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先月(2017年8月)

ルツさんのレビュー一覧

投稿者:ルツ

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本流星ワゴン

2003/01/27 17:37

泣ける物語は苦手なのですが…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 読みながら離れて暮らしている祖母を思い、毎日顔を見ている両親のことを思う…。
 『親子』とは、最も身近であるからこそ、色んな想いが重なり合うのだろう。

 主人公一雄は、何もかもに疲れていた。「死んじゃってもいいかなぁ」と思ってしまうくらいに。そんな時いつも乗り降りする駅で、一雄の側に近づいてきた車(ワゴン・オデッセイ)に同乗することになった。オデッセイには5年前にあった交通事故で亡くなったはずの親子(橋本さんと健太くん)が乗っていた。彼らは、一雄を一雄にとって重要な場所(過去)に案内してくれるのだが、一雄はチャンスを生かすことができるのか…。

 一雄と一雄の父<チュウさん>、橋本さんと健太君、一雄と息子の広樹。三組の親子はいづれも『うまくいっていなかった』親子だ。
「何か」がないと、大切な人のありがたみは分からないというのは、やっぱり切ないものだが、死ぬかもしれない(もしくは死んでから)その時になってやっとお互いの気持ちが分かり合えた彼らは、それでも幸せなのだと思う。

 人一倍泣いてしまうので、こういう親子愛の物語はとても苦手ですが、チュウさんのキャラクターが絶妙でしっかり「愛」が伝わる良い小説だったので、避けずに読んで良かったと思います。
 泣きたい人、感動を求めている人には物凄くオススメの一冊です。

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紙の本みどりの月

2003/01/27 18:02

嫌悪感のギリギリ手前

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 角田光代の作品は、明るくもなく、軽く虚しささえ残る読後感のものが多い。悲しいくらい誠実に今の大人を切り取って、残酷なくらい現実を描いている。まるで、他人の心の中を覗いたような気持ちになる物語ばかりだ。

 「みどりの月」では、せっかく引っ越した恋人のマンションには、ゴミと二人(男と女)の同居人に悩まされ、「かかとの空の下」では、若い夫婦が仕事も辞め、アパートも引き払って海外に旅に出たものの、ヘンな女に付きまとわれてしまう…。
 無責任で、夢ばかり見ているちゃんとしてない大人たちは、私の周りにもたくさんいる。ちゃんとしている大人という線引きも難しいけれど、自由を愛し、はみ出すはずじゃなかったのに何となく落ち着くことのできない普通の人に共感さえしてしまう私もちゃんとしていない大人なのかもしれない。

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