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先月(2017年5月)

さんちゃんさんのレビュー一覧

投稿者:さんちゃん

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本「脳」整理法

2006/02/04 01:09

「脳」整理法、「脳と仮想」

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

茂木健一郎氏の本を2冊読みました。
「脳と仮想」と「脳整理法」というタイトルのものです。
彼の著作は他にも読みましたがいずれも面白いです。前述した2冊で僕が
興味深かったのは、茂木さんが今まで(似たようなことを言っている
ようなのに)言及していないように思われたポストモダニズム、社会構成主義、
アフォーダンス、にたいするコメントを短いながら述べている点でした。
(特に後者の本で)
2冊はここ2年で著された本で、テーマが重なる部分もありじっさい一部で文章の
使いまわしもあるように思いました。後者の書は科学的なものの見方の擁護を
訴える面もあり社会構成主義に対しては否定的であるように見受けられました。
僕は彼がこの本で唱える「「世界知」(科学的、な世界の捉え方)」と「「生活知」
(実際に体験できる知)」のすりあわせ方の一つとして社会構成主義を捉えて
いたので(でもって社会構成主義に感銘をおぼえているので)否定的な視点は
納得できませんでした。
また昨今の科学への否定的視点にやや愚痴っぽい反論を述べていたり、一方で
「セレンディピティ(偶然の出会いをよい出会いと意味付けていく意識)」を
大事にしよう、などと流行の成功哲学書みたいなこと書いてあったりで、いきつく
とこが結局それでは(つまりは真実なのかもしれないですが)なんかつまんない
なぁとも思いました。

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卑怯な論理と変化の否定

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ここでの小沢の論は承服しかねる点が多くて困るくらいである。小沢のカウンセリング批判は『「カウンセリングが構造的に間違っている」から「よいカウンセリングを目指そう」ということは考えたこともない』という、前提として否定があってその説明をする論だから、小沢の文脈の中では小沢の論が正しく見えるのは当然で、極めて卑怯な姿勢と言える。すなわち「まず自身の論の正しさありき」でありそのための例証があげ連ねてあるだけで、著者が「カウンセリングそのもの」を批判しているようで実は「(国家)資格化」を批判しているのであったり特定の個人を批判しているだけであるという点は巧妙に隠されている。カウンセリングの勉強から身を引いている結果か、カウンセリングの定義や実態に関する論考も的外れであったり悪く歪曲されている(例えば「短期療法は問題をずらす(正しくは問題と感じられている文脈をずらす)」ことを批判しているがそれはクライエントが救われたと感じるなら「悪い」ことではない)。カウンセリングが個人の問題を扱う以上、すべてのカウンセリングにそれぞれ意味があるのだし、「いろいろなことが起こるのが人生だから、親や近隣の他人と交わることで時間をかけて問題を解決すべきだ」というならその近隣の他人のひとりにカウンセラーがいてなぜいけないのか。小沢の論理は彼女自身の問題の投影であることは比較的容易に見抜けることだと思われる。カウンセラー相手であれ身近な隣人相手であれ家族同士であれ、そもそも対等な人間関係などというものは存在しない。小沢が嫌うらしい「管理」というイメージにしても、弱者(と定義されるヒト)も強者(と定義されるヒト)を管理(コントロール)しようとするのである。小沢は自身が批判している構造を自身で用いており、そこに見えかくれするのは、自身の身分が新しい資格化によって脅かされることを恐れる高齢層によく見られる変化の否定であり、保身のための論理を耳ざわりのいい『「反体制」の雰囲気』に包み隠す老獪で一方的な論である。百歩譲っても、短期療法家の若島孔文の皮肉な意見「小沢の論には全面的に賛成である。しかしいま目の前で暴れている少年に対処するにはまったく役に立たない」の一言で力をなくす。

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