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ばっしーさんのレビュー一覧

投稿者:ばっしー

アメリカ社会が見える

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 獄中記をここ数年でこの本を含め3冊読んだ。日本のものが山本譲司「獄窓記」、タイとイギリスの監獄が、サンドラ=グレゴリー「「バンコクヒルトン」という地獄」である。監獄がその国の本当のところをあらわしているのではないかと思わせる位、3つの監獄は全く違う。
 本書で見るアメリカのそれは、日本では考えられないほど自由な監獄生活、もっともケンカに巻き込まれたら命が危ないが、著者は危険を回避して、監獄生活を「楽しんで」さえいるように感じられた。その証拠(?)に、出獄してからの喜びについての記述があっけないほど少ない。獄中生活の方がよほど緊張感と目的をもって暮らしていたように思える。著者は獄中で日本語とピアノの教室を営んでいたのだ。
 これに比べると日本の監獄は、何も考えさせず、ひたすら看守のいうとおりの生活をロボットのように強いる地獄に思える。
 苦しい獄中生活をあっけらかんと書いたこの本は、久しぶりに電車を乗り過ごすほど面白かった。

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ホームレス失格

2003/02/01 00:24

この国の福祉関係者は一体何をしているのか!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の前作は未読ながら、この作品には衝撃を受けた。
ようやく第1作「ホームレス作家」の完成により、念願の住居を確保し、最愛の家族に会おうとした筆者を襲ったのは、福祉関係者による手の込んだ「家族隠し」であった。
確かに、経済的に困窮した末に「ホームレス」になった筆者には、家族の食事に窮したことがあった。その外観だけを捉えれば一種の「虐待」に見えないこともない。もちろん「虐待」する意思のない筆者に「虐待」が成立する訳はない。
しかし、おそらく筆者の妻の「食事をとれなかった」という発言を聞いた福祉関係者は、筆者を「ドメスティックバイオレンス(DV)」の加害者であると思い込み、筆者から家族を隔離し、決して会わせないばかりか、さらには離婚にまで追い込むのである。
公務員として全く信じられない行動に出るのである。その辺りの綿密な描写には、「この国の福祉関係者は一体何をしているのだ!」という激しい怒りを感じざるを得ない。
私自身も公務員であるから、一層このような信じがたい行為をする公務員の行為は許せない。
この作品は単に、ホームレス作家のその後が描かれているというよりも、福祉関係者の悪意により、ホームレスになるどころではない、最悪の現実「家族との強制された別離」が描かれているのである。
一刻も早く、家族との再会が果たされるよう祈らざるを得ない。

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タイと母国イギリスの両方の刑務所で体験する地獄の日々

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

27歳の英国人女性サンドラは、各国を放浪してたどり着いたタイから帰国する費用ほしさに、深く考えず、ボーイフレンドのヘロイン密輸を手伝うが、あっさり逮捕され、何と懲役25年の判決が下る。
そして始まるタイの刑務所での、暴力、不潔、腐敗の日々と、やっと4年後に得られた母国への移送。
しかし、イギリスの刑務所は、精神的にサンドラを苦しめる。それでも、両親に励まされ、精神に破綻を来す寸前にサンドラは出獄する。

この作品を読んで一番感じたのは、タイの刑務所で与えられる肉体的な苦痛とイギリスの刑務所での精神的な苦痛はどちらがひどいか、いやどちらもひどいと言わざるを得ない壮絶さである。たまたま、同時に読んだ元衆議院議員山本譲治の「獄窓記」は日本の刑務所生活をリアルに書いているが、サンドラに比べたら日本は未だマシ、いや、タイとイギリスが酷過ぎるというべきか、と思った。

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紙の本「田中真紀子」研究

2003/02/01 00:41

田中真紀子の本質

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

面白くて一気に読んでしまった。

田中真紀子には父親が持っていた「義理と人情」を全く持ち合わせていない。
つまり、人を思いやるとか、人のために、とかの心が全然なく、あるのは自分と家族だけ。よって人を信用せず、秘書には名刺を作らせないどころか、名前さえ名乗らせない、陳情には一切応じない、何もかも自分で処理しないと気が済まない、感情の赴くままに当たり散らす、病気になった父親さえ見るに忍びない扱いをするなどなど、の実像が明らかにされた。

このような人に国民は一時大いに期待したが、人間性がこれでは、誰もついて来ず、外務省改革ができなかった訳である。

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