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多忙は怠惰の隠れ蓑さんのレビュー一覧

投稿者:多忙は怠惰の隠れ蓑

7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本日本のお金持ち研究

2005/05/17 11:48

日本のお金持ちの実像

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

5月16日、国税庁から平成16年分の高額納税者が発表されました。
今回1位となったのは史上初のサラリーマン。36億9千万円の納税で推定所得は100億円にもなるそうです。雇われている身の給料で「100億」って、もうスゴイですね。

でも個人の業績に基づいた報酬だそうなので毎年コンスタントに、というわけにもいかないでしょうし、住民税なんかももの凄く高いでしょうね。何事も因果応報、いいことばかりではないということでしょうね。

さて、そんなニュースを踏まえつつ読んでみると興味深いのが『日本のお金持ち研究』と刺激的なタイトルの本。『日本の経済格差』『脱フリーター社会』といった著作で知られる経済学者、橘木俊詔さんによる、現代日本のお金持ちの実像に迫る1冊です。

日本の金持ちが日常生活をどのように送っているか、特に余暇、社会活動、消費・貯蓄活動の実態に迫っています。その中で庶民とお金持ちの生活習慣と意識の差をまとめている点が興味深いですね。

本書は、日本の「お金持ち」とは実際どんな人々なのかを探るため、約6,000人のお金持ちに直接アンケート調査を行ってまとめたものです。そのアンケートの回答数は、著者らの当初予想の5%未満を上回り、約8%(約500通)に及んだそうです。お金持ちのみなさんは思った以上に好意的に自分のことを教えてくれるんですね。

執筆時点の「高額納税者番付」によると、日本には年間納税額3,000万以上、毎年推定1億円以上の年収を稼ぐ人が約9,000人いるそうです。

調査の結果、日本のお金持ちは2タイプに大別されます。それは「企業家」と「医師」。
企業家は、継続的に事業を粛々と続けてきた人が多いのが特徴であり、医師の高所得者は開業医であるとのこと。大病院で主流の内科・外科ではなく、眼科、美容外科、不妊治療など、やはり流行にのった特定専門診療科目が多いのが特徴だそうです。

興味深いのが、日本のお金持ち2タイプの暮らしぶりをまとめた項。
企業家は、質素倹約を旨としている。車は高級国産車を所有している。
医師は、消費欲が旺盛で派手なレジャーを楽しんでいる。車は高級外車を好む。

また、お金持ちの人たちに共通している考え方が、もはや「名門大学に行き」「大企業で出世する」モデルは成功モデルとは言えず、学歴や企業ブランドよりも、個人に重点が移行してきている、という点。そして、仕事を天職と捉え、富を蓄積し、社会に奉仕していく姿勢が見て取れること。

成功者と言われるこれらの人々が異口同音に経済的成功に重要な点として挙げているのが、肉体的・精神的健康、正直な人柄であると答えています。逆に不必要なものとして、一流大学に行くこと、器用さ、要領のよさ、優秀な頭脳を持つこと、と答えています。
「誠実で勤勉なことが大事」という点に帰結していると思うのは、日本人的過ぎでしょうか。

近年の傾向としては、企業家や医師といった「常連組」に、健康食品、パチンコ店、消費者金融、インターネットやITサービス、飲食チェーンといったサービス業で成功した企業家がお金持ちの仲間入りを果たしてきているそうです。
比較的省コストで特段の専門技能がなく起業できることが共通項ですね。ただ、いずれにしてもハイリスク&ハイリターンです。大きな企業にいても安定的な暮らしが保証される時代ではなくなってきているのは間違いないようです。

憧れのお金持ちも、豪遊に耽っているというわけでもない姿が本書を通して見えてきました。
さぁ、どう生きていきましょうか。
憧れと現実と、生き方と。そんなことを考えるのにおすすめしたい1冊です。

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これからの生き方のヒントになる本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新聞の紙面や雑誌の特集でも話題に上ることが多くなってきた2007年問題。
1947年〜49年生まれの「団塊世代」が60歳の定年を迎え始める年です。

戦後最大のボリュームゾーン「団塊世代」は700万人程度にのぼるそうです。
これからは多くのサラリーマンがおくってきた均一な人生のレールが、60歳を境にさまざまに分岐していく社会になります。まして平均寿命は80歳という長寿社会です。

本書はこの「団塊世代」を間近に控えた「57歳」世代に向けて、架空の“定年後の人生案内所”「セカンドハローワーク」での担当者とのやり取りを通して“これからの生き方”をアドバイスしています。

「これからの生き方」として本書では、「会社にしがみつく生き方」、「転職する生き方」「独立起業する生き方」、「田舎や海外に移り住む生き方」、「趣味に没頭する生き方」、「社会に貢献する生き方」などを紹介しています。

転職志望の向きには、ホンモノの「ハローワーク(公共職業安定所)」や、民間機関をインターネットを使って活用する方法など、ノウハウと共に各種問合せ先の情報や統計資料など有用な情報も掲載しています。また、それぞれのケースに「○○さんのケースファイル」という事例集を設けているので自分に照らした理解に役立ちます。

もちろん「ジャスト57歳」でなくとも、ちょっと過ぎてしまって焦っていたり、事前準備のために情報収集しておきたい人にも役立ちます。

団塊世代の「労働者層」からのシフトは、護送船団方式、業界協調、系列といった既存の体制で育まれてきた「既得権益」「社会構造」が根底から変わり、社会資本の解体と再分配がはじまります。そう、新たな、大きな需要が創出される時代です。

「年金支給額の減額」「税率の上昇」「医療費負担の増加」など経済的負担が増えてくるのが現実です。しかし団塊世代は他の世代にないほど「時代を共有した仲間」がいる世代でもあります。

大きな変化を迎える世代の人々に向けて、本書は「定年後」を物心共に、それが適わずとも、せめて「心豊かに」生きていくための処方を提示しています。

これからの長寿時代をどう生きていくか──著者も1947年生まれであり、厳しい現実を提示しつつも、「あなたはどんな生き方がしたいですか?」といった同世代へのエールが込められているようにも感じます。

「団塊の世代」の人たちにとって、この本はきっとこれからの生き方のヒントになります。

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紙の本職業外伝 正

2005/05/16 14:50

職業外伝

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「職業外伝」。この本は表紙と帯が目に留まって手にした本です。

伝統ある企業やロングセラーの商品を取り上げた本や、テレビの特集は比較的多いですけど、この本で取り上げているような「絶滅危惧職業」を取り上げた本は、そうはなかったと思います。

2003年に村上龍が「13歳のハローワーク」を出したときも、「へ〜、世の中にはこんな仕事もあるんだな〜」と、感心しながら読んだんですけど。まぁ「13歳のハローワーク」は「小中学生に向けた職業ガイド」というタイトルが一人歩きしてしまいましたが。。。

この「職業外伝」は飴細工師、街頭紙芝居屋、見世物小屋、といった今ではもう見かける機会もなくなってきている職業と、今現在、実際にその職に従事している人たちにインタビューをして構成しています。

ざっと読んでみて印象に残ったのは──こんな「職業」があったんだ!
ほんと、テレビのドラマで垣間見るくらいでしか知らなかった人びと。
当たり前のことかも知れませんけど、「仕事」って「職業」ですし、そこには「ひと」がいるんですよね。

目次から紹介されている職業をざっと上げてみます。
・飴細工師→ 専門の生業としている人の仕事はまさに神業の域です。
・俗曲師→ 俗曲師は「伝統的な歌舞伎曲を三味線をつま弾きながら唄い、踊る」芸人さん
・銭湯絵師
・へび屋→ へび屋は文字通り、まむし、コブラ……蛇全般に通じた職業。漢方薬、薬膳にも重用しますね。戦後しばらくは都内に30数軒のへび屋があったそうです。
・街頭紙芝居屋
・野州麻紙紙漉人(やしゅうまし かみすきにん)→ 野州は今の栃木県。大麻を原料にすき、紙を作る職人。大麻っていうとネガティブなイメージがありますが、本来の大麻は幻覚作用は弱いんだそうです。むしろ欧米産の大麻が麻薬用に品種改良されたものだそうです。
野州麻(やしゅうあさ)は神社のしめ縄や相撲の化粧まわしなど伝統芸能に欠かせない素材だそうです。
・幇間(ほうかん)→ 読めない漢字だし、知らない言葉でした。宴席で遊客の機嫌を取り、場をにぎやかにする仕事。たいこもち、男芸者のことだそうです。
・彫師→ 若い子が入れたがるタトゥーではないです。イレズミ師ですね。ここに登場する山本さんは昭和49年生まれのハマっ子です。

・能装束師
・席亭(せきてい)→ 席亭とは、寄席や落語の主宰者のことだそうです。江戸の風情を残す数少ない寄席、新宿末廣亭の三代目席亭、北村さんが寄席のプロデュースのコツを伝えてくれています。
・見世物師→ サーカスから移動動物園を経て、見世物小屋に行き着いた大野裕子さん。日本で最後の見世物師と言われています。

番外編として、真剣師となっています。

東京芸大中退の飴細工師、バレリーナと看護婦が夢だった俗曲師、60歳を超えたいまでも現役の銭湯絵師、大正元年創業の由緒あるへび屋、昭和3年生まれの紙芝居屋さん、能装束師の山口さんは明治37年生まれ。番外編に登場する真剣師、大田さんは90歳。

ところで真剣師って何のことだか分かりますか?
本文中では、その強烈な生き様が描かれています。
ここではあえて触れないので、ぜひ読んでみてください。

それぞれの職業の背景や、周辺知識を解説したコラムも充実しているので知らない世界も割りとすんなり読めます。

情報通信が発達している今の日本の中で、ともすれば風化し、消えてしまう危うさを、この本に登場する誰もが持っています。

それでも、この現代の中で懸命に生きている人たちの息吹を、この本を通じて触れてみていただければ、と思います。

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紙の本渋谷ではたらく社長の告白

2005/05/16 14:46

情熱・失意・行動・挫折・成功・・・一人の若者の半生記

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

サイバーエージェント社長、藤田晋。
年商260億円を超えるネットベンチャー企業を率いる31歳。

社名も名前も(まだ)あまり知られていないかも知れません。女優・奥菜恵と結婚した青年実業家と言えば、聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか。

この本は、ネットバブルの渦中に身を投じ、時代の寵児と書き立てられながらも挫折と失意を経験し、しかし、狂おしいまでの情熱を持って成功を掴み取った一人の若者の半生を自ら書き記した半生記です。

ライブドアの堀江社長と親交が深い藤田社長は、技術の堀江、営業の藤田として対比されます。年も1歳しか変わらず(堀江氏が1つ上)、上場前の時期、サイバーエージェントとライブドアは様々な事業で協業しパートナーシップを築くことで互いに力を付けてきました。

堀江社長と同列で捉えられることで、藤田社長を「ネット起業で成功した億万長者」と見る向きもあるでしょう。現に彼は26歳の若さで300億円を超える資産を持つに至りました。

「世界が違うよ」「ネットのことはよく分からないし」「東京の話でしょ?」
書名にも『渋谷ではたらく』とあるので、こういった見方もあるかも知れません。しかし、彼が行ってきたことは、とても泥臭く、まったくスマートなものではありませんでした。

週に110時間がむしゃらに働くことを自分に課し、全ての時間と体力を仕事につぎ込んだ20代。
それは自分に対しての投資と位置づけて、あくまで自分の描いた夢──「21世紀を代表する会社をつくる」──を実現するための手段でした。

普通の青年が友人や彼女、趣味に打ち込んでいる時、彼はひたすら仕事に邁進していました。
会社に泊まりこみ、たまに自宅に帰っても寝るだけの生活。

若さだけを唯一の武器に──。生来の勝負師的直感で実行に移す行動力と愚直な働きぶりで、サラリーマン生活も1年ほどで念願の起業が、しかも社長というポジションで実現することになります。

しかし。
仲間を、恩師を裏切ることになった独立起業。
悲願の上場後にはネットバブル崩壊の憂き目にあい、株価は暴落。
そして社員は離反し、投資家やマスコミからは一転して非難を浴び、会社売却さえも考えざるを得なくなる状況に陥る。

この苦境の描写は非常に生々しくも、経験者でなければ理解し得ないであろう重さを持って綴られています。

幾多の困難の中、USENの宇野社長、グローバルメディアオンラインの熊谷社長、ライブドアの堀江社長、楽天の三木谷社長、あるいは村上ファンドを率いる村上世彰(よしあき)氏らとの出会いと交流。
彼らの鼓舞と支えがあったからこそ、藤田さんは「今がある」と述べています。

そして苦境の極みに陥っていた時期に女優・奥菜恵と出会います。
藤田さんをして「妻は私の仕事に関して、もう容赦なく訳がわかっていない状態でした」と言わしめるほど奥菜さんは普通の女性として藤田さんに接します。

「仕事が忙しいから今週末はちょっと無理かな」
「え? どうして?」
「いやだから仕事が・・・」
「だから、どうして?」──

仲間を裏切ってまで叶えようとした自分の夢を掴むため、逆説的だが、自分を、青春という時間を割いて突っ走ってきた若者は、今一人の青年としての幸せを手にすることができた。

サイバーエージェントは株価下落の悪夢の3年を経て、2004年9月期、初の黒字決算を発表した。利益を出す構造へ転換しさらなる成長を遂げるステージへとやってきた。

夢は叶えるためにある。

狂おしいまでの情熱の捧げ方。

夢と希望、理想と情熱。そんな「青臭い」ながらも人のココロを惹き付けてやまない想いを内包した1冊です。

明日に疲れている人にも読んでいただきたいですね。

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影に日なたに活躍する「エージェント」とは?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『海峡を渡るバイオリン』、『考具』、『ロベルト・バッジョ自伝』──。
映画化され、テレビ化され、ベストセラーとなったヒット作の数々。

会社設立から3年あまりで160冊をプロデュース、そこから5万部超を12作、10万部超を4作、テレビ化1作、映画化5作、漫画化2作。

「千本に三本」しかヒットがでないと言われる日本の出版業界にあって設立わずか3年あまりで10万部を超えるベストセラーを生み出すことができた「エージェント」とは?

欧米では無名の新人作家がエージェントに見出されることにより突如としてベストセラー作家になることも珍しくない。システムとして確立されているのだ。最近では『ハリー・ポッター』シリーズのJ・K・ローリングが有名だろう。

鬼塚氏は元々欧米の映画の原作やノベライズ、ビジネス書などを日本の出版社に売り込む企業に勤務した。これは「翻訳のエージェント」という仕事になる。その環境の中、彼は欧米と日本の出版モデルの差異に気がつく。

欧米では作家(特に無名・新人作家)にとってなくてはならない存在である「作家のエージェント」が日本ではその存在すら知られていないこと。存在はしていてもさしたる役割を持てていないこと。

「翻訳書のエージェント」から「作家のエージェント」へ、「有望な芽を発掘し育て上げるパートナー」として──。
そう、既存の環境の中であれ、ほんのちょっとの「差」に気がつけるか気がつけないかでビジネスチャンスは大きく変わる。

大柄で人の話もろくに聞かず、一方的に話しまくる姿勢、夜中であっても構わず電話をかけてくる、自分勝手な九州男児。おおよそ英語を自在に操るスマートなビジネスマン像とはかけ離れている人物像。しかし彼が話すことには、熱気があった。ビジョンがあった。そして人を惹きつける魅力があった……。

同業との差別化から、いかに抜きん出てビジネスを確立していくか──。
能力だけではなしえない、情熱や思い、人間的魅力とは何か──。

インターネットの普及は個人が情報を発信することを可能にした。ブームにもなっているブログの書籍化をはじめ手軽な自費出版など、「個人発」の情報が多くなっている現在、「本」という形で自己表現をしたい人に、夢を適える一助の選択肢として本書は有用だろう。

また、既存の領域に「ちょっとした着眼点とアイデア」を見出すことが出来れば、新しいビジネスモデルを作りえることも本書は教えてくれる。「これから」を実現したい人にもおすすめできるだろう。

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なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ドメスティックバイオレンス、児童虐待、あるいは虐待どころが親が子を殺してしまう……。
そんな殺伐としたニュースが報じられる回数が増えてきたと思います。
反面、皇太子のおすすめで子育て本が売れる反面、減らない児童虐待のニュースを見るたびに「今の子供と親」がどういう状況にあるか知りたくて手にとった本です。

『なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか』。著者は芥川賞を92年に受賞した後、ノンフィクション作家として家族、子育て、教育といった分野で執筆している藤原智美さんです。

まじめで教育熱心な親が有名小学校の入学試験対策のため訪れる兵庫県西宮市の塾。

親が同席の元、マンツーマンで教育を受けるこの塾を取材で訪れた著者が見たのは、子供たちが描いた「両腕がない人物の絵」「顔のパーツの一部がない絵」「積み木を組み合わせたような人物の絵や風景」でした。

「言葉を聞き取れない」「話せない」「数が数えられない」という子供がここ2〜3年で増えてきているという現象が起きているといいます。

別な事例では、小学生を集めた絵画教室では、「マニュアルとおりに描く」けれど、「根気がない」「面倒くさがる」子供が増えてきているとも。

著者は、どこにこういった現象の原因があるかをアメリカと日本の子育て・教育法を対比したり、高度成長時代とそれ以降、特にバブル期以降の子育て方法の変化などを取材し、スキンシップの増減、子供同士の交流の希薄化、自然に親しむ遊びからテレビゲームへの変化、少子化と夫婦共働き世帯の増加による過保護あるいはカギッコ化の影響などを様々な調査を元に考察しています。

この本だけでは、取り上げている現象がはたして全国に及ぶものなのか、都会や地方で差があるのかは分かりません。研究事例集というわけではないので、若干著者の主観でリードしているかな、という面もあります。

しかし、この本の表紙に掲載されている「腕のない子供の絵」は事実としてあります。こんな絵を描く子供がいることを正直知りませんでした。

子供には夢を持って欲しいですし、色んなことにチャレンジして欲しい。子供なりにできることを子供のうちにちゃんと経験して欲しい。

実際これは仕事に追われる大人が望んでいる姿かも知れません。自分が叶えられなかったことを子供に叶えさせようと。
でもそんな大人の自分の姿を見つめなおす意味でも読めるのではないでしょうか。
子供はけっして、親の代替物ではないことを意識しなければいけませんね。

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デキる男がハマる女

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本の帯には刺激的なキャッチコピーが書かれています。

「森永卓郎が初めて語った、負け犬に贈るイイ男を吸い寄せる25のテクニック」・・・

森永卓郎さんといえば報道番組、ニュース番組などテレビでよく見かける経済アナリストですね。雑誌のコラムも書いていますし、『年収300万円時代を生き抜く経済学』という本はとてもよく売れました。

この後に「年収いくらいくらで生き抜く」という本がたくさん出版されるほど話題のキーワードになりました。

顔を知っている方も多いと思います。
そんな森永さんが「実体験」も交えて披露する、男を手玉に取ることができる女性の条件、
そして男を手玉に取れる技術とは?

表紙のイラストは一部方面では有名な「やまだないと」さん。かなりコミック調なので本屋さんの店頭でも目を引くと思います。

ちょっとツカミを紹介すると──

・ややダサな女を演出する
・褒めてけなす
・褒められたらトボけで返す
・チラ見せの技
・目で殺すワザ
・誘いをハッキリ断らない
・余韻を残す言葉を添える

などなど。。。

ポーズのとり方や服装チェックのビフォーアフターを写真付きで解説してるんですね。

経済アナリストの肩書きを持つ人の本とは思えないですが、その肩書きだからこそ本屋さんで買いやすいと思います。恥ずかしくないですから(笑

女性の方は、この本を読んでも「ふ〜んなるほどね〜」程度にしておいてもらいたいですね。
男性の方は、この本を読んで思い当たることがあったら注意しておきましょう。
痛い目に遭いますから。

森永さん曰く、「男は基本的にバカ」なんだそうです。
え〜そうです。世の男性諸氏、女性は強いのです。この本を読んでおいて手玉にされないようにしましょうね。

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