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NEUさんのレビュー一覧

投稿者:NEU

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本あしながおじさん達の行方 2

2003/01/12 20:09

漫画のすばらしい創造性をあらわす…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

なんと満足した事か。
登場人物がストーリ−を追って動き回っている。
行方1から怒涛のように行方2まで謎、謎、謎で押してくる。
解けた!と思った謎は、少し正体を現した事によって形を変えまた問いかける。
行方2の最後では、謎の連発に疑心暗鬼になってしまった読者達はまた勝手に主人公を含めた全登場人物達のその後のストリ−を作り続けていくのではないだろうか。
今市子さんの作品にはいつも意外性が仕組まれている。
仕組まれたと思えるほど、生きているという事は変化に富んでいる物だからかも知れない。
一気に、小説を、舞台を、演奏を鑑賞し終えたような満足感が得られた。
この漫画をなんのジャンルと言えば良いのだろう?

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生まれてきた意味とは何かを問う

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

コミックスのおもしろさには逃れられないものがあるが、多く発行され読み逃しているものが皆さんおありだろうと思う。
このシリーズをまだ読まれていなければ、ぜひ読んでいただいて損は無い。
誰がどういうものを読めば良いなどという決まりは無いが、どの年齢の男女の違いなく
面白いと感じると思う。
究極の「アニマル」が湊であると思っていたが実はそれ以上の「アニマル」となった
裕司は湊と伴に生きていこうとする。
女性作家と思えない画力で二人が権力と戦う様子を描いていく。
兵器、科学設備、自然描写など楽しめるが、ストーリーには多くの考えるべき問題が
ちりばめられている。
人類とはどう生きるべきかというような壮大なテ−マを読者に問いかけるものだろうか。
他作家による「寄生獣」という作品を見て、映画化したものを見たいと思ったが、
この作品も同様だ。
作者に付き合って、続き、湊と裕司の足跡を追っていきたい。
次回も期待している。

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