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ミヤノフさんのレビュー一覧

投稿者:ミヤノフ

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本生誕祭 上

2003/08/18 17:18

馳星周の新たな方向性!?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

上下巻合わせて900項を超える大作——体を火照らせながら一気読みすることができた。独特の文体、巧妙に織り込まれたプロット——馳星周の力量の為せる技だろう。

馳星周がこれまで紡ぎ出してきた物語——救いなき者の救いなきストーリー。そして本書は…。

馳星周自身、本書は青春小説であり、誰も人は殺さないとは公言していた。
彰洋、美知隆、そして麻美——彼らの最後は、ある意味ではハッピーエンドではないのか!? 彼らには救いがあったのではないか!?

この「生誕祭」は、確かにこれまでの馳星周の作品とはその趣を異にする。今後、いったい彼はどういった小説を書いていくのか——「不夜城3」が心から待ち遠しい!

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杉山茂樹のW杯日記

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 杉山茂樹の目に映るサッカーシーンは、我々が普段よく目にするTVメディアから伝わってくるそれとは、また違う味を持っている。彼独特の臭覚が感じ取っている、とも言って良いだろう。従って彼の文体は、昨今のTVメディアに違和感を感じている人たちを大いに惹き付ける——ある意味での代弁者でもあるのだ。
 本書はいわば、「杉山茂樹のW杯日記」。これを読めば、通なサッカーフリークはますますゲームに触れたくなり、そしてますますキーボードを叩く——こうして書きたくなるのである!

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紙の本トーキョー・バビロン

2006/05/18 02:11

時代を映すノワールの登場

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

馳星周の新刊『トーキョー・バビロン』を読了。
本の帯には、「進化する馳ノワール——新たなステージへ」とある。
本書で馳星周は、果たして本当に進化しているのであろうか!?
読後感の印象は、「ウ〜ン!?」である。
ただ、現代社会の歪みを顕著に具現化しているようには見えた。
一つは、ライブドア問題。巷では、ホリエモンの背後にブラックマネーの存在が噂されてもいるが、本書はまさにその点を暗に指摘してる。
もう一つは、所得格差が拡大している問題。読んでいて感じたのだが、本書はこれまでの馳作品にあるような焦燥感が薄い。落ちるところまで落ちるのではなく、(いっけん高そうに見えても)最初から低いところから落ちるので、落ちようがないのである。馳星周お得意の「呪詛」もほとんど出てこない——最初から低い所にいる人は、最初から諦めているとでも言いたいのであろうか。
現代社会の新たな暗部を描く——これからの馳作品のテーマとなり得るであろうことは間違いない。

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スマップ・ファンのスマップ・ファン分析

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、スマップ・ファンのスマップ・ファン分析と言えるだろう。
従って、客観的なメディア論としてのスマップ分析を期待している人には、少し方向性が違ったものに感じるのではなかろうか。

私自身、スマップ・ファンでも何でもない。もちろんスマップのコンサートなど行ったこともない。私の友人がフジテレビの番組「SMAP×SMAP」のディレクターをやっていたり、キムタク主演のドラマ「GOOD LUCK!!」を見て「かっこいいなぁ」と思ったり、といったようなことはあるが、それ以上ではない。そんな私のような人にとっては、本書は最後まで相容れる部分が無いのではなかろうか。

果たしてスマップ・ファンの分析を通して、(本書のサブタイトルにあるような)平成日本社会を読み解くことができるのか。例えば、スマップの出演するドラマ等のテレビ視聴率は20%程度——あちらの業界的にはいい数字なのであろうが、残りの8割は興味がないのだと言えなくはない……。

ここはやはり、スマップを外から客観的に分析する視点が存在して初めて、平成日本社会を読み解くと言えるに違いないと考えるのである。

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紙の本クラッシュ

2003/09/02 01:42

どこか懐かしい匂いがした!?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

馳星周の短編集——8編のストーリーを収める。

なかでも特に、90年代に書かれた作品には、どこか懐かしい匂いが感じられた——そう、あの『不夜城』の匂いがした!

一方、スラッシュを多用する馳独特の文体には、いつものキレが感じられない——少ない枚数で多くを語らねばならない短編においては、致し方ないのであろうか……。

自身のHPでも語っているように、この短編集を通して、馳作品のこれまでの変化を垣間見ることはできる。そしてその先には、どんな作品が待っているのであろうか!? 否、私たち馳星周の愛読者は、どんな作品を待てばよいのであろうか!?

確かに言えることは唯一つ、馳作品の原点は、「救いなき者の救いなきストーリー」ということなのである!

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紙の本砂の狩人 下

2002/10/05 02:40

新宿鮫と、そして馳星周との違いは何か!?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 新宿を舞台に描く元刑事のハードボイルド。ラストの展開と、主人公の元刑事・西野が、かつての自分の罪に重ね合わせて新たな被害者を防ぐべく犯人に向かうシーンとには大いに唸る。だが……。

 まず、新宿鮫との違いは何か。確か以前、大沢の他のシリーズを読んだとき、大沢在昌は新宿鮫と佐久間公としか読まない、といったような読後感を得たような……。やはり同じ新宿を舞台にするなら、鮫一本に絞っても良いような気がしてならない。読んでいると、どうもイメージが重なってしまう……。どうせなら、新宿の全てを鮫に託せば良いのではなかろうか——愛読者の勝手な妄想である!?

 馳星周との違いは何か。ラストの主人公の生死に関わる問題では、大沢のそれは一抹の寂寥感が漂い、馳のそれは絶望感しか残らない。
 
 果たして今後、大沢の作品で前述したシリーズ以外を読む機会はあるのか。まあ今回は新聞広告に踊らされて思わず手に取ってしまった——それが答えだろうか。

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