サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. くまがわさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年8月)

くまがわさんのレビュー一覧

投稿者:くまがわ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

読み始めたら止まらない、面白い冒険ファンタジー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「マイアール皇国記」と題されたタイトルから壮大な歴史ロマンを予感させるこの作品は、緩急を心得たキレのある筆致で生き生きと描かれた冒険物語だ。作品には、正義と勇気の人、カイルを中心とした登場人物のキャラクターを端的に描き出すと同時に、背景となる風景をも作品内に巧みに取り込み、豊かな作品世界を作り上げている。ときに静かに、ときに朗々と、またはスピード感を持って物語りは語られている。平面な言葉を用いつつも、事物の細部を的確にとらえる描写力には作者の並々ならぬ力量が示されている。例えば、<プロローグ>の終わりの「彼らは、足の運びを慎重にし始めた。木々の間、草の波を見回す。ささいな音にも耳を澄まし、風の匂いを嗅ぐ」との描写からは、グールズ盗賊団のダボスとカンロの二人が辺りを警戒している様子がありありと目に浮かぶようである。また、登場人物の性格付けも実に緻密で、礼儀正しく勇敢で完璧な男に見えるカイルにシャイな一面を持たせ、読み手の共感を引き出している。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示