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先月(2017年8月)

マーズさんのレビュー一覧

投稿者:マーズ

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再び「日本人」たれ!

2003/02/14 11:56

日本への遺言

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大正生まれの経済人、文化人が語った日本をまとめた一冊である。

なぜ、大正生まれなのか。それは戦中、戦後という激動の世を目の当たりにし、180度変わる社会を純粋に見つめ続けてきた唯一の世代だからである。明治や団塊世代といわれる昭和(戦後)の世代にはない、フェアな視点が本著の魅力となっている。

経済、社会、教育、家庭がすべて崩壊の二文字でくくられる世の中、社会問題は色々な形で表れる。その根っこがどこにあるのか、読み進むうちにぼんやりとした霧のなかからはっきりと現れてくる。

著者はジャーナリスト田村圭司氏(プロフィール、最近のコラムなどは田村圭司公式ホームページを参照)。911テロで関心の高まるはるか以前、1983年に彼は単身アフガニスタンへ渡る。そこでムジャヒディン(アフガニスタンゲリラ)に従軍取材し『サンデー毎日』に記事を発表している。他国といえども、戦争を目の当たりにした経験が、この著作を生み出す大きなきっかけとなっているようだ。帰国後、経済人や文化人に取材するなかで、くすぶっていた感情とシンクロする取材対象者の言葉をまとめたのが、この作品である。

戦後教育を一身に受け、何の疑問もなく過ごしてきた人には、まず拒否反応が起こるかもしれない。だが、ここ最近に至る朝日新聞など戦後教育を推進してきたジャーナリズムの軸足の乱れが、一体何を示しているのか。いま一度、原点に戻って考えるべき時が来ているのではないだろうか。

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