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アラン&バーバラ・ピーズさんのレビュー一覧

投稿者:アラン&バーバラ・ピーズ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

著者コメント日本の読者の皆さんへ

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『話を聞かない男、地図が読めない女』は日本で200万部近い大ヒットになり、驚くほど長いあいだベストセラーリストを賑わせました。
 日本での大成功は世界中の関心の的でした。私たちは行く先々でこう聞かれました。日本のように人間関係のルールが明確な国で、なぜこの本が人気を集めたのかと。その答えは簡単です。長いあいだ男性中心の文化が根強かった日本では、人間関係のルールがはっきりしていたし、社会行動にも厳格な決まりがありました。しかし、1990年代も半ばをすぎたころから女性の発言力が増してきて、古めかしい決まりごとが隅に押しやられたために、男と女の関係が完全に混乱状態になったのです。欧米では、1960年代に起こったフェミニズムが30年かけて成熟していったので、その意味をじっくり考えたり、必要に応じて社会の仕組みを変えていくことができました。しかし日本の場合、フェミニズムは一夜にして出現したようなもので、全ての人、特に男性は何の前触れもなくその波にのまれてしまいました。
 今や人間関係に絶対的なルールはありません。昔ながらの決まりを守って立派にふるまってきた男性たちは、よりどころを失って途方にくれています。考えてもみてください。5千年の長きにわたって、きちんと決まりごとを守ってきたのに、一夜明けたらルールも何もかもなくなってしまい、目の前には混乱と当惑と不満だけが渦巻いているのです。秩序だった環境で持ち味を発揮する男脳は、人間関係がおかしくなるとたちまちこんがらがるのです。
 しかし日本の女性たちはちがいます。人間関係の新しいルールがないことは変わりありませんが、古い伝統に縛られるのはもうごめんだと思っています。そんな考えかたは若い女性だけでなく、あらゆる年齢層に広がっています。
 こうした急激な変化に、男性はほとほと参っています。日本の女性は、男性たちを見下し、無能と決めつけています。男は「役立たず]だの「間抜け」だのとさげすまれ、「男なんてほんとうはいらないけど、いないとゴミを出すどきに困るから」と公然と言われているのです。
 欧米でもかつて同じような傾向がありましたが、30年以上の歳月のあいだに、人びとは変化に対応していきました。しかし日本では変化が急激すぎました。
(中略)
 『話を聞かない男、地図が読めない女』を書くにあたって、私たちは30か国以上で調査を行い、異性を理解することが万国共通の悩みであることを知りました。ただし男脳、女脳の働きそのものは、日本人も外国人も全く変わりません。異なるのは文化や社会習慣であって、脳の機能や、ものごとを優先させる順番は万国共通なのです。
 (中略)
 ここに来てようやく、日本の男と女は、相手の態度や意見、行動、信念に基づいて議論できるようになりました。男と女が相手に不満を抱いたり、怖れたりする最大の理由は、男と女は違うという認識がないことです。
 男に女と同じ行動をさせたり、女に男っぽい考え方をさせようとしても、何の解決にもなりません。
 男と女は考えかたがちがうし、何を信じるかもちがいます。ものの見かたや感じ方、行動のしかたも同じではありません。そんなちがいから目をそむけたままでは、人生は心痛と幻滅と混乱だらけで終わってしまいます。用は男女のちがいをうまく活用すればよいのです。それは、何が何でも男女平等という考えには反するかもしれませんが、生物学的には理にかなっています。異性と戦うのではなく、おたがいのちがいを利用するのです。
 このミニブックを、私たちの本を支持してくれたたくさんの日本の読者に捧げます。
(本書より引用)

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