。現在入手可能であるかは分かりませんが、参考までに。『レパードを取り戻せ』『ジェイドタイガーの影』ともに早川書房のハードカバー。本作以後のシリーズは文庫で入手可能ですが、主人公の活躍をもっと楽しむためにも、この二作品はお薦めです。

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リングワールド

2002/12/26 03:20

想像力をたくましくせよ!!

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なぜ未だに映画化が実現していないのか。技術力か(この期に及んで!?)はたまた版権の問題か、一般人のねこネコに知るよしはないけれど、物語の中心を担うパペッティア人の姿形がその一つにあるのは間違いないことだろう。
“いったいどう映像化すればよいというのか!!”

さて、ここまで読んで“こいつはいったい何を言いたいのだ”と思ったあなたは、もう、『リングワールド』の魅力にはまりつつあるのです。

よくあることですが、たとえ種明かしをしないにしても物語のあらすじや重要なポイントを話すことによって、今から読むであろう人々の、まだ知らぬストーリーへの期待感や、ページをめくるドキドキ感を台無しにしたくはないので、あえて本の内容については語りません(他の方の書評をどうぞ)。

読者は本書の主人公とともに、と言うか、主人公の目を通じるようにして、この世界を頭の中、あるいは奥(ねこネコの場合は額の斜め上方50センチ辺りか…。本書を初めて読んで15,6年、リングワールドと言えば、いまだに自分の作ったイメージがその辺りに浮かんでくるのですね)に構築していかなければいけません。
この想像力の限界への挑戦で、ねこネコに自分への限界を感じさせたのは、パペティア人もさることながら、リング世界(リングワールド)での距離感でしょうか。想像を絶するほどの距離感…。絶しすぎて気が遠くなる…。戻ってこれなくなる〜。

想像力をたくましくせよ!!

『リングワールド』を読むにあたって、あなたに必要なのはそれだけ!
あとは、読書のためなら徹夜しても良いと言う覚悟と、眠気に勝つ体力!

2002年最後の一冊になるか、2003年最初の一冊になるか、それはあなたの自由です(^_^)

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いやはや、ユギ節、またも炸裂!!

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いつものことながら、ユギさんの書く男の人/男の子、人間くさい…(^^)
そこがいいのですけどね。どこにでもいそうで…。たまにかるーくこわれたのいるけど…。
なんか体温(というか、体臭???)を感じるキャラクターなのですね。美形も人間、もちろん出る物は出る!!みたいな…。
今時のどろどろした話でもおきれいな絵を描くリアルじゃなさすぎるボーイズにもの申す!!!というような気が、ユギさんにあるのかどうかは分かりませんが、ねこネコは常々ユギまん(山田ユギ女史著の漫画のこと←勝手に命名(^-^)でもどこかで誰かも言っていたような…?)にそんな爽快さを感じてしまうのだ。

今回納められている作品は、“現実世界って、ちゃんと白黒つけられないことって色々あるじゃん。でもやっぱり、幸せになりたいよね”という感じに、読んで幸せ、の全部一応(*^_^*)ハッピーエンドです。

ねこネコ的には雑誌掲載時(ユギまんを読むためだけに雑誌を買ったバカねこ…(^^;)からお気に入りだった『漂流ときりきり舞い』が収められていて幸せ。やっぱりユギさんに三十男(時に四十、五十…^^;)を書かせたら、右に出る者はいないなぁ(^o^)

ビバ! おやじ・イン・ユギまん(^_^)v

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紙の本陰陽師 11

2002/12/02 05:10

ついに出た!

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待ちに待った『陰陽師11』、ついに出ましたね。お待ちの方も多かったことでしょう。たった今bk1の黄色い封筒(今回は黄色いナイロン袋が同封されていましたね。密かにお気に入りだったビーケー犬←ワン(^^)が可愛くていい味出してると思います)から出して、その厚さに驚いたところです。3センチ近くあるのでは…。内容はすでに掲載雑誌で読んでいるねこネコとはいえ、今からこれを一気に読むために準備万端整えなければ!という意気込みを感じさせてくれる厚さです。

昨今の陰陽師ブームで安倍晴明を知らない方もあまりいないと思いますが、他の晴明物とは一線を画す本書。未読の方は、さあ急いで! あと一巻で完結するとは既知のこと。リアルタイムで読むうれしさを味わえる最後のチャンスですよ。

この作品の持ち味でもあると思うのだけれど、話の途中でいろいろほのめかされていた事柄(伏線と言いたくないな〜)が次第次第に分かってくる、でもその解釈ってホントに正しいの??と読者を悩ませ、何度も何度も再読を促さずには置かない、なんだか謀られている(魅入られている?)感じ、そんな作品、めったにないですよね。
絵を見ているだけでも、さらにまだ何かが隠されているような気がしてくる…。やっぱり岡野サンって天才だな〜、それとも私のおバカな脳が足りないの???と唸った人、あなたは普通です。

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