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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

なえさんのレビュー一覧

投稿者:なえ

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本文豪春秋

2002/04/13 15:44

いいのかな〜

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 朝日新聞朝刊の四コママンガ「ののちゃん」を読んでいる人ならおなじみの先生と看護婦さんだが、実は違う。こんなに皮肉たっぷりのマンガを読んだのは久しぶり、痛快で読み終わるとスカッとしたなぁ。これはもしかしてと思わせるホントが楽しい。
 敵が多すぎるとの作者の言葉はもっともで、作らないほうがおかしいぐらい。文壇、小説家、出版者とターゲットは業界のタブー無視のかきっぷりが、いしいひさいちのすごさだろう。本に関心のある人なら読んで面白いこと間違いない。

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紙の本流星ワゴン

2002/04/04 13:49

泣いてしまう本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本を読んで、泣かない大人はいないだろう。生きること、普通に幸せな家庭を持って暮らすことが、こんなに難しいなんて。事故とはいえ成仏できずにワゴンを走らせつづけて、同じ死のうとしている人を乗せて連れて行く橋本さん親子。その先には何があるのか。死のうとして車に乗ってしまった主人公の前に現れる同い年の父が、命ごいをするところは涙なしでは到底読めない。現代のファンタジーとでも呼びたくなる、一読の価値あり。

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銭金について

2002/04/01 11:01

とてつもなく恐い

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 朝日新聞社のPR誌「一冊の本」に表題作が連載されていたときから、読むのを楽しみにしていた。良い家に育ったからと、会社から不当な経費を自腹で払い、その為にまた借金をする。その会社もばーかと捨て台詞を吐いて逃げた友人の借金の保証人をした為に返済のために辞めれず、一度は捨てた「ソクラ—テス〜」をまた買わずにはおれない葛藤がいい。銭金の問題じゃないことが、結局全ては銭金のこと。波乱の人生を、ひっそり過ごした作者の視点がすごい。他にも少し風変わりな句集とかあり、持っていても損はしない一冊。

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ア・ルース・ボーイ

2002/04/17 14:43

せつない物語

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本を読んだあとに、こんな男は馬鹿だ。と思う人がいるかも知れない。自分の子でもない恋人が妊娠して出産した乳児を助けるために、母子ともに逃げ出す手伝いをして隠し家も用意する。それが高校中退で新聞配達して稼いだ給料で。
執拗にいじめ続ける進学校の教師、一体どちらがまともなのかふと考える。馬鹿げた受験戦争のための勝ち残り授業風景がなんとも云えずリアルだ。
この主人公の17才の少年の純粋で、まともな生き方に拍手を贈りたい気持ちになる。

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紙の本センセイの鞄

2002/03/28 22:08

ツキコさん

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本には、どうも沢山の人を引きつける魔法のような力があるらしい。なにが、どこがといわれたら判らないんだが、ツキコさんと先生の見ている方が、そわそわとしてくるみたいな少しはずかしいような感じがある。なんていうことはないんだけれど、いいなぁ。と思ってしまう。これは完全に魔法にかかっている。どこにでもあるようで、ものすごく美味そうな居酒屋の肴ひとつとっても、どこか違う。オーソドックスな新しさとでも呼びたい。

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胸がきゅん

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本を手に取ったとき、なんだか懐かしくてパアと胸の中がきゅんと一杯になった。小さい頃、仕事帰りの父がお土産によく「サザエさん」シリーズを買って帰ってきた。それを小さな弟と争って読んだ。この永遠的に描かれる家族をめぐる小さな事件や喜びを感じるのが、まるで自分の家のことのような気がした。
 近くにどこにでもあるようで、そんな家族は現在なかなか出会わないからこそ、このマンガを読み、ほのぼのした幸せを感じるひとときが良い。

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