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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

日経エコロジーさんのレビュー一覧

投稿者:日経エコロジー

91 件中 1 件~ 15 件を表示

2000/5/8

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

レイチェル・カーソンの作品ほど、正確さと叙情性を兼ね備えた科学書が他にあるだろうか。海辺に打ち寄せる波の姿から、飛び疲れて羽を休める鳥たちの様子まで、カーソンは自分の五感を限りなく生かして観察し、描写する。それを読む私たちは生物の動きや自然の美しさに思いを馳せる。
 その丹念な自然観察の姿勢があったからこそ、半世紀も前、カーソンは地球上で起きている化学物質や放射性廃棄物による汚染の深刻さに気づいた。そして読者は、美しい世界が静かに破壊され、自分たちの生命すら脅かされていることに愕然とさせられたのだ。
 本書には、カーソンの野外観察ノートをはじめ、雑誌への寄稿、講演、友人への手紙などあらゆる著作・発言が収められている。編者はかつてカーソンの伝記を手がけたこともある。そのため各章に添えられた簡潔な解説を読むと、彼女がいかにして経済面で家族を支えつつ、男性社会の壁を破りながら研究に打ちこみ、農薬など化学物質による環境汚染を告発するにいたったか、その足取りをつかむことができる。
企業の社会的責任を追求受け継がれるカーソンの精神
 代表作『沈黙の春』の執筆に取り掛かったとき、彼女は乳ガンに冒されていたのだという。それでも彼女の環境保護論を潰そうとする産業界からの攻撃にひるまず、ついには時の大統領、ジョン・F・ケネディをも動かした。
 1964年、カーソンは56歳という若さで世を去った。それから30年余り。かつては対立した産業界も「環境対策」をビジネスの主軸に据えるようになった。彼女の作品に感銘を受けた世代が、企業の要職に就いている。日本の経済界においても、例えば伊藤忠商事社長の丹羽宇一郎氏は、『沈黙の春』は学生時代以来の愛読書だと語る。
 残念ながら、環境汚染は以前より改善されたとは言い難い。むしろ新たな化学物質の誕生は汚染の実態を複雑にした。環境ホルモンによる生態系への影響、オゾン層の破壊など、新たな現象が起きている。そんな中、カーソンが唱えた「人と環境はつながっている」という言葉の意味はますます重くなっている。『沈黙の春』は今なお、世界で売れ続けている。
Copyright (c)1998-2000 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.

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2002/06/01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大気の微量成分の変化を研究する学問を「大気化学」という。本書は温暖化や大気汚染に最も関係の深い対流圏に絞って書かれた教科書。二酸化炭素の濃度と循環についての最新の研究と課題もわかる。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.

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統合的環境会計論

2002/02/15 22:15

2002/03/01

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伝統的な貨幣的環境会計と貨幣評価をしないでエコバランスを使用する係数的環境会計を結合させたものを統合的環境会計と定義。究極の環境会計と著者が考える統合的環境会計に至る方法を提示する。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.

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地球温暖化への挑戦

2002/06/26 16:15

1999/11/8

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 地球温暖化防止京都会議(COP3)で決まった、CO2削減の努力目標に取り組む政府、企業の現状を解説。そのうえで排出権取引や植林計画など、温暖化防止に有効とされる制度の実効性や課題について述べている。
Copyright (c)1998-2000 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.

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産業のグリーン変革

2002/06/20 22:15

2000/08/01

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 「環境配慮」をキーワードに進む産業界の変化を“グリーン変革”ととらえ、その実態を紹介する。工業はもちろん、農業、林業、商業、金融業など、あらゆる産業から数多くの事例を取り上げる。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.

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2000/07/01

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 1991年、取材でドイツを訪れた時のこと。同行したドイツ在住の日本人カメラマンが、ドイツで行われている飲料ビンや配送箱のリサイクルの仕組みをあれこれ説明してくれたことを覚えている。日本でもエコロジーの言葉が定着し、環境保護への関心が高まり始めた時期だったが、話を聞いて、ドイツの厳格なリサイクルの実態に非常に驚いた記憶がある。
 本書を読むと、それはちょうど91年に発効した包装廃棄物政令により、ドイツが環境保全への取り組みを急速に進めた時期だったことがわかる。
 ドイツはいかにして環境先進国となったのか。本書は法体系や企業の取り組みを交じえて、その道筋を解説している。
“拡大生産者責任”の仕組みこそ大量生産・消費の構造を変える
 著者はドイツが今日、環境先進国たり得ているのは、厳しい法的規制の“たまもの”と指摘する。確かに、70年にドイツで行われたアンケートでは「環境保護について聞いたことがない」との回答が60%あったというのだから、当時は市民の意識も高くなかったのだ。その後、環境保護の機運が盛り上がったのは、政府が関連の法整備を積極的に進めたからだ。
 著者はドイツの環境政策が、製品を作り販売する企業に、廃棄後の汚染への責任を持たせた“拡大生産者責任”の思想を貫いている点を強調する。リサイクルコストをメーカーが負担してこそ、大量生産・大量消費の構造にメスが入れられるという指摘は説得力がある。対して、来年施行される日本の家電リサイクル法では、コストを利用者が負担する形になっており、不法投棄や回収率の低さが問題とならないか、不安になる。
 ドイツ企業が環境保全型経営に熱心なのも目を引く。多くの企業が環境ISOの認証やエコラベルの取得に積極的なほか、見えないところでも環境保全の努力を続けている。厳しい法律があるだけでなく、環境意識の高い消費者の選別の目に、常にさらされているという緊張感もあるのだろう。
 環境先進国への歩みがわかりやすくまとまった1冊だが、以前は高くなかった消費者の意識がどんな過程で高まったのか、それがドイツ企業の対応にどう影響したかという点の解説をもう少し読みたかった。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.

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2000/07/01

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 循環型経済社会という思想が生まれた背景、それを実現するためにできた法律、現行のリサイクルシステムの仕組みなどを解説する。図表が豊富で文章もわかりやすく、基本知識を短時間で学べる。
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2000/07/01

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 スウェーデン在住25年の日本人が、市民に浸透したエコロジー生活の一端や先進企業の環境対応を紹介する。翻って日本でエコ生活を実現する仕組みを提案。環境への関心を自然に高める1冊だ。
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2000/08/01

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 我々が使う耐久消費財のなかで、自動車ほど、使用後の処理を気に留めずに済むものはないのではないか。下取りという便利なサービスが定着しているため、買い替えの際、今まで使っていたクルマを中古車として他者に転売した方が得なのか、廃車として解体・処分すべきなのかを考える必要がない。
 本書によれば、この構図は実は自動車産業自身にも当てはまっていたようだ。消費者から引き取った使用済みの車は解体業者に持ち込むだけ。その後の解体、破砕、処分、使用可能な中古部品の転売、といった段階にはほとんどかかわってこなかった。その結果、日本では年間の廃車発生量に関する正確な統計すらない。
 本書はこれまで明らかにされてこなかった、自動車産業の“静脈ビジネス”を詳説する。実態をつかみにくい解体業者、シュレッダー業者の現状に切り込み、解体後の部品や素材の流通状況を解説することで、静脈ビジネスが抱える課題を浮き彫りにする。
廃車の経済価値が激減しリサイクル業者の経営を圧迫
 かつては有価物だった廃車だが、昨今は経済価値が下落する一方という。主要な構成要素である鉄スクラップの価格暴落、再利用しにくいプラスチック素材の多用などの原因がある。解体、破砕後のゴミ処理に費用がかさむため、最近ではシュレッダー業者が解体業者に処理費を請求する事例が増えてきたという。
 零細企業が多い解体業者、シュレッダー業者とも厳しい経営環境にさらされている。こうした業者が廃車の処理責任を負うという、現状の自動車リサイクルシステムは、もはや限界にきているのだ。
 本書は造船や家電など他業界の事例や、ドイツで施行された廃車政令を引き合いに出しながら、日本での自動車の新しいリサイクルシステムのあり方を考える。利用者が費用を負担するのが「家電型」、メーカーが引き取り義務を負うのが「ドイツ型」のリサイクルシステムである。著者は、いずれ日本にも、後者の概念が浸透するだろうと予測する。
 新しいリサイクルシステムの構築は待ったなし。リサイクルコストを取り込みつつ、いかに競争力を維持していくか。自動車産業は大きな課題を背負っている。
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2000/08/01

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 発行企業が急増している環境報告書の理論と実務を解説すると同時に、将来に向けた課題も明示する。情報開示に優れた報告書の事例や、企業間比較が難しい実態など具体的記述が多い。
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環境政治入門

2002/06/20 22:15

2000/08/01

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 今日の環境問題は政治、経済、国際社会と強く結び付いているという問題意識のもと、日米両国の環境運動の変遷と政策を体系的に解説。米国と比較しつつ、日本の環境政治のあり方を提唱する。
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エコ・エコノミー

2002/05/17 22:15

2002/06/01

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筆者であるレスター・ブラウンは、おそらく世界で最も有名な環境論者の一人。1974年に米農務省の官僚を辞めて「ワールドウォッチ研究所」を設立した。
「生態経済学者」が活躍史上最大の投資機会を生む
 地球環境の現状を詳細に“診断”し、「世界の健康状態はより悪くなっている」と、世界に警鐘を鳴らし続けている。
 日本でも、すでに多くの著作が紹介されている。本書で展開される、目指すべき「エコ・エコノミー」も、前著「エコ経済革命」(1998年・たちばな出版刊)で示された未来の経済社会像の延長線上にある。
 それを簡潔に言えば「化石燃料に依存した自動車中心の使い捨て経済から脱し、自然エネルギーを基盤とし、鉄道と自転車中心のリサイクル社会を目指せ」というものだ。
 ただ、前著と違うのは、エコ・エコノミーに移行する道筋を、より具体的に示そうと試みていることだ。
 例えば、前著で「経済学者と生態学者の現状認識のズレをいかに埋めるかが課題」としていた政策論において、「経済学者と生態学者が協力して、環境負荷のコストを計算し、課税すべき」と一歩進め、近い将来「生態経済学者」なる新しい職業が生まれ、活躍すると予測する。
 筆者の真骨頂はここにある。競争力をそぐと産業界から評判の悪い「炭素税」さえ、新しい雇用を生むと積極的に捉える。
 このほか、新しい職業として、「風力気象学者」「リサイクル技術者」のほか、「家族計画カウンセラー」「自転車機械工」など、その発想は楽しい。
 さらに、「環境革命は、産業革命に匹敵する史上最大の投資機会を生む」と言い切り、自然エネルギーや養殖漁業、人工林などに対する膨大な投資の必要性を強調している。
 現代産業社会を否定する環境論者にありがちな、環境の時代が強いる不便さや縮小経済に対する「暗さ」はみじんもない。
 自然エネルギーだけで生活水準を維持できるのか、移動手段が自動車から自転車に替わって利便性と雇用を保てるのかなど、さまざまな疑問もわいてくる。だが、筆者にこれらの回答を求めるのは適当ではない。筆者は、エコ・エコノミーの創始者であり、“教祖”は細かいことまで気にしないからだ。
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2002/06/01

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林業の現状をレポートし、再生に向け提言する。一般的な林業の常識やいまの林業政策のすう勢に疑問を投げかける。「林業の危機は安い外材のせいではない」「間伐は必要ない」など、その内容は斬新。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.

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2002/06/01

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筆者は、ソニーで環境に配慮した設計を推進している技術者。設計・製造に取り組む現場の経験と知恵をまとめた実践的な内容になっている。特に、製品の組立性と分解性に配慮した設計について詳しい。
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2002/05/01

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 2001〜2005年が人類にとって決定的な時期になる。筆者は思想、経済、科学技術に対する歴史的な洞察を踏まえたうえで、こう結論づけている。18世紀後半に始まった産業革命により、19〜20世紀にさまざまな技術が開花し、現在の高度産業社会を実現した。この歴史的な流れが、根本的な転換点「マクロシフト」を迎えているという。
 産業社会は、先進国に繁栄をもたらしたが、国内・国家間で極端な貧富の差を生み、資源の大量消費を続けた結果、地球の限界がはっきりしてきた。頻発する地域紛争やテロは、富の偏在(資源やエネルギー利用の不公平)に起因しており、これまでの基本原理「神の見えざる手(=市場)」は行き詰まりを迎えている。
 人類は、「灌がい、青銅、文字」「鉄器」をきっかけとする2つのマクロシフトをすでに経験している。この経験から、マクロシフトが起こると社会や価値観が一変すると筆者は分析している。
 次にどんな未来を選択するかは、今の我々の行動にかかっていると筆者は指摘する。選択すべき未来の2つのシナリオとしては「最後の審判」と「前進」が提示されている。最後の審判は、人々の価値観や世界観が変わらず、自然環境の悪化と不公平感の拡大で暴力と無秩序の時代となるというもの。これを避ける前進のシナリオでは、持続可能性を実現するための新しい世界観の確立が必要となる。その世界観として、「全体性(ホロス)」を重視すべきだという。象徴的に言えば、「人生は、生き残りのための闘いである」という姿勢から「多様なものと生きることを学ぼう」という姿勢への変化である。この世界観は、個人のライフスタイルや企業行動の変化、国家のあり方の再検討を促すことになる。
 転換点の現在は、どちらのシナリオへも進める分岐点でもある。不安定な「カオス状態」にあり、非常な小さな動きが増幅されて全体の方向性を決定づけることになるという。そこで個人の考え方や行動が「最後の審判」か「前進」かを決めるカギとなるわけだ。
 SFの名作『2001年宇宙の旅』の作者アーサー・C・クラーク氏は、本書の序文で「運命としての未来を、わたしたちの望む未来に置き換えるチャンスがやってくる」と指摘している。これが本書の主題を端的に表している。
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