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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

じりくんさんのレビュー一覧

投稿者:じりくん

20 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本アルジャーノンに花束を

2003/11/07 21:24

ただただ…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ただただ必死に読んでいた。
必死になって、夢中になって、読んでいた。
私がこの本に出会うきっかけは、ただ売れていた、という、とても浅いものだった。しかし私は、この本に出会ってよかったと思う。
あまり長い書評は書かないことにする。
ただただ感動していた。
チャーリイの喜びや怒りなどの感情。そして、いつまでも変わらないもの。それは、そう、アルジャーノンに対する友情だったのかも、知れない。

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紙の本青の炎

2003/04/24 20:16

新しい感覚だった

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

貴志祐介さんのことは、『クリムゾンの迷宮』を読んで知っていた。
あの作品は、角川ホラー文庫だったから、この貴志さんという著者は、ホラー専門の人なのだろうかと、ずっと思いた。
「貴志祐介さん原作の、『青の炎』が映画化」と聞き(そのときは、まだ読んでいなかった)、ああ、あの人の作品かと思っただけだった。
内容は、未成年の少年が(高校生が)、完全犯罪を行うという作品。まず、この『未成年』という部分に惹かれた。自分も未成年で、この主人公はどういう経緯で犯行を行うのだろうかと思った。
殺害目標は、無理やり家に住み着いた義父。傍若無人に振舞う義父は、秀一(主人公)の母だけでなく、妹までにも手を出す——

この小説のすごいところは、主人公に共感できるというところだ。主人公の秀一が犯罪を犯すのだが、読み手の自分は、ずっと「頑張れ」と秀一を応援していた。警察の動きにも、僕はドギマギしていた。緊張感がこちらまで届いてくるのだ。

ほんとうに切ない作品だった。かわいそうだった。しかしこれを、かわいそうで終わらせていいのだろうか。
最後の最後まで、涙が流れている自分に驚いた。自分の胸も、ちりちりと痛んだ。
ただの殺人小説と思って読んだのだが、これは、傑作である。想像以上に傑作だった。これは、一生、僕の『オススメ作品』に存在し続けるだろう。
読み終えたとき、ずっと興奮はやまなかった。この興奮は、今も続いている。いったい、いつになったら冷めるのか。それとも一生、なくならないのか。まさしく、若者に読んでほしいと思った。共感できた。
友達に、「オレ、殺人系より、ファンタジーとか好きだから」と断固として言い切る人がいる。しかし、やはり、これを読んでもらいたい。いろんな人に、これを読んでもらいたい。
こんな感情は、今まで感じたことがなかった。だからずっと、この感動は、心の中に居続け、そして、力を与えてくれるのだ。

まさしく、傑作である。

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紙の本ブレイブ・ストーリー 下

2003/03/25 11:37

宮部みゆきさんのファンタジー小説

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近、長編を読んでないなと思い、僕は冒険心でこの『ブレイブ・ストーリー』を買いました。
かなりの分厚さに、驚きました。今まで読んだ中で、分厚い本といったら、『バトル・ロワイアル』(高見広春さん著)ぐらいしかありませんでした。
全部、読みきれるだろうか?と思いました。しかし、上巻を読み始めると、どんどん次が読みたくなり、あっという間に上巻を読み終えました。
下巻をすぐに買いに行き、それも読み終えました。
読むのに13日間かかり、読み終えたという達成感が、とにかく気持ちよかったです。
内容は、少年ワタルが、両親の離婚に対して現実逃避を起こし、幻界へ行って、運命を変える……というものでした。
さまざまな仲間たちと出会い、別れ、ワタルは成長していく。
下巻では、涙が出ました。一度ではなく、いろいろな場面で。
この小説は、今、じっくり考えても、胸がちりっと痛みます。
だけどこの痛みは、とても心地良いもので、いつまでも心に残る、“感動”でした。
仲間たちとの別れ。ここでは、ほんとうに優しい涙が流せました。
ファンタジー好きの人も、そうでない人も、とにかくこの小説は、感動を僕たちに運んできてくれます。
ありがとう、と言いたくなる、そんな作品でした。
今後の宮部みゆきさんの活躍を、大いに期待したい。

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紙の本ICO 霧の城

2004/08/11 21:43

ゲームの方をやってない人の意見

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

僕はこのゲームの存在は知っていたけれども、
プレイをしたことはおろか、
販売しているのすら、見たことがなかった。
本の表紙を見て、「あ、宮部さんの小説だ」ということだけで、
手に取ったと言える。
僕が宮部みゆきファンになったのは、
みゆきさんが書いた「BRAVE STORY」で感動したからだ。
この小説においては、また別に書評してある。
この小説同様、やはり風景描写に感動した。
みるみると頭の中に描かれてゆく情景。
読み手の心にまで染みこむ、登場人物の感情。
何より、主人公のICOと少女ヨルダが手を取り合っているところは、
なぜか僕までも温かい気持ちになるのだ。
また、ヨルダの背負っている過去の記憶。
これらもやはり、読み手の心をちりっと痛ませるだろう。
何かを愛すということは、何かを愛さないこと。
その選択を迫られたヨルダの結論…
彼女にいったい何が?と、くせになるストーリー展開。
すごい作品だと、僕は思う。
そして、エピローグの感動。
これは読んでみなければ、わからない感動だろう。

この本を読み、僕はゲームの方もやってみたいと思った。
ゲームをやることによって、さらに自分の想像していた世界が、
確立されるからだ。

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大変長らくお待たせしました!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 あの高見広春さんの小説『バトル・ロワイアル』(太田出版)を読み終えたとき、なんともいえない達成感と、そして感動が押し寄せてきた。
 中学三年生のひとクラスが、最後のひとりになるまで殺し合いをする。
 最初は好奇心だけで読んでいたのだが、次第に、「この小説は、普通の小説と何か違う——」と思い始めた。
 何が違うのか?
 ただの殺し合いではなかったのだ。殺し合いを通じて、相手の本当の性格や、優しさ、欲、それらすべてが露わになる小説。ギリギリの状況におかれた中学生の行動。
 何が違うのか?
 小説の一番最後の何行かは、主人公の意気込みのようなものが描かれていた。そこを読んだとき、自分の心臓が高鳴るのがわかった。
 読み終えたあとの興奮。これは止むことがなかった。今も続いている。
 ウェブ上でよくオリジナルBRを作る人がいて(小説)、それをいくつか読んだことがある。数え切れないほどの人たちが描いていた。それは、やはり、BRを読んで興奮したからだろう——

 さて。
 バトル・ロワイアルも深作欣二監督の手によって映画化された。
 映画のほうは、二時間に凝縮しなければならないため、惜しい部分がカットされたり、観たかった部分もなかったり——だけど、映画も映画で、何か違うものを教えてくれるような錯覚に陥った。
 そして、BR2が出る。
 最初、BR2が出ると聞き、かなり驚いた。あの物語が帰ってくる。今度は完全オリジナルで——
 僕は、すぐに出たいと思った。だから、BR2のオーディションにも応募した。みごと第一次書類審査に合格し、二次審査で大泉まで行った。監督の深作監督を生で見て、感動のあまり胸が締め付けられた。
 オーディションでは、テキストを読むことと、自己紹介をさせられた。精一杯頑張った。
 みごと落ちた。

 BR2——小説が出ると聞いた。しかし今度は、高見広春さんではなく、違う人。杉江松恋さん。
 読んだ。すごいと思った。映画とは、少しばかり違う部分があったが、とても味が出ていて、生徒ひとりひとりの感情や過去が鮮明に描かれていた。
 そして、涙が落ちるところも、いくつかあった。
 深作欣二監督は、BR2製作途中に死去した。その後、息子の健太さんがあとを引き継いだ。
 物語に出てくるキタノシオリも、父親のことを思ってBRに参加した。
 健太とシオリは、もしかしたら、少し似ているところがあるのかも知れない…
 映画ではああやって終わったけど、小説ではどうだろう?
 それは、あなた自身の目で確かめてほしい。
 無論、僕が読み終えたとき、高見さんのBRと同じ興奮が押し寄せていたことは、言うまでもない。

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アイ・ラブ・バトロワ☆

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バトロワ好きのじりくんといいます、よろしくね!

っということで、ついにバトロワ2が出ますよね!
それにさきがけ、これ、キタノシオリによる変奏曲が登場。
これは、ぶっちゃけ、ネタバレ?って部分もあるのですが、これを読めば映画が見たくなるの間違いなし!!
キタノシオリの想いや視界を書かれたもので、共感できる自分に驚いた。
また、本文のほかに、登場人物データやらなんやら。地図もあります。
ほら、そこのバトロワ好きのあなた! これ買わなきゃソンだよっ!?

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紙の本リアル鬼ごっこ

2003/03/31 18:33

またもやデス・ゲーム

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さあ、やってまいりました。
じりくんの『デス・ゲーム評価』のコーナーです!
ほんと、俺ってデス・ゲームが好きだよね(てか恐っ)。

もう本の題名からして、うわって感じですよね、『リアル鬼ごっこ』。
名前のとおり、鬼ごっこをするんです。
内容をとりあえず読んでください↓。

この国では、“佐藤”という苗字を持つ人が全国の20分の1をしめてしまった。
そして同じ“佐藤”という苗字のワガママ王様は、自分以外に佐藤がいっぱいいることが気にくわず、“佐藤”を減らすために、あるゲームを開いた。
佐藤は一週間の間、逃げ続けなければいけない。
毎日、十一時から十二時までの一時間。その他の時間は、安心して生活したり、好きなように行動してもよい。
佐藤翼は、生き別れになった妹を探すため、鬼から逃げるのであった——

結末がイヤだな、この本。描いた著者が、まだ20代前半ということで、ちょっと読みにくかったです。
もう次の作品も出ているようです。
内容はまあまあいいですが、ちょっと、文体がおかしいです。

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紙の本天国の本屋

2003/03/31 18:25

やってくれました

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こりゃまたやってくれました、この二人は。
松久さんと田中さん。
最高の小説でした。
テレビか何かで紹介していたのを、母が目撃して、買ってきたのを僕が読みました。ええ、もう、ほんと良かったです。
内容はこんな感じです。

22歳、さとし。
彼がコンビニで本を立ち読みしていると、そこに、アロハシャツを来たひとりの老人が現れる。
その老人に連れられて、さとしは天国へと行く——
天国は、百歳に至らずに死んだ人たちが、残りの年月を過ごすことができる場所である。
そこに連れられたさとしは、老人の代わりに、本屋の店長をさせられる。
そしてさとしは、その本屋で出会った女性、ユイに魅かれていく——

まったく、内容からして良い本ですよ。
この本の一番最後に出てくる、年老いたさとしが言う一言が、涙のキッカケでした。この最後のセリフを読んだ途端、涙が押し寄せてきたのです。
また、この本を最後まで読み終えたあとに、一番最初の文章を読んでほしい(1ページ)。読み終えたあとに、この文章を読めば、意味がわかるはずだ。

これは、友達の誕生日などにプレゼントしたくなる、心温まる小説である。

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“It”と呼ばれた子

2003/03/31 18:10

涙が出そうでした

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この本は、ノンフィクションです。
著者が体験した虐待が、リアルに描かれていて、ほんとうに、かわいそうでした。
残酷でした。
読んでいて、著者を虐待したお母さんを、代わりに殺してやりたいと思いました。
しかも、そのお母さんは、昔はとても優しい人だったらしいのです。
もう、出てくるものは、涙です。
これは“幼年期”ですが、“少年期”もあるそうです。

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紙の本ハリー・ポッターと賢者の石

2003/03/31 18:08

なんか書評を書く気が…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ぶっちゃけ、この物語に書評をするか迷いました。
ていうか、別に「つまらない」からではありません。
ただ、他にもいろんな人がこの本に書評しているから、いったい誰が僕の書評を見てくれるのか…そう思い、気合が乏しいです。

さて、本題です。
この物語は、とにかく、「あっ、なるほど!」と思う部分があって、おもしろく、飽きない小説だと思います。
『秘密の部屋』も『あっ、なるほど!』という部分があります。
謎解きもあり、まず飽きることはありません。
だけど、映画の方は、はっきり言って駄作でしたね。
いや、小説を読む前に見れば、おもしろく感じたかも知れませんが、小説を読んだ後に映画を見ると、なんというか、「しょぼっ」という勢いです。
まあ、風景などは、それっぽくできていますが、ただ、時間が短すぎて、実写版で見てみたかったシーンがなかったり、思ったよりつまらなかったです。映画のキャストでは、マクコナガル先生が、ほんと、ぴったりで良かったと思います。だけど、ハリー役の子の演技は、ちょっと、へたでした(笑)。でもそれなりに、イメージどおりのポッターでした。

この本は、四作まで出てます。
全7シリーズと聞きました。まだまだ楽しみがある本ですね。
値段が高いな、それにしても。

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バトル・ロワイアル 1

2003/03/27 18:54

新しい発見のあるバトル・ロワイアル

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僕の一番オススメの本といったら、やっぱり即座に『バトル・ロワイアル』と答えるでしょう。
そしてこの漫画こそ、『バトル・ロワイアル』の漫画ヴァージョン!
バトロワマニアは絶対買わなきゃ損です。

ある程度、ゲームの内容等は小説と同じ。
だけど、セリフや行動、その他生徒の過去など、いろいろな部分で小説と異なっているため、飽きることはまずありません。
けれども、かなりグロいです。描いた田口雅之さんのリアルさには、ほんとうに驚愕です。
小説とは一風変わった漫画版。小説には見れなかった、新しい発見が、絶対にあると思います!
ただ、ちょっと思ったことが、値段が高いな、ってことでした(笑)。

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やっぱりこれだよね

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深作欣二監督の作品、『バトル・ロワイアル』の原作がこれ!!
やっぱりこれを読まずとして、“デス・ゲーム小説”は語れません!
ちょっと、また掘り起こしたくて、書評しました(笑)。

内容はとても残酷です。
全国の中学校から、毎年、任意に50クラスを選び、そのクラス内で互いに殺し合いをさせる……これは、国防上必要な、戦闘シュミレーション“プログラム”だった。
七原秋也ら、3年B組生徒42人は、修学旅行のバスごと政府に拉致される。睡眠ガスの眠りから覚めると、そこは教室。すると、そこに政府の役人が現れ、ゲームの開始を告げる。
秋也たちは、この誰もいない島で、最後のひとりになるまで、互いに殺し合いをしなければならない。政府に逆らえば、即、その場で死刑。
生徒ひとりひとりには、火薬入りの首輪がつけられ、島を脱出しようとした者や、二時間ごとに増える禁止エリアに立ち入った者の首輪は、爆発する仕掛けになっている。またその首輪は、島の本部に、位置や生死の情報を教える役目を担っている。
秋也は島からの脱出を決意するが、予想以上の試練が待ちわびていた!
問答無用の『デス・ゲーム』!!

と、そんな感じです。
登場人物が中学生という設定なので、“殺し合い”というグロテスクなレッテルだけでなく、“青春”という言葉も当てはまる小説です。
愛しのあの人への想い——こんな状況だからこそ、遠く見える、あの人。
ただのグロい小説ではありません。感動だってします。これこそ、命の尊さがわかる本だと思います。
また、この本は、物語の終わる部分が好きです。最後の文章が、いつまでも、心に響きます。
絶対に損はない小説です!!

また、今年、深作欣二監督(ご冥福を、お祈りします)の最後の作品、『バトル・ロワイアル2』がでます。
これは、完全オリジナルです。だけど、期待したいと思います。

いつまでも残しておきたい小説です。

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紙の本十三番目の人格 Isola

2003/06/03 21:45

良かったと思うのですが…

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 貴志祐介さんの作品を読むのは、これで三作目でした。最初は、『クリムゾンの迷宮』、次に『青の炎』です。『青の炎』を読んで以来、貴志さんにハマってしまいました。『青の炎』は最高でした。この人の描く小説は、きっとすごいものなのだろうと、かってに決めていました。貴志さんの作品名は、「色」がつくものが多いです。『青の炎』の『青』や、『クリムゾンの迷宮』の『クリムゾン』や、『黒い家』の『黒』や。これは、なんらかの意図なのでしょうか?
 とにかく、私はこの本を読みました。
 最初、本の裏の梗概を読み、おもしろそうだと思いました。他人の強い感情を読み取れる能力、エンパスの持ち主が主人公。その主人公の加茂由加里が出会う、多重人格の少女。これは見逃せないと思った。多重人格少女の千尋の感情を、どうえがくのかと、興味を持ったからでした。
 読んでいて、すごいと思った。とにかく、上手だったのだ。
 人の感情をえがいているところでは、なぜか、読んでいる私が優越感のようなものに満たされた。
 このあと、どうなるのか。小説の中盤で、話はハッピーエンドとなるかと思ったが(むしろトゥルーエンド?)、そのあとにも、まだまだ発展があったのだ。
 ただ途中で、対外離脱などの話が出てきた。これはこれで、楽しくなりそうだと思った。だが、やけに現実的でないし、幽霊、悪霊というイメージがしてしまう。だから後半は、サスペンス的ではなく、怪奇的な恐怖を感じながら読んでいた。
 そこが、ちょっと、想像以上なのか以下なのか、ハズレだなあと思った。
 最後、終わり方。これはこれでよかったと思うが、やはりこれも、いったい何が変わったんだ?と思わせてしまう。いったいこの長い話の中で、何を学んで何が変わったんだろうと、そう考えてしまう。それが著者の意図なら、すごいと思う。
 でも、やっぱり、貴志さんはすごいと思った。現在、『黒い家』を読んでいる。まだ読んだばかりなので、話のある程度の内容は理解できないが、今後の発展が気になる。
 貴志さん、ファンになりました、いやはや。

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とにかくおもしろい!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ギャグ好きの人にはもってこい!のマンガです。
普通のギャグマンガと一緒にしてはいけません。この本を読むと、腹筋が鍛えられます(笑いすぎて)。
おもしろいの何のって、今までのギャグとは一風変わった感じ。恐ろしくも尽きないギャグが連発で、もう、笑い転げます。
読めばもうハマります。
二巻、三巻と買いたくなるでしょう。
これは、短編マンガを詰めあわしたもので、飽きることはありません。
第一巻の最初には、『なめられペリー』という、間違えて“白船”で来てしまったおちゃめなペリーのお話し。
そのペリーは、周りの人からに“なめられている”。娘にもカツアゲされるは、水兵には命令を無視されるは、部下には呼び捨てにされるは……
そんなギャグ満載のこの本。買わなきゃそんそん。この機会に、読んでみてください!!
短い書評ですみません。

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紙の本自由殺人

2003/05/02 18:50

自由殺人。題名からして、興味をそそる。

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買った理由

●デス・ゲームっぽかったから。
●梗概を読んで、おもしろそうだったから。
●表紙の脚の意味がわからなかったから。
●妙に気になったから。

 こんな感じです。まあ、本を買う人は、なんとなくというのが多い。
 おもしろかった、というコメントだけでは、言い表せない小説だと、思った。
 様々な人へと送られる、爆弾。その人物、ひとりひとりの心情が、リアルに描かれていて、ある意味、共感できてしまう。
 自分は、爆弾が送られてきたら、どうするだろうか? と、思ってしまった。思ってしまうのだ。いったい誰を殺す? いったいどこに置く?
 犯人に持ちかけられるゲーム。それは、主人公の葉子が得意とする分野だったのだが、その苦しい苦しいという表情が、リアルにわかる。
 一話一話が短いので(まるで、星新一さんのS・S集みたいに)、ちょっと時間が空いたときに読める。だけど、これは、読み出したら止まらないかも知れない。しかし読みやすかったのは確かだ。
 以外な犯人にも驚いた。ああ、そうか。それしか思い浮かばなかった。
 また、主人公葉子の心情にも、読者は惹かれるだろう。
 その正義感。見習いたい。すごい、の一言だ。
 爆弾が次々に爆発するシーンは、これは息を呑んでいた。人々の、無惨な姿が、描写されている。恐ろしかった。こんなに恐くして、いいのだろうかと思えるほどに、恐ろしかった。
 他に何が言えるだろうか、と、思ってしまう。
 おもしろかったのは確かだが、しかし、それだけではない。
 心に、何故か、なにかを残す小説だったのかも、知れない。

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