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    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

ゆばさんのレビュー一覧

投稿者:ゆば

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本ロココ町

2002/09/11 02:48

なんでもありの悦楽ワールド。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ああ!!! 行ってみたい。
ロココ町はそんなところだ。うざったい家族のしがらみや世間のつまらない決め事にうんざりし、真に生を楽しめる者たちが住む場所。場所っつったって常に破壊&建設の繰り返されているロココ町では住所も番地もほとんど意味をなさないけどね。皆根無し草状態でひたすら遊び続け、遊ぶ為にまた働くだけなのだ。またその遊びたるや、バカバカしい原始的な乱交泥んこ遊びから、知的なセンスをもったエンターテイメント製作会社まで、金になったりならなかったり、ようわからんものが氾濫してて、これがまたカオティックでたまらんのだ。
まるで生き物のように増殖して行くロココ町の中で住む人々に、法律や常識など全く通用しない。国家の論理さえ取り込んでゆく。そこに通底しているのは、楽しむ事をしなくてはならない、という新しいルールのような気もする。ロココ町の住民はよそ者にすすんでここへ定住するようすすめるのだ(でも住所は意味ないんだよね。本当の意味で全員浮浪者)。

あなたならそんな誘いをどう受け止めますか?

狂ってる、バカらしい、人として間違ってる。確かにそうも言える。だが、この本の中で繰り返されるその種の問答は、あなたが行う読み進めるという回答=主人公の側に立って体験してしまう事柄が、すべてジワジワ打ち消してしまっていく。知らないうちにあなたもロココ町の住民というわけだ。そこに正しい、間違っている、という価値基準はない。つまり『幽遊白書』の「左京さん」みたいな奴らが権力握って本気になって命かけて遊んでる場所だから、ほんとキツイ。管理職の連中は部下をカラオケに連れて行くような事はしないだろう、クールでピュアで頭がキレる、しかも自分の好奇を満たすためならなんでもやるというおバカさんばかりだ。

そういう世界観の中心にいて、概念の構想をした人物がいる。ギルガメ師である。この名前がまた僕らの世代にはエロティックに響くが(イジリー岡田ね)まあ、いろいろゴチャゴチャと楽しい設定を用意してくれてますわ。

ひとことで言うと、クレヨンしんちゃんの二十世紀博かなんかの映画ありましたよね? あれの逆バージョン。ついて行けない奴は読後感気持ち悪いまんまです。

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紙の本埴谷雄高全集 3 死霊

2002/09/11 03:15

ドロドロの血液

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

評価なんてしようがねぇじゃねぇか。
と言いたくなるほどのヘヴィさ、グロテスクさ、なんて言ったらいいのか、死んだ人に失礼だが、こんなもん文庫化しないで読めるわけない。内容だけでも相当にスバラシク重いのに、本が重い。日本文学史上で最もヘヴィな、異端中の異端。死霊を学生時代に読んだとあれば、かなり自慢できるだろう。
ここでつむぎだされた思考は一体なんだったのか?? 読み終えた後に残るボーーーーっとした感覚、その後に食った牛丼のうまみ、眠気、なんだかよくわからない気持ちの悪さ=不快、というもの全部、結局はアブストラクトなもので、言葉にすることなんてできないものだ。
それらすべてを一語にまとめることができたら、こんな本書く必要はなかったのに、というような事を作者は言う。だが、彼はそれをできない。言葉に置き換えてしまう時点で、思考に上る時点でもう感情は感情でなくなり、血は血でなくなり、リアルを通り越して行く。だが、残された最後の方法もやはり、血でなくなり続ける血をブリードさせ続け、水でなくなり続ける水をドリンクし続ける事でしかないのだ。ほとんどゲームウォッチ的な反復作業と同類。

言葉に人生をかけた男、でもやっぱりこれは読めてよかったです。

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紙の本未確認尾行物体

2002/09/11 03:01

ロマンティックなウイルス

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

愛のないセックスに賛成ですか?
では、確実に性病が感染するセックスに賛成ですか?
確実に性病が感染するけど愛のあるセックスなら賛成ですか?

エイズはそういう問いを僕らに問いました(もしくは自分が性病の場合、という時にも問い続けました)。
なんてロマンチックで残酷な命題なんだろう。
でも、そんなことより、ここで島田雅彦がドロップした小説は、このエイズという存在(イメージによるものが多いんですが)と真っ向からがっぷりヨツって感じです。考えるっていうよりか、むしろとりあえずどうなっていくのか書いていくと言った感じで、その点陳腐に見える箇所もあるんだが、どう考えても狂いすぎた設定はエイズと明るく付き合って生きてゆきまっしょい、なんて考えもしないような思想です。
このぶっとんだ小説は以前ほどその重みをもたないように思えますが、どっこい雅彦、エイズそのものではなくたってこの原罪はあるんだよ。やっぱりどっか人と違うことをしてしまうことの負い目を感じてしまう人は、是非読みましょう。救いの書であると同時に、うーーーん、って唸らざるをえなくなりますので。

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