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吉田卓也さんのレビュー一覧

投稿者:吉田卓也

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本ゴールの見えない物語

2000/11/22 16:05

ワールドサッカーの裏側が垣間見える一冊

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 不思議な本である。サッカーの本ではあるのだが、ピッチ上での話がほとんど出てこないのだ。マラドーナはフィールドの外でも大暴れしているし、レオナルド・ダ・ビンチの名前すら知らないロナウドがいたりもする。日記を書いているファンバステンがいれば、ベルカンプの試合を見ながらセックスしている著者までいる。多くのスーパースターが登場してくるのだけれど、彼等がサッカーをプレイしている姿は、ほとんど描かれてはいない。

 本書は、サッカーに関する面白い文章を集めて紹介されたイギリス生まれの傑作集である。それぞれの作品が、ピッチ内では決して見ることのできない選手の表情を豊かに捉えており、サッカー界の裏側をこっそり覗いているような、何とも言えない気分にさせてくれる。

 しかし、このようなことも全部ひっくるめたスポーツこそがフットボールなのだということを、この一冊は教えてくれているようだ。常につきまとう民族、政治の問題やビジネスの話、これら全てがフットボールの一部なのである。

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この不況を脱するには、阪神タイガース優勝しかない!

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 本書は、元タイガースのエースであり、現役参議院議員でもある江本孟紀が、独得の毒舌で綴った阪神タイガース再生計画である。恩師である野村監督をも痛烈に批判し、阪神復活を願う著者の本音が十分に伝わってくる。

 次期監督は田淵幸一で決まり!?そして江本氏自らヘッドコーチに就任か?おまけに江夏豊や掛布雅之、川藤幸三といった猛虎の申し子達までもをコーチとして召集するという、著者ならではの大胆な改革案がてんこ盛りの一冊である。

 ここ10年で最下位6回…。我らが阪神タイガースが、このままでいいわけがない。

 平気な顔で「野球は嫌いや」と記者の前で発言してしまう久万オーナーを筆頭に、無能で役立たずなフロント陣や、体の芯まで負け癖が染み付いてしまった選手達などのダメ虎どもを、根本から叩き直すのだ。

 阪神が強くないとプロ野球ばかりでなく、社会全体が盛り上がらない。「猛虎復活」は阪神ファンはおろか、国民全員の望みでもあるのだ。

 この本を読んで、我々ファンも一緒になって考えていきたい。そして阪神タイガース復活を、皆の力で成し遂げようではないか。

(吉田卓也/フリーライター)

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勝者になる為の「1ミリ」。それは大河のように果てしない。

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 勝者と敗者を決定づける「1ミリ」の間には、時として天国と地獄ほどの差が存在する。本書はそのたった「1ミリ」の因果関係を、とことん追及し分析している。

 ソウルオリンピックの100メートル背泳ぎ金メダリスト、鈴木大地にとっての「1ミリ」は、勇気ある「決断」から生まれた。銅メダルではなく金メダルだけを狙いに、自滅を恐れず敢えてリスクを犯し、見事な大逆転を演出して見せた。

 野茂英雄にとっての「1ミリ」とは、常に「挑戦」することによって築き上げられたものだ。メジャーリーグへ挑み、トレードや解雇といった苦境の時期にも決して逃げることなく「挑戦」し続けてきたからこそ、野茂は現在の地位を確立することができたのである。

 怪物ぶりをまざまざと見せつけている松坂大輔には、隠された「秘密」がある。直球のスピードばかりに目が向いてしまいがちだが、彼の秘められたゲームマネージメント能力こそが、勝利を掴むための「1ミリ」と言えるのだ。

 たった「1ミリ」。しかしアスリート達はその「1ミリ」の為に、切磋琢磨しているのである。勝者になる為の「1ミリ」。それは大河のように果てしない。

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サッカー不毛のフィールドにおいて、新しい可能性を切り開いた金子達仁のベストセレクション

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『キャプテン翼』が大ヒットしていた時代でさえ、サッカーを題材にしたスポーツノンフィクションは、ほとんど存在していなかった。本書はそのサッカー不毛のフィールドにおいて、新しい可能性を切り開いた金子達仁のベストセレクション第一弾である。

 『サッカーダイジェスト』『ナンバー』に収録された中田英寿、川口能活、前園真聖、ドゥンガらの本音を聞き出したインタビューや、元日本代表監督であるハンス・オフトと加茂周を批判した激烈なサッカー論、また同じスポーツジャーナリズムの世界に生きる海老沢泰久や青島健太との熱い対談などが、この一冊に凝縮されている。

 複数回行われた中田や川口のインタビューからは、各回ごとに彼らの成長や心境の変化が読みとれる。また各作品ごとに著者自らの解説が加えられており、金子自身の心情や本音、その時の裏話などを語っている。

 自分は「ライター」なのか「ジャーナリスト」なのか。その狭間でもがき苦しみながら、常に斬新な作品を生み出してきたカネコタツヒトの歴史書とも言える一冊である。

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