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  3. TEMUさんのレビュー一覧

TEMUさんのレビュー一覧

投稿者:TEMU

8 件中 1 件~ 8 件を表示

現場目線、現場発信。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は、`現場´という言葉が好きだ。
というのも、そこで日々汗水流して働く人びとの
純粋さ、必死さ、泥臭さみたいなものが喚起され、
同じ`現場´で働く者として、
今日もどこかで彼らとつながっていると思うと
「自分も負けていられない」と勇気が湧いてくるからだ。

販売の現場、製造の現場、接客の現場、工事の現場、
経営の現場・・・現場で働く人たちの明日のために。

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紙の本間宮兄弟

2006/05/16 19:03

間宮兄弟は、まだまだ遊び盛り。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

`ただ道を歩く´という行為も、間宮兄弟の手に掛かれば
歌を歌ってすっかり遠足気分。
遊び盛りの子どもを身体だけ大きくしたような彼らは、
端から見ると`ちょいダサ´兄弟。
でも不思議と心が和む。
彼らにとっては、何気ない日常が
読者を新鮮で、どこか懐かしい気持ちにさせる。

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紙の本口笛吹いて

2006/06/18 12:13

あなたにもスポットライト、当たってますよ!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

重松作品の醍醐味の1つは、子供から青年、大人、親へと
成長する過程で、その時期特有の感情を懐かしみながら、
はたまたほろ苦い思い出に浸りながら、
読者ひとりひとりの視点で味わえることではないだろうか。

大人の弱さ・ずるさ・セコさを嫌悪していた子供も
気がつけば、子供の頃の思い出を
日々すり減らしながら生きる大人になる。

「ひとは誰だって昔と同じというわけにはいかない。
だが、100パーセント変わってしまうわけでもない。
残しておきたいところが消えうせて、
変えたいところがどうしても残ってしまう。
きっとそういうものなのだろう」(表題作『口笛吹いて』より)

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紙の本他人を見下す若者たち

2006/05/08 22:20

他人をどう捉えるかで、人生が変わる。

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

現代の若者は、仮想的有能感に汚染されている。
仮想的有能感とは、周囲の見知らぬ他人の能力や実力を
否定することで、自尊感情を保つという`症状´だ。
しかも本人の自覚症状がなく、無意識に起こる。
自尊感情が傷つけられると、「自分は他人に比べてエライ、有能だ」
と考える彼らは、当たり前のように(他人に)キレる。
キレる前に、「まずは相手ときちんと対峙する」と意識することで
症状は緩和する。
かく言う私も20代で、若者に属する。
「自分以外はバカ」の時代と叫ばれているように、
自分に関心が強く、他人に(社会に)関心がない世代かもしれない。
例えば、就職を控える学生に
「やりたいことや将来の目標を`自ら探して´、`自己責任´のもとに人生を形成しなさい」という社会が求める若者像は、
あまりにも理想が高過ぎて、腰が引けてしまう。
これではますます社会から遠のく。
この場合、まずは親や周囲の大人が
「君は、○○が向いているから、この仕事をやってみてはどう」
といった手をもっとさしのべてもいいのではないか。
`自分から´相手と真っ向から対峙できる大人が、減ってきて
いるのかもしれない。

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紙の本生きる意味

2006/05/21 18:53

ひとりひとりが自分自身の「生きる意味」の創造者。

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私たちは、道具はふんだんにあっても、
それを使って夢を描くことが難しい社会に身を置いている。
その結果、「生きる意味」を構築する力の弱体化、
個人レベルでの衰退が進行しているという。

原因の1つとして、「数字信仰」が挙げられる。
小学校のペーパーテストに始まり、高校・大学受験の偏差値、
社会に出ると、会社の業績、年収と
あたかも数字に表れたものがその人のすべてだとでもいうように
常に「他人の目」にさらされながら生きてきた。

確かに数字は、客観的で、曖昧さがなく、主観にも左右されない
一番効率的で分かりやすい。
しかし、`数字´という枠組みのなかで考えている限り、
われわれは「生きる意味を生み出す自由」を獲得することは
できない。

生活水準が上がり、これだけ豊かになっているにもかかわらず、
過労死、自殺者が跡を絶たず、自分のことを`被害者´だと
思わされてしまう。
これは数字という`誰にも通用する意味´を
求め過ぎたあまり、結果的に誰の意味にもならなくなった
「数字信仰」の功罪であろう。

「生きる意味」は、誰かから与えられるものではなく、
試行錯誤しながら、自分の手でつかみ取るものである。

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紙の本「弱者」とはだれか

2006/05/23 19:11

倫理と現実の狭間で生まれる「弱者」

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「弱者」と聞いてどんな人を想像するだろうか。
障害者、老人、子ども、女性、ホームレス、と
いろいろ思い浮かぶと思う。

次に、どうしてその人たちを「弱者」として
挙げたかを考えてみる。
`それは彼らが他人の支えなくして、生きるのが困難だから´
`弱い立場にある人を助けるのは、人として当然だから´

しかし「弱者」と`見なされている´当の本人たちは、
本当に助けを必要としているのだろうか。
一方的かつ過剰なまでの`配慮´で「弱者」を
遠ざけていないだろうか。

「弱者」に対して必要以上に臆病になり過ぎていませんか?

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紙の本働きすぎの時代

2006/05/11 17:27

人間らしい生活の実現には、人々の働き方、働かせ方に関して一定の基準が必要。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

われわれは、豊かな生活を実現させようと必死で働く。
しかし、結果的にわれわれの個人的な生活は、
ますます貧しくなっていくばかりだ。
その原因は、
1.情報通信技術の発達
2.サービスの高度化、利便性の追及による労働条件の悪化
などが挙げられる。
1点目に挙げたコンピュータやインターネットの発達は当初、
労働を軽減し、労働時間を短縮するとして期待されていた。
しかし、ビジネスの加速化、商品・サービスの多様化、
経済活動のボーダレス化・24時間化の促進により、
仕事量が増える結果となった。
また2点目は、今や当たり前となったコンビニの24時間営業や
宅配便の翌日配達に見られる過剰なまでのサービスの高度化が
長時間労働を引き起こす一因となり、労働者の負担が増す一方である。
`働きすぎ´の代名詞であり、被害者数と被害金額からみれば
`最大の企業犯罪´である「サービス残業」。
これに歯止めを利かすためにも、8時間労働制を空洞化させている
36協定(労働基準法36条)を廃止して、
1日の残業時間に`上限´を設ける法的な見直しももちろん必要だが、
労働者も自分の`上限´を超えるあまりに過重な労働の場合は、
労働組合、会社に積極的に是正を促し、自己防衛としての転職も
視野に入れて、働く時代なのかもしれない。

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紙の本二十四の瞳 改版

2006/05/19 20:01

石ころ1つにさえ昔の面影が残っているような懐かしさ。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

瀬戸内海に面した小さな村に若い女の先生が
赴任するところから、物語は始まる。
郊外からの新参者のため、村の人たち、生徒たちから好奇の目に
さらされ戸惑うが、持ち前の明るさとマイペースな性格で、
次第に心を通わせ合う。

会話も終始、地方なまりで綴られ、
現代小説では味わえないあたたかさを感じた。

1年生から受け持った生徒も6年生になり、
その成長ぶりはまるで、天使のように小さな羽を背中につけて、
力いっぱい羽ばたいているようだ。
しかし無常にも生徒たちは、大きな歴史の流れの中に
置かれているとも考えず、ただ伸びるままに伸びていた。

無心に明日へ伸びようとする12人の子どもたちの懸命さと
その可憐なうしろ姿の行く末に待ちうける戦争。

先生と結果的に最後の別れとなるシーンで
生徒が言ったセリフは今でも印象に残る。

「せんせ、ながながお世話になりました。そんなら、ごぎげんよろしゅ。」

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