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すみれさんのレビュー一覧

投稿者:すみれ

8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本凍える牙

2003/01/08 01:59

いい作品。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いままで読んだ直木賞受賞作品の中では
一番面白かったし、よく書けていたと思う。

少し、しつこい言い回しや、
用意しすぎたプロットの突然の変換に疲れてしまうことも
あったけれど、それらがちゃんと全て結末に向かっているし、
まるで連ドラのように、
読み出したら止まらなくて、
中毒性の高い本だとも思う。

描写も見事だし、惹きつけるような事件が、
読み始めてすぐにあるから、
読書が苦手な人でもすいすいと読めるんじゃないかと思う。

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紙の本秘密

2002/12/15 09:02

巧みな心情描写

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

そうまでしてしまう旦那を、
「最低」と思う反面、共感したり、
そんな行動に出る妻を、
「酷い」と思う反面、やはり共感したり。

三者三様の立場が巧みに描かれており、
とても考えさせられる作品でした。

わりと一気に読めたが、淡々としすぎている点や、
先の読める展開は中だるみを誘った。

しかし、クライマックス以降の静かな感動は涙腺の緩むものでもあった。
ベストセラーの名に恥じない秀作。

個人的には「私が彼を殺した」の方が断然面白かったけど、
東野氏の作品は全て読んでみたいと思う。

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紙の本暗いところで待ち合わせ

2002/12/24 11:42

いいですね、乙一氏

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とても読みやすく一気に読めた。
言い切り形の文体は、やや鼻につくというか、
少し、力が入りすぎな気もしたが、
「目の見えない人」や、
「まわりの輪の中に入れない人」という、
一見、隔たった主人公たちの心情描写を、
見事に書ききっていたと思う。

どう考えても、この主人公たちに共感を覚える人は
少ないだろうというくらい、
隔たったふたりを書いているというのに、
なぜか、そんなふたりに感情移入できるというのは、
間違いなく作者の力であろう。

他の作品も是非読んでみたい。

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紙の本恋人たちの誤算

2002/12/18 05:36

25歳の迷いを巧みに描いている

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

女性の心理を書かせたら、
やはり唯川さんが一番だな、と改めて思った。

今回は泪するような話ではなく、
どちらかというと、
連ドラを見ながら、その主人公に、
自分や、自分の周りにいる友達を重ねて、
思わず応援してしまうような、そんな話だ。

男がスポーツに熱くなるなら、
女は恋愛=オトコのコトに熱くなる。

そして、25歳。
人生を選んでいかなければいけない年齢には、
様々な葛藤というドラマがあって。
そのドラマたちを、タイプの違うふたりの主人公を使って、
これでもかってばかりに凝縮し、
巧みなストーリーテリングによって、終結するのだ。

違う考え方をするふたりの女が重なり始めてきた時、
それまで散りばめられた多くのドラマが、
繋がっていく。
そういうクライマックスを迎え始め、
「おお」と感嘆したり、
「巧いなあ」と唸ったり、
そうなると、この人の本は最後まで止められないんだから
ほんと、凄いと思う。

はっきり言って、いつもネタは似たり寄ったりだったりで、
「安心して読めるもの」ではあっても、
「新鮮味」は少ないのだが、
それでも最後まで読むと「面白かった」と思わせてしまうのだ。

安定を取るか、愛を取るか、
キャリアを取るか、結婚を考えるか、
妥協するか、出会えるまでとことん待つか。

そんな迷いが強くある時に読んでみたら、
何かしら、背中を押してくれる、そんな作品。

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紙の本希望の国のエクソダス

2002/12/11 01:26

まあ、読む価値はあるとは思うけれど

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は読書歴が浅いので村上氏の本は初めて読みました。

正確に言えば、タイトルに惹かれて買った
「限りなく透明に近いブルー」も途中まで読んだのだけど、
なんだか読み進みにくくて、
もう少し読書慣れしてから読もう、とそのままにしているのですが。

本書も確かに、すごく読み進みにくい。
文体は巧い方だと思うし、テーマも良いけれど、
こむずかしい説明が多すぎて、ちょっと疲れてしまうことも確か。

でも、これを書いた村上氏は凄い人だと思うし、
終始「すごい発想だな」と思って読んでいた。
読み進め難いのに、その巧みな展開に惹かれて、
はやく読みたいとも思う。
だけど、こむずかしいんだよなって、
ふたつの気持ちを葛藤させながら読んでいた。

難を言えば、沢山取材してここまで書き上げたのは偉いと思うが、
説明よりも、もっと心情描写を多く描いてほしかったし、
結末も少し期待はずれだった。

社会情勢についてのバランスと、心情描写みたいなものが、
全く互角か、むしろ心情描写の方が少ないくらいかもしれない。
それは悪く言えば、まるで、長い長いあらすじを永遠に読んでいるとも言える。

その辺のバランスが、逆転して
誰にでも読みやすいものとして書いてくれていれば、
きっと5つ星だったんじゃないか、
そう思うと惜しくてたまらない一冊だ。

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愛された娘

2002/12/24 11:32

力入りすぎ

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処女小説ということで仕方ないのかもしれないが、
全てにおいて、大げさに、まわりくどく表現している点は、
読んでいてとても疲れるし、鼻につく。

そういう表現も悪くないとは思うんだが、
終始そうだったのでほんと、疲れました。

それでもってあの終わり方。
がっかりですね。

伏線98に対してオチが2くらいのバランスの悪さ。
こんなオチならここまで説明する必要は
なかったんじゃないの?
と、後味も非常に悪い。

テーマとか、所々にある独特の表現とか、
センスは悪くないと思うんだけどなぁ。

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紙の本

2002/12/11 11:09

テーマが…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

文章は上手いと思うんだけど、
テーマがあまり面白くない。
身体のそれぞれの部分を取り上げて膨らますっていうのは
悪くないんだけどね。

なんだか表面的なことばかり、
ありそうな、ありがちそうなことばかり、
想像して書いているみたいな感じで、
もちろん、ありがちな日常の中の狂気という意味では、
それなりに書けていると思うんだけど、
インパクトに欠けるというか、
多分、作者自身作品にあまり愛がないんじゃないかと思う。

あまり力を入れず、適当に書いてみたよ、
っていう感じをとても強く受ける。

ラストの「顎」なんてオチとかすごくいいんだけど、
どの話もどうしても「だから?」って思ってしまうんだな。

唯川恵さんの「めまい」にすごく似ていると思うんだけど、
これ読むんだったら「めまい」を読んだ方がいいと思う。
ま、でも読み比べてみるのも面白いかな?
もし読み比べるなら、先に本書を読んだ方がいいんじゃないかな?

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紙の本プール

2002/12/17 09:16

星はあと2回読んでから

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なんとも不思議な本だった。
いや、読書歴の浅い私には難しかっただけなのか?

時代背景や、場所の異なる空間での
3つの話と数通の手紙の交錯するストーリー。

どうしてこんなに話が飛ぶのか、
しかもどれも淡々とした、
悪く言えば、印象の薄い、エンターテイメント性の少ない、
そんな話ばかりが交錯しつづけるものだから、
なかなかその世界に集中して入っていくことができず、
正直面白くないと思っていた。

半分まで読んでも全く面白くないと感じた。
いや、面白くないだけなら、まだいい。
著者の言いたいことというか、これらをわざわざ出版した意味さえも
疑うほどだった。

中盤を越えて、ようやっと、意味がわかりかけて、
すこし面白くなった。
それは本当に少しずつ、少しずつ、
まるで、5分で歩ける距離を、わざわざ30分かけて歩くような、
じわじわとした速度で。
それならば、と、仕方なしに、その速度に合わせてみたら、
今度は、筋が読めてきた。オチも見えてきた。それからちょっと感動もした。

そして。
最後のページを読み終えた頃、
「ああ、そういうことだったのね」とわかった私。

散りばめられたエピソードたちは、
決して面白いと言えるものは少なく退屈だった。
けれど、普段がそうだからこそ、
時折、とても強く印象に残るエピソードがあったり。

文章も巧みなのか、そうでないのか。
わざとらしい文体だったり、わざと読みにくい文章入れてみたり、
いらない文が多かったり。
やっぱり巧みではないと思う。
けれど、不思議なセンスがあるのだよね、とも思う。

この本は多分、3回くらい読まないと良さがわからないんじゃないかな?

あと2回読んではじめて、著者のメッセージをリアルに感じれるような気がする。

とりあえず、いまのところは、
ぐっとくるエピソードも少しはあったけど、
帯に書かれているほどのものではないというか、
「たいしたことないな」というのが正直な感想だけれど。

でも、なんだか新しいのは確かな気がするし、
貰い物じゃなかったとしたら、途中で投げてたような本だけど、
貰い物だしねってことで頑張って最後まで読んでみてよかったと思ってる。

それでもって近いうちに天国の本屋も買ってみようかなって気になってみた自分がいたり。

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