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先月(2017年6月)

古山裕樹さんのレビュー一覧

投稿者:古山裕樹

1 件中 1 件~ 1 件を表示

本格ミステリの趣向がぎっしりと詰め込まれている

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 密室、暗号、見立て殺人、貨車の消失、ダイイング・メッセージ……。2段組で700ページ近くに及ぶ長大なこの作品には、本格ミステリの趣向が過剰なまでにぎっしりと詰め込まれている。

 物語は過去と現在が交錯する。平成元年の東京で、ひとりの出版社社員がビルの屋上から身を投げた。やがて、残された妻の周辺でも不可解なできごとが……。そして、昭和13年の満州。建国神廟建立の祭典で上演されるオペラ「魔笛」を撮影すべく、「宿命城」を目指す一行がいた。彼らが遭遇するのは、古代の予言どおりに繰り広げられる、まるで探偵小説のような連続殺人事件だった。その周辺では、関東軍や抗日組織の策謀がうごめく……。

 権力者たちの織り成す歴史と、それに立ち向かう無力な人々の物語。「探偵小説」という「グロテスクでアブノーマル」な表現形式によって、満州国に代表される現実の歴史の「グロテスクでアブノーマル」な側面を浮き彫りにする大作である。

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