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先月(2017年8月)

らっこさんのレビュー一覧

投稿者:らっこ

3 件中 1 件~ 3 件を表示

鳥を家族として愛する皆様へ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前回の「ザ・インコ&オウム」に引き続き、鳥を家族として愛する人のために書かれた新しい趣向の本。鳥との遊び方、しつけなど、普通の鳥の飼育書にはまず見られない内容が充実している。食事、おやつの与え方にもいろいろな工夫が紹介されており、愛鳥家はもちろん「鳥なんか水とエサだけやっておけばよいもの」と軽く考えている人にも読んで欲しい。オカメインコの発達心理学など、飼い鳥の豊かな内面世界を知り驚かれることと思う。
ちなみに本サイトでの内容説明にある「遺伝方法によって色変わりを生ませる方法も紹介」はあくまでも紹介であって決して著者が重点を置いているところではない。鳥を飼養するのは家族として迎えるためであって、品評会やコンテストで優勝するような個体を繁殖させる目的ではない。少なくともこの本の重点は繁殖ではなく、より豊かな鳥との生活を楽しむことにおかれている。副題に「エンリッチメント・バードライフのすすめ」と掲げられているのは、まさにそのことを指しているのだ。誤解無きように。

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コンパニオンバードとの暮らしを求めて

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まだまだ鳥の「コンパニオンアニマル」としての認知が社会的に低い中、本書は鳥が人間のパートナーとして迎えるのにどれほど素晴らしい生き物であるかをわかりやすく紹介した、従来の飼育書とは全く趣の異なる良書。現在鳥を飼っている人も、これから迎えようとしている人も、是非読んで欲しい。
本書の著者である磯崎氏は獣医師でも動物学者でもないにも拘らず、海外や日本の鳥の飼養を広く勉強しておられ、インコの野生での生態、分布、インコの栄養学など、とても専門家ではないとは信じられない知識を持たれている。本書にもそういった情報が存分に掲載されている。
病気についての対処なども最新(2002年現在)の情報が盛り込まれており、「鳥が病気になったら専門医に連れていくべき」であって、素人が従来の科学的根拠のない対応をすることへの危険も喚起されている。
巻頭の鳥写真も素晴らしい。よくある動物の飼育書の可愛らしさを誇張して媚びるのとは違い、凛とした美しい鳥達の姿を見ることができる。
鳥飼いの人々のエピソードを綴ったコラム「ちょっと良い話」も見逃せない。
愛鳥家の方、その家族の方、必読です。

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穀物食は贅沢である—ヨーロッパ人にとっては

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ユダヤ−キリスト教圏で育った人間には、いくら本人が自称「無宗教」であっても、全ての動植物は神が人間の為に好き勝手に扱えるようお造りになったものだという考えを捨てきれない。ハンバーガーを貪り喰いながらイルカや鯨は可哀想だから喰うな、という日本人には矛盾としか思えない暴論を押し付けてくるのもその為である。肉食や菜食主義について書かれた本はもっぱら菜食主義者側からの物が多く、しかも書き手がユダヤ−キリスト教圏で育った欧米人であるため、日本人には少々理解しにくい。通常日本人が「菜食」と言われたら一切の動物性タンパクを拒否することを考えるが、欧米の菜食主義者はそうではない。例えば貝やイカなどの甲殻類は「痛みを感じる神経がない」ので食べてもいいと考える。このことは菜食主義とアニマルライツ(動物の権利)のいわばバイブルとなったピーター・シンガー著「動物の解放」にもみることができる(残念ながらこのサイトでは購入できないが)。
この「肉食の思想」では、なぜそのような矛盾が欧米人の間ではまかり通るのか、日本人には想像を超える量の肉を消費し、飼い続けることができなくなった犬を安楽死させることに何の抵抗も感じない彼らの思想の構成をわかりやすく説明している。
ただし文頭にも書かれているように、本来著者は「歴史」を書きたい人であって、各国の食文化を研究している人物ではない。
従って歴史上の出来事を何でもかんでも「肉食」と「ヨーロッパの気候は穀物の栽培に適していなかった」ことに結びつけるのはやや無理を感じる。特に結婚観まで肉食や家畜の影響を受けたという論にはどうも納得できない。
ともあれ日本人で欧米人の肉食観を論じた本はこの1冊ぐらいしかないと思うので、様々な意味で菜食に興味のある人、肉を食って何が悪いと考えている人、鯨を喰う日本人は野蛮だと言いながら凄まじい量の牛、豚を喰らっているお前らは何者だ、といった考えをお持ちの方、一読の価値アリです。

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