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ふくすけさんのレビュー一覧

投稿者:ふくすけ

9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本愛の深淵 上

2003/02/05 18:59

人の生まれ育った環境の影響力の大きさを痛感します

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

レスリー、ジョーダン、ジルの三人がメイン登場人物。この作品を読んでみて感じたことは、こんなにも登場人物の一人一人に「感情」をもてる作品があったのかということです。上記三人以外にも、ロス、バーバラ、トニーなど主役陣を取り囲む一人一人にも、「感情」をもつことができました。脇役にここまで感情移入できる作品って、なかなかないかな、と思います。読んでいくうちに、登場人物たちの人物像が出来上がっていき、よかれあしかれ愛着を感じました。自分もその場にいるような感覚になる、「ドラマ」のような作品です。
そして、人間の奥底にある心理状況の難しさ、幼少時代の体験のもつ影響力を実に見事に描いてあります。幼少時代に虐待を受けたジルの生涯は、現在の社会問題を反映しているようでした。
同作者の「ゲームの行方」同様に、楽しめる作品です。

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ロビン・クックの中の最高傑作だと思います。

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セーラムという町の魔女裁判の話から始まり、導入からとてもひきつけられます。
魔女の疑いをかけられ処刑されたエリザベスの子孫キムが、エリザベスの汚名をはらずべく、独自に調査していくという過程から、新薬の開発という医学の話になります。
医学的見解はまさに「ロビンクック」です。
さらに面白いのは、このストーリーに中世の魔女騒動の話がからみあっているところと、エリザベスが処刑された「決定的な魔女たる証拠」が話の最後まで謎であり、読者の興味を最後まで失わせない点。
そして、薬の副作用の意外な事実。これを読んだら安易に薬は飲めないです!
最後は「え…まさか…?」と思いますよ。
こんな副作用ってあり?と思い、想像をはるかにこえた面白さでした。

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紙の本ゲームの行方 上

2003/02/08 22:56

知的な女性主人公にうっとりしますよ

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コンピュータが市場に出回る初期の時代のお話です。主人公の女性は、頭脳明晰・容姿端麗(エリザベス・ゲイジ作品はこういう主人公が多いですね!)。そんな主人公が、大企業を相手にして「ゲーム」を展開していく様子が実に面白いです。その中で、ロマンスもあり、ビジネスありで、一気に読めてしまいます。外国作家の作品は、登場人物が横文字なので(当たり前ですが…)、人物相関図を覚えるのがなかなか大変なのですが、ゲイジの作品は人物がすぐ頭に入るんです。それだけ登場人物に愛着がもてるんだろうなって思います。それに、主人公の頭脳明晰さには脱帽。「かっこいい!」と惚れ惚れする頭脳の持ち主! もちろんヒーローもかっこいい。この作品の場合、「ゲーム」が展開されていく過程が非常に面白いので、恋仲になる男性ともいろいろ「ゲーム」があるのです。詳しくは読んでからのお楽しみとういうことで…! 退屈しない作品です。

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紙の本モータル・フィア 死の恐怖

2003/01/25 23:42

意外!ハラハラドキドキです

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健康診断で「異常なし」とされた患者が次々と死亡していき、そのことに疑問を感じた主人公が謎を解いていくというストーリーです。
まず、登場人物に好感がもてました。主人公がストリップダンサーと接点をもつようになるのですが、そのダンサーが非常に魅力的に描かれていました。このダンサーは、事件の鍵を握る重要人物です。
主人公が、警察の手も借りず(ロビンクックの作品ではたいていそうですが…)一人で謎を解いていく過程が非常に面白かったです。
「研究者ヘイズが発見したものとは何だったのか?」これが、主人公がひたすら追い続けるテーマなのですが、医療描写が素人にもよくわかるように丁寧に書かれており、読みふけってしまいました。そして、「死」の裏に隠された恐ろしい犯罪の影。その黒幕…これがわかるのは、もちろん作品のラストなのですが、「ええええ! そうだったのか。なるほど」と思う意外性がありました。
そして、現在の高齢化社会の問題を医療の面からするどくとらえた作品でした。題名の通り「死の恐怖」を感じました。これを今から10年以上前に執筆したのだから、驚きです。

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時代を超えてのロマンがあります

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10年以上前に読み、とても感動した記憶がある物語だったのですが、「もう読まないだろう」と思い、古本屋に売ってしまいました。以来、書店で探しましたがなかなか手に入らず、やっとこのネットで購入することができました。10年ぶりに読んでも、作品にいわゆる「古臭さ」がなく、とても新鮮な気持ちで楽しめます。時代背景はおそらく中世くらいのヨーロッパ(詳しい時代は不明です)。主人公の少女と2人の男性の恋物語。この男性2人がとても魅力的。主人公をめぐる恋物語が少女時代から実にロマンチックに描かれています。また、貴族の地位を争うサスペンス的な要素もあり、飽きずに最初から最後まで一気に読破してしまう物語です。

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紙の本陪審評決 上巻

2003/02/08 22:39

陪審員制度がよくわかる本です

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日本ではあまり馴染みのない陪審制度がよくわかりました。知識として知ってはいたものの、小説として読んでみると、「あ、なるほど。こういうことか」とわかってくるものですね。「陪審コンサルタント」という聞きなれない言葉が数多く登場し、興味をそそられました。また、陪審員が裁判を操ろうとしているところなど、日本ではなかなか考えられない発想で面白かったです。また、裁判のテーマが「殺人」などではなく、「たばこ」という点が、新鮮味がありました。本当に、最後はどういう判決が下るのかな…と思いました。読み終わると、少し知的になった気分を味わえますよ。

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紙の本パートナー 上巻

2003/02/26 21:44

アメリカの弁護士業の裏側を見た気がします

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大金を盗んだラニガンの逃亡生活の終焉からはじまるストーリーです。そもそもなぜラニガンはそんな大金を盗んだのだろうか…?という疑問は最後まで消えなかったものの、ひとつひとつの謎がじりじり解かれていく過程はとても面白かったです。
ラニガンの用意周到な計画が成功していくところなどは、弁護士でないととてもでないけど出来なかったことだろうな…と思いました。
上巻は「謎」に包まれたところが多く、また登場人物も多く(数は多くないのですが、なんとなく覚えにくい登場人物が多い気がしました)、「?」な点ばかりでしたが、下巻に入ってから、徐々に謎が解けていきます。このじれったさがJ・グリシャムの面白さなのだろうな…と思いながら読んでいました。
弁護士業の裏側も書かれており、いかに腕のいい弁護士に頼むことが裁判の勝敗を決めるかということがわかりました(この小説の場合…ですが…)。
また、多々出てくる「取引」の話は興味深かったです。
この小説の結末はすごいですよ…びっくりです。個人的にはこういう結末は好きなんですけど、ね。

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紙の本フォスティーヌ 1

2003/02/05 18:45

純粋で可愛らしい恋物語

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同作者の「虹の伝説」がとても好きで、この作品のことをネットで知り、内容はわかりませんでしたが、購入してみました。
「虹の伝説」よりも前に出た作品かな? 個人的にはやはり「虹の伝説」の方が好きです。この作品も「虹の伝説」と通ずるところがあり、ほほえましかったです。まず「おてんばな主人公」そして、「クールだが実は優しいヒーロー」あとは「主人公と恋仲になりそうな上品な男性」「おちゃめな友人」が登場人物として出てきます。
主人公が実は身分の高い生まれだったというのがキーポイントですね。よくありがちな設定ではあるのですが、登場人物に感情移入できるため、ドキドキしながら楽しめました。
1970年代生まれの方が読むと、「懐かしさ」を感じるのではないでしょうか。

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紙の本アブダクション 遭遇

2003/01/25 23:27

ロビン・クックの作品で「医療」関係ではない作品です。

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冒険物の作品で、久々に「医療」以外のロビン・クック作品でした。まず、作品の大多数を「謎」が占める作品。「未知」の世界です。作品の半分までは、「???どうなっているの?」と首をかしげる箇所が多数ありました。もちろんその謎は後半で解決していきます。冒険ものでありながら、やはり「医療」関係ならではの描写もあり、やはり「ロビンクック」と思わせる作品です。海底人の謎が多く、それがわかるのが作品の後半なので、前半部分はいささか退屈してしまうのが残念。やはりロビン・クックは「医療」関係の作品の方が面白いかな…と個人的には感じました。しかしながら結末の「意外性」には、とてもハラハラドキドキでした。

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