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先月(2017年8月)

ラマッパさんのレビュー一覧

投稿者:ラマッパ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

切ってはいけません

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 私は思春期について取材しているジャーナリストですが、「ここ数年、若い男性の多くが自分の性器のことで非常に悩んで、泌尿器科などに相談にくるケースが多く、中には雑誌などの広告に引き寄せられ、美容外科や形成外科などに一人で行き、断りきれない状態で包茎手術を受けてしまい、大きな借金と精神的な傷を負って相談に来る。ダメージから回復させるのが非常に難しい」という深刻な問題を知りました。

 著者で泌尿器科医の石川さんは、男の子の思春期外来を担当すり先生です。多くの男性たちが悩んでいる包茎について世界の先端の医療情報を集めて、欧米では大多数の医師が、包皮の切除に反対する立場を明確にしていることを確認したということです。
 包皮」の医学については30年に及ぶ論争があったそうですが、この本では最新医学に基づいた情報で、「自然が一番」という結論を分かりやすく解説してくれています。
 医学的な図版も豊富で、参考文献も多く紹介された貴重な一冊だと思います。また対話形式なので大変読みやすいです。日本人の文化論として読んでも興味深い内容です
 今教育の現場では、性教育に関する抵抗が強く、子どもたちが性に関しての正しい情報を得にくい状況が続いています。その一方でインターネットなどによる過剰な性情報が簡単に入手できる時代です。しかし思春期の子どもたちはこの
情報の洪水とコンプレックス産業の流す広告の中で戸惑っているように見えます。
 手術の是非は、もちろん診察の結果でケースバイケースだと思いますが、少なくとも思春期の子どもたちが、根拠のないコンプレックスにさいなまれ、心を病んだり、無用な手術をしなくてすむようにしたいものだと考え、本書を推薦します。
また幼い男児の包茎の問題で悩むお母さんにも読んでいただくといいと思います。
 ともかく、この本を読まずに、「切ってはいけません!」

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