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飯綱太郎さんのレビュー一覧

投稿者:飯綱太郎

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紙の本長野県の自然とくらし

2002/09/29 16:41

観光だけでない信州の姿が見えてくる

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 この本では、人々の暮らしのようすとその背後にある長野県の自然の特色について、具体的にその地域に暮らす人々からの報告がされている。例えば志賀高原。スキー場として知られているが、ここの雪質が良いのは地形と気候に起因する。そして志賀高原開発の歴史の中で、民宿のない巨大スキーエリアが誕生した。夏の志賀高原で変化に富む地形を楽しめるのは、火山が形作った地形に起因する…。

 つまり、人々は自然の中で、その自然条件を巧みに活用して生活しているといえる。雪は一方では観光資源であり、また一方では冬の山村を外界から閉ざしてきたものでもある。人々の暮らしをよく見ることで、信州の自然の特色はさらにはっきりと見えてくる。

 毎年多くの観光客が訪れる信州(長野県)。スキーに、温泉に、その魅力は尽きることがない。でも、観光客に見えている信州って、いったい何なんだろう。漠然とした「ニッポンのふるさと」の幻想ではないか…などと思うことすらある。長野県に生まれ、暮らしている私にとって、長野県というフィールドが見せてくれる姿は魅力的である。

 中学生以上の読者を想定したと言うことで、専門的には不十分な点があるかも知れない。図や写真が多いこともあるが、定価2100円はやや割高だろう。しかし、総合的な学習で郷土調査を行う長野県内の学校はもちろん、長野県への学習旅行(スキー教室、自然体験学習、修学旅行)を計画している学校には必需の本といえるだろう。

 「志賀高原に雪が降るのはなぜ?」「どうして志賀高原には民宿がないの?」ふと気づいた疑問について考え、調べる、そんな人にぴったりな本としてお奨めします。

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