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先月(2017年2月)

アカシア・ペコさんのレビュー一覧

投稿者:アカシア・ペコ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本るきさん

2002/07/31 21:41

総天然色るきさん

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 まんが『るきさん』はオールカラーだ。文庫版だとなおさらお得感が増す。実は白地もけっこうあるけれど、目にやさしく配色されているので、ほとんどオールカラーだと言ってよい。色が記号として使われているような気もする。話ごとに色気がある。オールカラーだろう、おそらく。
 さて、主人公・るきさんにはるきさんワールドがある。サザエさんにサザエさんワールドがあるように。るきさんはいつまでもるきさんのままである。ただし『るきさん』においては家族を意識させる描写が無ければ、団欒も無い。代わりに他者としてるきさんの友人・えつこさんが登場してくるわけだが、えつこさんにもえつこさんワールドがちゃんとある。パースペクティヴの異なる二人の生活観の並置は読者の生活観とも相対化されやすいから停滞感のどつぼには嵌まりにくくなっている(この感想は単行本で読むという事情にも関係するだろう)。ところが『るきさん』はあくまでまんがなのであり、まんがの枠のなかでは完全な停滞がたしかに続いている。だから『るきさん』が最終回を迎えるとき、るきさんはるきさんワールドをすてざるをえないのだが、「世界」と「わたし」とは依然ちかい場所にあるもので、それは読んでからのお楽しみ。

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