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ひとみさんのレビュー一覧

投稿者:ひとみ

5 件中 1 件~ 5 件を表示

すべてを失った女

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最後まで自問自答させてくれる良書です。ブッタの言葉でやさしく倫理と道徳を諭されますが、主人公の生き方に、では私ならどうするかしら?と、常に自分とオーバーラップさせてくれます。人というのは意外に自分勝手で、自分の人生を客観的にみることが出来ません。もしかしたら私だけ不幸なのかも、私だけこんな思いをしているのかも…、そんなことを考えがちです。でも、ブッタの言葉の中には、たんなる他人の同情を受けてどうする、ということに気が付かせてくれる箇所もあり、感動すら覚えます。でもやはりこれらの言葉を理解するには、ある程度の人生経験が必要で、若い人よりも、30代以上の人に読んで欲しいと思います。

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紙の本青春の波涛

2002/06/18 20:50

青春の波涛

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昭和30年代、高度経済成長期という日本が本格的に伸びていこうとしていた時期に、ちょうど青春時代という自己の成長を迎えた世代があります。戦前生まれという肩書きを背負い、かつ新しい世の中を享受しなくてはいけない、そんな一番迷える世代。日本が迷いながらも前進していったように、若い時代はただただ前進あるのみ。それなのに著者の体は病魔に冒されている。若く経験がないゆえに、自分の病気すら悲観してしまう、そんな青春時代。そのなかで出会った彩子という女性との恋はまるで、きれいな小説を読んでいるようです。日記調で書かれているからこそ、当時の生活もリアルに再現できます。当時の若者の目をとおしてかかれた日本も行間にかいま見えます。

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紙の本花と青空 童話集

2002/06/14 09:16

大人にも読んでほしい

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対象年齢が小学生になっていますが、大人にも読めるきれいな童話集です。とくに第1話の小さなお花が青空に淡い恋心を寄せる話はラストで涙がでます。永遠に続く空と、有限で、はかない命を持つ花との出会いは、つかの間のもので、この世の人の出会い・寿命もこんなふうに、はかないものかもしれない、と思ってしまいました。子供だけでなく若い女性にもプレゼントしたら絶対に喜ばれると思います。本棚の中にいつまでもひっそり置いておきたい作品だと思います。

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夕焼けの彼方に

2002/06/11 15:14

夕焼けの彼方に

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どんな年寄りも一度は通過した「若い頃」。若い頃は先のことを何も考えていなかった…、というのは本当はウソだと思います。本当はいつか終わる「若い頃」に怯えているものだと思います。本書は、大学生という、大人なのに働かなくていい、そんな特別な生活を経験した人ならだれでも共感できると思います。あんなになりたくなかった大人に、あんなに軽蔑していたサラリーマンに、みんななることを知っているからこそ、未来を逃避したくなる。青春時代を永久にとどめていられることを願う、その気持ちは、誰もが一度は経験があるはずだと思います。

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紙の本飽食時代の「食選術」

2002/05/30 18:45

飽食時代の「食選術」

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かつて日本に当たり前にあったおふくろの味。今ではスーパーにいけば「○○の素」で簡単に煮物も和え物も出来てしまいます。でも、ちょっと待って!! 簡単に出来るものを求めてしまうのはこの忙しい時代仕方ないでしょう。でもご存じでしたか? その「○○の素」には化学物質がたくさん入っていることを。本書は楽なこと便利なことを排除するべきだとうたっているのではありません。ラクしたっていいのです。でも「悪いもの」を体に入れないで欲しい。特に女性は子供を産みます。自分の「選べていない食生活」で次世代にも影響を残してはいけないと思います。主婦になる前の若いお嬢さんがいる家庭に必ず1冊おいて欲しい良書。

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