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トリニトさんのレビュー一覧

投稿者:トリニト

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紙の本絵描きの植田さん

2004/02/07 21:41

本屋で見つけられない本。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本を本屋で探すのは至難の業だ。
なんといっても存在感がナイ。
ここ最近出版されたのいしいしんじの作品は『麦踏みクーツェ』にしても『プラネタリウムのふたご』にしてもかなりの厚さで読みごたえがあった。
今度の新刊もそうであろうと、発売直後に書店で探すがいっこうに探し出せず、
とうとう店員に聞き手に入れたその本は、
『薄い』。
しかも真っ白な表紙に細いペンで適当に書いたタイトルがあるだけのごくシンプルなもの。…通りで見つけられないはずである。
しかしその装丁は、
実は読んでみると納得の確信犯的なものだということに気づくのである。

いしいしんじの作品に登場する主人公たちは多くの仲間を持ちながらも、
常に孤独である。
独り山の中で絵を描くことを生業とする「植田さん」もそんな孤独な主人公の1人。
事故で恋人と音を失くし、ひっそりと暮らす植田さんのもとに1人の少女が訪れるとき、植田さんの心が溢れ出し、みんなと交じり合う。

後半に挿入させている本物の「絵描きの植田さん」のイラストを楽しみに読んでもらいたい。

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