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LOUさんのレビュー一覧

投稿者:LOU

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紙の本彼女が死んだ夜

2003/06/09 10:21

夜は彼女の舞台

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

現時点で「謎亭論処」まで刊行されている西澤保彦の「タックシリーズ」。
本書はその第一作に当たる。

西澤保彦ほど「悪い意味で人間らしい人間」を書く作家はいないと思っている(対極は倉知淳か加納朋子か)。
恨みや妬みを心のうちに秘め、ともすれば導火線に火がつく、
或いは既に導火線についてしまった火を必死に押しとどめながら生きていく人間達。
不満は口にしろ、溜め込むな。
夜の繰り言は果たして正しいのか。

本書には様々な人物が登場する。
物静かな人間、騒々しい人間、優等生然とした人もいれば、悪い見本のような人間もいる。
それぞれが抱え込んでいる爆弾に、導火線の火が辿り着いた時、
弾けとんだ爆弾からは何が飛び出してくるのか。

夜は彼女の舞台。
本編で重要な役回りを演じる女子学生は、一夜を彼女の舞台に仕立て上げる。
終幕までのプロットも練り上げないまま、彼女は己を主役とし、舞台に立つ。
珍妙なアドリブ劇はやがて、予期せぬ方向へと転がり出す。

西澤保彦を未読の方、「タックシリーズ」を未読の方には、是非本書を手に取っていただきたい。
本書が傑作である事はもちろん、「タック」を中心とした人間関係は、一作ごとに深みと味わいを増していく。
そして是非、現時点でのシリーズ最高傑作と信じて疑わない「依存」に辿り着いていただきたい。

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