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先月(2017年5月)

ゆうげさんのレビュー一覧

投稿者:ゆうげ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本堕落論

2002/08/07 19:38

美しいとは何か

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表題作の「堕落論」・「桜の森の満開の下」は安吾の作品の中で有名である。
しかし私は同時収録の「文学のふるさと」が興味深い。
また「桜の森の満開の下」と合わせて読むと、更に面白い。

童話や小説を読んでいて、残酷なシーンを目にすることがある。
童話などは子供向けなはずなのに、よくそういうシーンをよく目にする機会が多い。
だが残酷だからといってそのシーンを無くしてしまうと、
物語として何か足りないものになってしまうのではないだろうか。
つまり、残酷さがあってこそ魅力のある作品であるという証明にもなる。
そのことが「文学のふるさと」には赤頭巾ちゃんと伊勢物語の中の男女の駆け落ちの話を例にして書かれてある。
特に伊勢物語を例にとったものを読んだ時のハッと何かに気付かされた感覚を忘れることが出来ない。
どこか残酷で美しい話を好んで読んでいる方には、
私と同じ「ハッ」と気付く感覚が味わえるかもしれない。

「桜の森の満開の下」は「文学のふるさと」を安吾が自ら実践した作品ではないのだろうか?と思うほど、
残酷さなどが心を惹きつける美しい作品である。
是非「文学のふるさと」と合わせて読んで欲しい。
最初に何も知識なしに「桜の森の満開の下」を読んでから
「文学のふるさと」を読むと面白いのではないだろうか。

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