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先月(2017年8月)

eisweinさんのレビュー一覧

投稿者:eiswein

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本魔女

2003/10/04 01:17

誰が「魔女」なの?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 主人公は就職浪人。元彼女の焼死事件を、姉のキャスター昇進のためと、なかば強制されて始めた調査のバイト。しかし元彼女の異父妹みかん、職場の友人、学生時代の友人、不倫関係だった彼氏など、元彼女を取り巻く人々から語られるのは、自分の知らない別人の様な彼女の姿、彼女は本当はどんな人だったのだろう。短い出会いだった自分たちの思い出を幾度も振り返りながら、主人公は事件の真相も片手間に、亡き人の真実の姿を追い求める。
 表紙からホラー的な展開も予感されたが流れとしてはミステリーできれいにまとまっている。タイトルの魔女とは一体誰のことなのか、元彼女は本当に魔女だったのか。読み手の私たちが彼女に直接触れらるのは、プロローグの、彼女が生きながら焼かれる場面だけである。また、事件の外で繰り広げられる主人公を取り巻く人間模様がおもしろい。主人公を翻弄する姉と姉の友人、かなり独特な母親。どうやら姉に厳しくしつけられた主人公にとっては、女性は皆魔女と言えるのかも知れない。
 作品中「おっとり刀」が何回出てくるかカウントしたくなるかも。穏やかな古い町並みの描写も素敵ですが、女の怖さ、そして何より人間が生きる哀しさをしみじみさせる一冊です。
 

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