サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 森林文字道楽さんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年6月)

森林文字道楽さんのレビュー一覧

投稿者:森林文字道楽

3 件中 1 件~ 3 件を表示

とほほ主義者の告白

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

森「おもしろい本でしたね。読みながらヒザを打つというか、共感する部分が沢山あって」
林「日本では笑いと言うと舞台やテレビで見る芸人のギャグとかマンガがその母体になっていて、そのまま活字に取り込む作家が多いんだよね。『目が点になる』とか『「やかましいわっ!」』とか、そのまま文章にしてしまう」
森「『ねぇん、おじさまぁん、ルミとエッチしなぁい?』とかですか」
林「‥‥どういう本を読んでるんだ。たぶん海外には通用しないし、年令的にも読み手を限定することになる。それはそれでいいのかも知れないけど、読み物としては貧困だし、普遍性がまったくない。もう少し工夫したらどうかと思うんだけど」
森「何年たってもおもしろい、というおもしろさではないということですか」
林「書物としてのおもしろさが成立してない、というか。ま、書く方がそもそもそういうものを目指していないのかも。日本でそういうものを書いてる人は土屋賢二とか宮沢章夫とか。この人達のエッセイのファンで飢餓状態にある人には特にご推奨。アメリカではウディ・アレンとかフラン・レボウィッツとか、エルマ(アーマ)・ボンベックかな」
森「一部マイナーな名前が出ましたけど」
林「初めてダグラス・アダムスを読んだ時の感激を忘れられない人にも」
森「年令を感じさせる発言ですね」
林「‥‥‥」

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

死の記憶

2003/03/02 13:26

『模倣犯』より、これを読め!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

森「けんか腰なタイトルですね。『模倣犯』を読んでもいいじゃありませんか」
林「悪いとは言わない。いいとも言わないけど。上下二巻の分厚い本を読まされてあの程度の結末に満足できる忍耐強さを持った人なら、絶対クックを読んだ方がいい。趣味で言うと『記憶』シリーズの中ではこれが一番だったな」
森「地味な話です。暗いし」
林「緻密で静謐なストーリー展開、となぜ言えん」
森「でも地味です」
林「国産のミステリは文章がマズいから嫌だという人にも。クックの作品は大体において
  翻訳もいい。いい作品がいい訳者に出会う、それを読む日の今日の幸せ」
森「とにかく地味です」
林「静かに細やかに話を進めて行って最後にカポッと覆す。ひとつひとつのディテールが真相に向かって一気に収斂する驚愕と快感。クックのお家芸ですね。読む3Dと呼びたい」
森「本当に地味です」
林「うるさいな。そんなに派手がいいならシドニィ・シェルダンでも読みなさい」
森「読んでます。結構おもしろいですよ」
林「‥‥あ、そう‥‥」

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

残光

2003/04/08 15:33

ナタ男参上!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

森「とてもシブイ主人公ですね。どうしてこんなに強いんでしょう」
林「一、やたらと腕っ節が強く無口で半隠遁生活を送る主人公の男、ニ、主人公を手助けする人のいいヤクザ、三、ムカシの女への強烈な思い入れ、四、爽やかな読後感」
森「はい。何をおっしゃりたいので?」
林「ここにもうひとつ、五、二十歳前後の利発で小生意気でスタイルが良くて行動力のある法外にチャーミングな美女、が出て来たら藤原伊織の作品かと見まごうばかりだが、幸い出て来ないので安心していただきたい」
森「別に心配していません。それより『チャーミング』ってほぼ死語ですよ」
林「絶滅に瀕した言葉を救う努力をしたまえ。私は銃を持った敵とナタで戦う主人公に意味もなく感銘を受けた。『ナタ』っていいよねえ、『ナタ』ってさ。パワフルな響きがなんとも言えない。私もいつか人と戦う日が来たらナタで戦いたいものだよ」
森「‥‥はあ、そうですか」
林「高倉健があと二十か三十若かったらこの主人公の役をやったかもしれないな。するとムカシの女は倍賞千恵子だ」
森「田中裕子かもしれませんよ。ニ、の人のいいヤクザ、この小説では『便利屋』と呼ばれているのですが、私のいちばん好きな登場人物です」
林「非情でビジネスライクな悪党になり切れず事件に巻き込まれて行く様子が笑いを誘うね。この人の存在によってストーリーが奥行きを増して魅力的に仕上がってるからね。じゃりン子チエにおける小鉄の役割かな。『悪徳刑事対ヤクザ』モノにしては破格の清涼感も彼の貢献が大きいと思う」
森「江守徹にやってほしいです、私。年はそのままでいいけど体重は十キロ増やしてほしいです」
林「なるほど」
森「なお、もっとダーティな『刑事とヤクザ』を読みたい、とおっしゃる方には、柴田よしき著『聖なる黒夜』をお薦めします」
林「私は特に薦めませんが」

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

3 件中 1 件~ 3 件を表示