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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

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    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

ひろっちさんのレビュー一覧

投稿者:ひろっち

33 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本海辺のカフカ 上

2003/03/19 10:12

村上春樹はウソをつくのをやめたのかもしれない。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この小説にはたくさんの引用が登場する。それはかつてのようにただの書物内の引用とはなにか違う。それはまるでWEB上のハイパーリンクのようだ。クリックしたければすればよい。そのまま、無視して読み進んでもいい。引用と本文の関係がかつての関係とは違って見える。
そんな風に思えるのも、この小説が変化の時代の知識や言葉に関する小説だからだと思う。文字の読めないナカタさん、過去にこだわる15歳の少年、記憶のなかに生きる女性…。記憶や言葉/文字、知識をめぐってはりめぐらされた挿話の数々は、さまざまなコントラストを描きながら、頭のなかの凝り固まった思い込みを、やさしく、ゆるやかに、壊してくれる。村上春樹という小説家に対する固定化したイメージ、小説というもの関するある姿などという嘘、ありもしない答えやノウハウ等等が、頭のなかでゆっくり形を失っていくさまが心地よい。
村上春樹は「書を捨て街に出よう」などとは言わない。書は捨てられないし、街には出なくてはいけないだろう。だが、問題はそんなことではなく、人の数だけ、書も街も存在し、それを他人と共有することがどれほど困難で、苦しいことなのかということなのかもしれない。その意味で、村上春樹はウソをつくのをやめたのかもしれない。

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紙の本ビジョナリーカンパニー 2 飛躍の法則

2003/03/18 14:37

「優良は偉大な敵」、それはなぜか?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『ビジョナリーカンパニー2』。
「2」とついていると、「1」を読んでいない人にとっては敬遠しがちになるかもしれないが、
本書は著者にとっての前作『ビジョナリーカンパニー』の続編ではない。
文中で、著者自身が触れているように、
本書の内容はむしろ前作『ビジョナリーカンパニー』の前編にあたる。
前作では「偉大な企業がなぜ偉大なのか」について論考されていたが、
本書はその原題(Good to Great)がしめすとおり、
「優良な企業が偉大な企業に飛躍するには何が必要か」について
研究、論考している。
企業を偉大に飛躍させ、かつ、それを持続する「第5水準の経営者」をはじめとして、
「最初に人を選び、その後に目標を決める」、「厳しい現実を直視する」、「針ねずみの概念」
「規律の文化」、「促進剤としての技術」など、
優良(Good)から偉大(Great)に飛躍する企業がもつ条件を描き出している。
そして、そのどれもが通常考えられているものとは正反対だったりするところが、
著者のいう「優良は偉大な敵」たる所以だろう。
よかれと思ってやっていることこそが、企業を偉大から遠ざけている。
偉大を目指すなら、ぜひ一読したほうがいい。

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とても実用的な「戦略思考の本」です

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者自身が言っているように、確かにこの手の本はなかったかもしれない。
使える「戦略思考の本」というのが読後の印象だ。

MECEに(モレなくダブりなく)情報を整理するためのロジカルな左脳的思考と
感性をはたらかせてトガッタ仮説を導き出す右脳的思考のミックスが
戦略思考を効果的なものとするということが本書の主要な論旨。
そうした論旨に立った上で、
左脳をはたらかせるイシューツリーによる課題の論理的整理、抽出。
右脳をはたらかせた顧客視点でのトガッタ仮説の抽出。
この2つをメインに、初期仮説を策定し、課題のための施策をたてる。
こう書いてみると、きわめて当たり前のことだとしか思えないが、
実際、「じゃあ、やってみろ!」と言われて、すぐにできる人はそういないのでは?
でも、大丈夫。この本を読めば、きっとできるようになるでしょう。
とても実用的な本だと思います。おすすめ!

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優良な企業が失敗するのはなぜか?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とにかく“痛快”な本だ。この“痛快さ”は、学問的体系に基づいた緻密な論理構成による明快な実証からもたらされている。しっかりと処方箋についても記されている。問題は本書で取り上げられているようなことが決して大手企業だけの問題ではないということだ。めまぐるしく変化する現在の社会状況の中では、昨日の価値は必ずしも明日の価値とはなりえない。本書で述べられているとおり、こうした変化に対応する際には、顧客の声はまったくあてにならないどころか、足枷にさえなる。もちろん、すでに既存の市場で事業を行っているなら顧客の声に耳を傾けないわけにはいかない。明日のニーズについては、顧客自身さえも知りえない。ましてや、企業の側がそれを知っていると思うのはただの傲慢でしかない。では、どうすれば明日に生き残る道があるのか? 明日は分析することができない。人に聞くこともできない。できるのは明日を創ることだ。もちろん、創り損なうこともあるだろう。だが、新しいことをやる場合には失敗はつきものだ。肝心なのは失敗を恐れることではない。失敗してもやり直せるだけの体力、知力を残しておくことこそが重要だ。本書はその意味で「イノベーション」の時代の必携のビジネス書だと思う。

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何によって覚えられたいか

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書を読んでいちばん印象に残っているのは「何によって覚えられたいか」という問いだ。自分自身をどんな風に覚えてもらいたいかという問いは、翻せば、どう社会や周囲の人たちに対して、貢献していきたいかということになるのかもしれない。仕事は一種のコミュニケーションであると思う。コミュニケーションである以上、それは知覚である。人は興味がないことは知覚しない生き物であり、それゆえ、コミュニケーションは話し手と聞き手の相互の話題の共有があってはじめて成り立つ。仕事もおなじだと思う。それは仕事をする側一方だけでは成り立たない。「何によって覚えられたいか」という問いはその際に意味をもつ。もちろん、人生は仕事がすべてではない。だが、社会のなかで生きる以上、社会に対して貢献することこそ、個人の生きがいになるのではないだろうか。「何によって覚えられたいか」は社会の中での自分の立ち位置を決め、それを認めてもらうという意味でとても重要なことだろう。それにはどうすればいいか? 本書にはそのヒントが数多く記されている。

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マネジメント

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

マネジメントは管理ではない。マネジメントを管理だと考え、どうにも自分になじまないと感じているマネージャーや、管理者としてのマネージャーに日々不満を抱いている方には、ぜひ読んでいただきたい一冊。
実際、マネジメントが管理するだけの非生産的な機能しかもたないものなら、その重要性がこれほど説かれることはない。それは生産の機能をもった組織において、まさにその生産性を向上させるために有効なひとつの機能こそがマネジメントである、ということがこの本を読めば納得できる。
さまざまなドラッカーの著作から、ドラッカー自身がそのエッセンスを抽出して、一冊にまとめあげただけあって、手っ取り早く、そのマネジメントに対する考えを知りたい方には、おすすめします。

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「実践」の名に恥じない一冊!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は本来「実践」と名のついた本を好まない。その類いの本の多くが単なる著者の経験則の紹介や、一見論理の皮をかぶった独断的な主張でしかなかったりして、説得力に欠けるからだ。「説得力に欠ける」という意味は実践しても効果が出ないだろうと直感できるという意味である。
実践書が「説得力に欠ける」ものとなってしまう理由としては2つ考えられる。
まず前提として、
企業は、競合他社がひしめく市場環境に適応するため、差別化(相違と類似)を必要とし、独自にカスタマイズされた戦略を必要する。
理由1:そのため、一般論をそのまま適用したのでは差別化が図れないし、一般論を無視したのではそもそも一般に理解されない。ようするに、一般論に対して適度な認知が必要だし、かつ適度な距離感を必要とする。しかし、一般論を無視した(あるいは一般論の体系に対してモレのある)実践書には欠陥が生じやすい
理由2:実践書のやり方をそのまま真似したのでは、一般論をそのまま真似たのと同様で差別化が図れない。また、実践書の内容が個々の企業文化にあわない場合もあるだろう。

さて、ここまで実践書のことを否定したが、本書はそういった多くの実践書とは根本的に「違う匂い」がする。「違う匂い」とは、ようするに、実践に役立つはずだ!といういい匂いだ。
なぜ、本書からそういう匂いがするかといえば、先の実践書が役立たない理由を克服したものであるからだ。著者の「経験」と論理的な「一般論」のバランスがよく、企業経営とはそもそもカスタマイズが必要なものだという認識の上で著者が本書を記しているからだろう。

これこそ、「実践」の名にふさわしい本だといえるだろう。

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アメリカ的ブランド論に対するオルタナティブ

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本書は、企業におけるブランド構築を技術、手法の側面から述べたものではなく、ブランド構築を可能にする企業に必要な資質について述べた本である。ナイキ、メルセデス・ベンツ、ネスレなど、強いブランドをもつ企業に対するインタビューなども交えながら、「夢がある」、「一貫性がある」、「革新性がある」の3つをブランドの三大法則として含む、全部で9つの法則を導き出している。
筆者は、ブランドは1つの企業モデルとして、従来的なシェア、収益追求型の企業モデルをシェア・マーケターと呼び、それに対して、強いブランドを育てることを第一の企業目標として置く企業モデルをブランド・マーケターと呼ぶことで区別している。これは言い換えれば、前者がP/Lに表される一定期間ごとの業績としてのフローを第一の評価基準にしているのに対し、後者はB/Sに表されるべき(実際、ブランドは資産計上されないが)長期にわたる蓄積としてのストックを第一の評価基準としているのだと言い換えることができるのではないだろうか。そう考えると、ブランドを構築するという企業目標は、まったく異なる企業モデル、経営的面からの事業評価基準をもつ必要があるのが明確にわかる。
ブランド構築とは企業が事業の片手間にやれるものではないということが、この本の隠れた主張ではないかと思える。ブランドに関するデヴィッド・A・アーカーなどに代表されるアメリカ的な捉え方とはまったく違った捉え方を著書はここで提供している。
ブランドとは何か? ブランドの本質とは何か? を問題視している人には特におすすめしたい。

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コトラーの熱意が伝わってきます!

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今日のマーケティングにおいて最も重要だと思われる80項目に関して、
アルファベット順に短い考察を並べた、この本の最終項目として、
コトラーは「熱意(Zest)」という項目をあげています。

その理由をコトラーは、
体裁を整えるためにZではじまる言葉が必要だったことに加え、
もう1つ、
「熱意に欠けるマーケターは効果的とはいえないからだ。
 熱意に満ちた状態とは、生きていることを心から喜び、楽しみ、
 人生に熱中している状態といい換えられる」
としています。

この言葉がとても印象的でした。
ビジネスにおいて、
「生きていることを心から喜び、楽しみ、人生に熱中」することを
あまりに軽視している人が多すぎると感じるからです。
日々の業務をイヤイヤやりながら、
それを経たアウトプットを顧客に提出しておいて、
「売れない」と嘆くのはナンセンスです。
自身が価値を認めて、それを創出することを「喜び、楽しみ」、
そんなビジネスを行なっている「人生に熱中」できて、
はじめて「売れる」企業になるのではないかという気がします。

実際、この本を読むと、コトラーのマーケティングに関する熱意が感じられます。
どちらかといえば、マーケティングをサイエンスとして扱う本が多かった、コトラーですが、
きっとその背後にはここで感じられる熱意があったんだなと思いました。
あらためて、コトラーの既刊書を読み返したくなる本です。
おすすめ!

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紙の本ブランド・エンジニアリング

2003/06/02 14:26

これはインターネット・マーケティングの本ではない。ブランディングの本です。

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インターネット・バブルがはじけた途端、手のひらを返したように、インターネットやITに関して、悪口ばかり言う人が目立つようになったという気がする。その一方で相変わらずCRMだのSCMだのインターネットマーケティングなどの標語にもっともらしい説明を手を変え品を変え表現する輩も後を絶たない現状である。 そんな現状において、 この本はあくまでブランド構築という観点から、ブランド構築におけるツールとしての企業ホームページの位置付けを非常に客観的に評価している点にとても好感をもった。上記のようなインターネットに対する評価の低落の中、中途半端に、自社HPを辞めるでもなく、明確な目的をもって力を入れるでもなく、続けることは 本書で示されるとおり、せっかく構築したリアルでのブランドイメージを損なうことにしかならない。 これは批評というより、あくまで感想として思うのだが、決して理論的なレベルでも、実践的なレベルでも、満足した内容とはいえない本書ではあるが、ブランド構築を実践していく上で、企業HPの位置付けに新しい視点を提出するという内容としてはとてもいい本だと思った。 自社のHPに何らかの形で関わっている方にはぜひおすすめです。

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基本を見失ってしまったマーケティング実務担当者にこそ読んでほしい一冊

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マーケティングを学びたい人、マーケティングに関する実務を行なっている人にとっては、理論と実践のバランスがよい、とてもいい本だと思う。著者が、P&G、ウォルト・ディズニー、コカ・コーラなどでマーケティング実務を担当していたこともあり、非常にリアリティのあるケースの豊富さが魅力だ。
構成としても、1.組織運営、創造性のあるブレーン・ストーミングの方法などを扱うマーケティングの基礎、2.価格戦略、製品ミックスを扱う基本的製品戦略、3.広告、広報をテーマにした消費者コミュニケーション、流通販促ほか、消費者プロモーションがテーマの販売促進・その他のマーケティング活動、とマーケティングを実行する上での時系列に沿って解説している流れもわかりやすい。
マーケティングにおいては本来当然で必須の事柄ながら、日々の実務においては放置されがちな「顧客志向」が、理論と実践的基準のなかに一貫して流れている点が何より好感をもつ。基本を見失ってしまったマーケティング実務担当者にこそ読んでほしい一冊だ。

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ホンモノの顧客志向とはこういうことですね

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ビジネス書としては、ボリュームのある500ページを超える本書だが、非常に読みやすく、その厚さに臆することはない。実際、私などはその面白さに3日で読み終えてしまったくらいだ。
内容としては、18世紀のウェッジウッド(陶磁器)、19世紀のヘンリー・ハインツ(加工食品)とマーシャル・フィールド(百貨店)、そして、20世紀のエスティ・ローダー(化粧品)、ハワード・シュルツ(スターバックス)、そしてマイケル・デル(デルコンピュータ)といった6人の起業家たちと彼らが起こした企業、ブランドを、歴史的に振り返りながら、変化する時代の中で、起業家がいかにチャンスをつかみ、つかんだチャンスを持続しようとしたかに着目している。彼ら6人に共通するのは、経済的、社会的変化が顧客のニーズにどんな意味をもつかを本能的にとらえ、常に顧客に目を向け、顧客に耳を傾けることで、彼らが期待する以上の商品、サービスを提供するブランドを築き上げ、それを維持する組織をつくりあげたことだ。時代背景が変わっても、成功する起業家は、需要サイドに目を向け、顧客との相互コミュニケーション、相互学習によって成功を勝ち得ている。
18世紀のウェッジウッドが、自社の製品を買ってもらいやすくするために、マーケティングな視点で、ターゲットセグメントを行ない、クチコミを誘発したり、それまで存在しなかったショールームをつくったりしたなどの話は非常に興味深かった。ずっと昔にドラッカーがマネジメントの概念を発見したことを今まで先見的だと感じていたが、実際の歴史の中では、それをマネジメント、マーケティングだとも意識することなく、実行していた起業家たちが存在していたのだ。このことは大いに驚きであると同時に、それを可能にした「顧客志向」のビジネスにおける可能性を再認識させてもらった本だ。文句なしにいい本です!

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問題解決を、よりスムーズに、より創造的に

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この本で、紹介されているファシリテーター(ファシリテーション能力)とは、
組織のなかの問題、課題の解決を、容易に、円滑に、促進するために、
協働する人の意識や考えの違いを調整し、共通の目的のために協力させるよう

はかる人のことを示している。
本書では、GEのジャック・ウェルチや日産のカルロス・ゴーンなどを
優秀なファシテーターとしてあげている。
組織改革や戦略変更などにおいては、異なる利害をもった人びとの衝突はしばしば起こりうるもの。
そうした場面において、衝突しがちな人たちの利害を調整しながら、

当事者たち自身によって、単なる妥協や譲歩などではない、
創造的な問題解決に向かわせるのが、本書でいうファシリテーションである。
その意味でファシリテーション、ファシリテーターというのは、特別な能力というわけではない。
個人がそれぞれすこしずつ、その能力に理解を示し、それを有していれば、

問題解決のための行動はよりスムーズに、創造的に行なわれるだろう。
そんな意味でこの本に書かれた数々のテクニックに触れてみるのもいいだろう。

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変化の本質は何か?

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社会生態学者としてのドラッカー。マネジメントや経営などの面ばかり、取りざたされているドラッカーだが、この本を読むと、実はドラッカーの一番の関心は“社会”だったりするのではないだろうかという気がする。
企業や政府、NPOなどにとっても、個々の人間にとっても、その生活の基盤となる社会。ただし、それは決して、人や組織、物や論理などでできた物理的な分析可能な空間ではない。変わりいく思想、あるいは、思想の不在や、刻々と変化する情報、知識。そのような確固とした性質をもたないものによって、社会はその時々の形態を観察することによって捉えるしかない。そうした生態学的な社会観をもって論じるドラッカーの本書は、いま、ビジネスがなぜ変わるか、その変化をもたらすものが何なのかを知るためには打ってつけの本だと思う。世の中はただ変化しているのではない。変化すべくして変化している。だが、それがどう変化していくは分析〜予測するものではなく、観察〜学習により知覚するものだ。変化におびえず、あわてないためにも、ぜひ、読んだほうがいい。

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マネジメントはマネージャーのものではない

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「初心者にとって格好の入門書であると同時に、エグゼクティブにとっても完璧かつ総合的な内容だ」と、あのピーター・F・ドラッカーも絶賛したというマネジメント本。「計画」と「実行」の2部構成による本書は、マネジメントの方法論を説くことよりも、タイトルどおり、「なぜマネジメントなのか」という視点から、マネジメントの重要性、有効性について論じている。

第1部である「計画」の部では、「価値の創造」、「ビジネスモデル」、「戦略」、「組織」という4つのキーワードを用いて、計画におけるマネジメントの重要性を説く。組織にとってまずはじめに考えなくてはならないことは、外から内への視点での「価値の創造」に関することであるとし、「価値の創造」こそが組織にとっての目的、使命であることを明確に論じる。
また、第2部の「実行」の部では、「どの数字が重要か、それはなぜか」、「使命と評価基準」、「イノベーションと不確実性」、「まずは焦点を絞ること」、「人をマネジメントする」という5つの章において、実行におけるマネジメントがいかに数字や手法などのツールを上手に使いながら、それらの力に溺れることなく、もっとも重要な資源としての人材を有効に活用するかについて書かれている。

結局のところ、マネジメントとは人に対する科学である。それがこの本を読むときわめてよくわかる。さまざまな人間が集う組織という集団の生産性を、いかにして高めるかといったことに関する科学である。すでにマネジメントを行なうためにはさまざまなツールや手法が用意されているが、それを使うこと自体がマネジメントなわけではない。ましてや、人を管理することがマネジメントだと考えたら大間違いだ。本書はそんなマネジメントに関する誤解や偏見を一掃させてくれるという意味で、非常に重要な本だと思う。
マネジメントのない組織は機能しない。組織に働くすべての人がそれを理解し、マネジメントに協力するためにも、ぜひ、すべての組織人に読んでもらいたいと思う。

また、マネジメントに対する誤解を解き、真に有効性をもったマネジメントの意味をわかりやすく論じた本書は、経営やMBAを勉強する前にぜひ読んでいただきたいと思う。
※実際、この本は、一橋大学大学院国際企業戦略研究科のMBAプログラムに入学する学生に対する、入学前の必読書として指定されたとのことだ。

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