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アロさんのレビュー一覧

投稿者:アロ

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紙の本情熱の温度

2002/06/04 19:26

臆病でズルイ…哀しい位、好きなひと…。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 臆病でズルイ…でも不器用で危なっかしくて、目が離せない…哀しい位、好きなひと…。
 自殺癖のある冴えない英語教師「泉野」、その泉野を振った女子高生の彼氏「吉川」、冷静に考えたらありえないと思えるこんな二人の関係が、この作者独特の圧倒的な説得力で胸に迫ってきます。
元々、デビュー作「水のナイフ」から大ファンだった木原作品の中でも一番、手に入り難かったこの一冊、やっとの思いで手に入れた時も嬉しかったですが、正直、ここまで大切な本になるとは…すみません…思っていませんでした…。
挿絵は、今まさにブレイク中の「山田ユギ」、でも当時は全然知らなくて、はじめ「ん? ナニか妙にクセのある絵だなぁ」とか思ってたりしてたんですが、これが…スゴイ(泣)…イイ…必見です(ワタシはコレで山田先生にハマりましたっ)。—内容は、二部に分かれていて、はじめは吉川の視点から、つぎに泉野の視点からえがかれており、その気持の変化が本当に切なく、リアルです。
 一途で、ただ側にいる為だけにも無償にならざるおえなかった吉川の愛情…そんな吉川に引かれながらも、その小心さゆえに、逃げつづける…泉野。
本当に最後までどうなるんだろうと、ドキドキと鳴りつづけた胸の内は、数え切れない位、読み返した今も変わらず…ココにあります。—単行本になっている木原作品の中では文句なくマイ・ベスト。
 誰かを、こんな風に好きになれるなんて哀しい位…羨ましい—。
 —初出は同人誌の、間違いなく名作のこの一冊。—ぜひ御一読を!

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