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担当編集者さんのレビュー一覧

投稿者:担当編集者

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辞めるか、死ぬか、諦めるか——地獄の三択が官僚を襲う

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 本書は、大蔵騒動から外務省スキャンダルにいたるまで、官腐敗の元凶を“身分差別”人事制度に求めて、ノンキャリア、技官の実態を探りました。
 ノンキャリアの記述では、機密費流用事件の松尾克俊氏や、鈴木宗男氏と“特別な絆”を結んだ佐藤優氏らに焦点を当てています。なぜ彼らノンキャリアだけが罪を被ったのか? 技官の記述では、著者自ら旧労働省の技官であった経験に基づきながら、薬害エイズ事件等を取り上げています。なぜ事務官ばかりが出世するのか?
 一方、キャリアについては、政官関係における族議員の実態等、KSD事件を体験した元官僚の著者ならではのリアルな本音の描写がなされています。なぜエース官僚は霞が関を早期退職し、就職活動で霞が関は敬遠されつつあるのか?

 なお本書は、著者が4年間技官として旧労働省で働いた実感と、ノンフィクション作家として10年の歳月をかけた取材の集大成です。ぜひご一読ください。

(目次)
序章 無法の町、霞が関
1 キャリアとノンキャリア——「残酷人事」其の壱
2 事務官と技官——「残酷人事」其の弐
3 国家公務員法アンタッチャブル——無視される国法
4 永田町という雲上界——霞が関を上回る“特権階級”
5 辞めるか、死ぬか、諦めるか——官僚に残された“地獄の三択”
終章 それでも希望を探して……





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がん患者は強い

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 著者の柳原和子氏は自らがん患者であり、患者のこころで現代医療の課題を追求してきました。二年前に出版した『がん患者学』は、一般読者、患者の方々、患者を抱える家族の方々、医療関係者等に幅広く受け入れられ、二六○○円という高価な本にもかかわらず、五万部近い売り上げを記録しています。
 新著『がん生還者たち』は、さらに取材と思索を掘り下げて、新しいステージに到達したものです。取材面ではアメリカ、メキシコの最先端医療機関・民間療法・患者のNPO活動等を見聞。思索においては、がん患者が肉体的にも精神的にも成長して「新しき人」として再生しうる強い存在であることを見出しました。
 柳原氏は、闘病の過程で覚悟をもって本書を執筆されました。著者の胃の府から練り出された鬼気迫る肉声。また豊かな感受性で聞き出した患者たちのこころの叫び——死を直視した人々だけに語ることのできるであろう言葉が、そこかしこにちりばめられています。

 本書はもともとNHKのETV2001「シリーズがん患者に学ぶ」での取材成果を基にしています。また番組放映後に月刊『中央公論』でも同テーマで連載をしました。しかし、本書執筆に当たって、著者と編集部は時に激しく議論を闘わせながら、一から手づくりで本書を完成させました。私は著者を通じてがん患者の「強さ」を痛感しました。皆様も本書をご覧頂ければ、著者を含めてがん患者の強さを実感していただけるものと思います。ぜひご一読下さい。

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