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DOSNOWさんのレビュー一覧

投稿者:DOSNOW

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本ハネムーン

2003/01/30 22:11

喪失した父性原理

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

少なくとも10代ではない女がニューエイジな団体の行うヒーリング・セミナーに出席した帰りに代官山あたりのカフェテラスで美味しいお茶を飲んで一息ついている。
よしもとばななの作品は総じてこんなイメージをもっている。もちろんよしもとばななの作品を好む人間がそのような人物であると言っている訳ではない。重ねて言うと心身と金銭に多大な損失を与えなければニューエイジだってなんだって人は好きにすれば良いのだ。
物語は隣の家に住んでる訳ありの幼馴染と年若くして結婚した主人公が、元々悟っているのに更に淡々と悟って、新婚旅行に行って、祝福された世界と私たちに万歳という内容である。
よしもとばななの小説はキャラ設定と環境を変えたよしもとばななの日常エッセイである。内面がある一方向に特化し、充実した人々の物語であり、その世界には真っ向からその人々の生き様を否定したり疑問視する存在はない。何しろ世界は彼らを愛しているのだから。
地上のしがらみと戦い、切り開き、物質世界を構築し、そのことによって人々に貢献することに満足している種族にとっては薄っぺらい物語でしかないだろう。世界から全てを肯定されるのは至福かもしれないが、そればかりだと全てが分かたれる以前の原初の闇に返るのが一番いいみたいなふうにも思えてちょっと困ってしまう。

この作品からはある一方向の癒しは得られるだろう。
人の心が映す美しい世界の様を切り取る才能をよしもとばななは確かに持っている。

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