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矢田 竜生さんのレビュー一覧

投稿者:矢田 竜生

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著者コメント

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僕がこの本を書こうと思ったきっかけは、「2015年に日本の競争力が世界で1番になる為には」という問題意識からです。日本が世界に向けて競争力を保つ為には、知識集約型産業を、イノベーションが沸き立つような新しい企業体として次々と立ち上げることが必要だという意見に反対する人は少ないでしょう。
現在、グローバリズムの結果、世界の工場(ハードウェアの製造)は賃金が安い国へと移っています。そして、賃金の安い国では、新しいハードウェア企業が次々と起こり、日本企業を脅かしています。
こういった背景で日本が世界にもっとも誇れるものは、教育、そして、人材というソフト面だと思います。日本はこの利点を活かしきれず、知識集約型産業においては、アメリカの後塵を拝しています。
今から、2年ほど前、世界を見渡してみるとすごい国を発見しました。フィンランドです。“フィンランド”といえば、“フィリピン”と間違えられてしまうぐらい日本ではマイナーな国ですが、競争力ランキングでは常に上位に入る国家としては優等生です。そして、このフィンランドの成功の原動力は知識集約型産業です。
しかし、よくよく聞いてみるとこのフィンランド、1990年代前半には国が破産状態にあったというではないですか。この謎の国フィンランドに2005年8月に渡った以降、数え切れないほどのディスカッションを重ねて、一つの答えを出したのが、この本「ザ・フィンランド・システム」です。
世界的に見ても、シリコンバレーなどに比べて、フィンランドの知識集約産業に対する研究はあまり進んでいません。この本は、世界に先駆けて、外国人としてフィンランドのベンチャーを産む生態系、ザ・フィンランド・システムに切り込んだ「世界で最も望まれている取り組み」(ヘルシンキ経済大学MBAプログラム ディレクター ユハニ・ヴァイヴィオ氏の推薦文より)と自負しております。
皆様も是非とも読んでいただきたいと思っております。
尚、筆者としてご質問にも受け付けています。本書の内容はもちろんのこと、「ヘルシンキでイッタラを買いたいのだけでもどこが安いのか?」、「ヘルシンキのホテルはどこがお勧め?」といったことフィンランドの一般的な情報にも出来る限り答えさせていただきたいと思います。

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